農民芸術学校ブログ

剣を犂に! 武器を楽器に! 鍬で大地を耕し、ヴァイオリンで心を耕す、世界平和のための学校を創りたい

農民藝術学校

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10月24日、青少年自立センタービバ塾による求職者支援制度を利用した農業実践科の第2期生の卒業式に、余市町長(本日泊原発の3.11後初の地域防災訓練のため代理出席)、JAよいち組合長、北星余市高校校長と共に来賓(有機農園えこふぁーむ代表)として出席。式典の最初に、ヴァイオリン独奏(ヘンデル作曲ヴァイオリンソナタ第2番ヘ長調から第1楽章)。ハローワーク担当者欠席により急遽お願いされた来賓としての挨拶では、しりべしなんでも百姓くらぶや農民芸術学校のことも紹介し、新規就農者にとっては自給的な有機農業という手もありますよというような話をした。

卒業生は、たったの3名(1名は途中で別のやりたい仕事がみつかったということで、あと1ヶ月というところで中退)だが、スタッフは充実している。3名のうち1名は青少年自立センターが初めて受け入れる定年後の熟年生であったが、若者の良き見本となったようだ。

第3期は11月からの3ヶ月間らしいが、真冬に何を実技は何をやるのかな?

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農民芸術学校一日体験コース2012年秋を、えこふぁーむを会場にして10月20日(土)開催しました。夏の8月26日に続いて第2回目の一日コースでした。あいにくの、雨が降ったりやんだり、少し雷まで鳴る天気になってしまいましたが、ほぼ予定通りのプログラムを、充実した内容で行うことができました。納屋とドームハウス、ブドウハウスと野菜ハウスの中で大半を過ごしましたが、雨の合間にちょこっと、露地のブドウ畑に野菜畑の見学、リンゴもぎもできました。栗拾いとブドウの裂果落としはあきらめましたが、何とか充実した一日になりました。第3回目の冬のコースは、外部講師を招き、農民オケ花巻公演を終えてからの2月に、開催を予定しています。
 受講生9名(午後からさらに1名)+スタッフ7名(2名所用で道外にいて欠席)、さらに午後から余市室内楽協会の皆さん11名が加わり、秋の一日を食と音楽で楽しみました。

まずは、10時から、前回同様、北海
イメージ 1道エコビレッジ推進プロジェクト余市ハル農場(本年4月開園)の管理人でもあるスタッフの笠小春さんの司会でオリエーテーション。農民芸術協会会長の金田勇氏(酪農学園大教授)による挨拶のあと、学校代表の私から農民芸術学校についての説明。そして、受講生とスタッフの簡単な自己紹介。

小樽商大から参加した学生3名のうち女性2名は、前回の夏コースで特別参加していただき大道芸で強烈なインパクトを与えてくれたにゃんこ先生に、アルバイト先の海猫屋で、ぜひ見ておくべきと言われて参
加してくれた。1名は実家が道東の酪農家とのこと。
イメージ 2千葉マリーンズのポンチョを着て参加してくれた長尾君は、私とは北大オケで同期のヴァイオリン弾きの銀行マン。年に1回の北海道出張と日程が合いはるばる千葉県から参加してくれた。会長の金田氏も、オケでは1年先輩でトランペット吹き。笠さんは、20数年後輩のホルン吹き。長尾君は、えこふぁーむ農産物の年会員にもなってくれており、今年1月の農民オケ中標津公演にも東京で弁護士の佐長君と共に参加してくれた。
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外は激しい雨になってきて雷も鳴りだしたので、圃場での講義をあきらめて、納屋の中でこの日のために用意した「ブドウ学」資料で講義。雨が少しやんだ頃合を見計らってリンゴ園に行き、本日のプログラムの目玉である焼きリンゴの材料を収穫。続けて栗拾いもしようと思ったが、また雨がふってきてしまったのであきらめ、栗はすでに収穫したものがあったので、それを食べることにしイメージ 14た。

雨宿りのために野菜ハウスに入り、秋になって全く水遣りをしていないこと、ハウス栽培のメリットなどについて説明。ハウス野中に1本だけある食用ホオズキを試食。ハウスの中にあるパプリカ、トマト、ナス、ホオズキすべてナス科の作物であり、本来はナス科としての連作を嫌う。トマトの青枯病など連作障害も少し出て来ていて、連作による病害の対策として農家では野菜の接木栽培をしていることなども説明。

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 焼リンゴに適した紅玉(Jonathan)を、無農薬のため袋がけしてあっても虫食いや黒星病のひどいものを避けて収穫し、底の部分を残してナイフやスプーンで芯をくり抜く。
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シナモンパウダーをふりかけ、バターを詰めた後、道北農村センターからいただいた天然はちみつをスプーン一杯ずつ注ぐ。

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リンゴはアルミ箔でくるみ、炭火で熱したダッチオーブンにもアルミ箔を敷いてリンゴを入れ、隙間にもナイフで切れ目をいれた栗を投入。
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蓋の上にも炭を乗せ、食後のデザートの出来上がりを楽しみにしイメージ 4て、納屋の2階に上がり昼食。











スタッフのさと子さんが用意してくれたメニューは。玄米五目ごはんに、根菜たっぷりけんちん汁、ほくほくカボチャ、キャベツの玄米塩麹漬け。メノビレッジから準君が持ってきてくれた自然卵のゆで卵も作った。野菜はすべて、えこふぁーむで採れたもの。(私か未来君&さと子さんの育てたもの)
 とにかく野菜の味が濃い。みんな、いつもこんな食事をしている未来君をうらやんでいた。
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20分ちょっとでダッチオーブンの蓋を開けると、栗にはナイフで切れ目をいれておいたので上手く行ったが、リンゴはアルミ箔をきっちりくるみすぎて、いくつかのリンゴが爆発。蒸気抜きの穴をフォークであけておくべきだった。何事も失敗から学べる。
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加熱調理して食べるのであれば、酸味の強い紅玉にまさるリンゴはない。形が崩れても、味は同じ。
栗は、爆発したリンゴから出たはちみつのおかげで、天津甘栗のような感じになっておいしかった。イメージ 8















イメージ 9午後も雨が降ったりやんだりで、ハウスの中でブドウの講義の続き。写っているのは沢登晴雄先生交配のブラック・オリンピア。農薬の生体濃縮の問題、ワインの作り方や、市販ワインの原料の実態のことなど、様々な問題を質問を受けながら話す。









イメージ 10剪定のやり方について、若木を1本使って実際に剪定の見本を示す。剪定した後、棚にを縛っている縄を切ってブドウの樹全体を地面に伏せて冬を越す。

棚栽培にしろワインブドウの垣根栽培にしろ平面で作るブドウの場合、その年に伸びた枝の大部分を冬の間の剪定によって切り落とさねばならず、どの枝をどのように残すか考えながらやる作業の大変さに、皆おどろいていたようだった。確かに、剪定作業は果樹栽培の要であって、植物生理の基本を理解した上で長年の経験と技術を要し、地域により個人により様々なやり方がある。

イメージ 12雨が上がった頃合で、野菜畑を見学しながら、まだ内装作業が途中のドームハウスに向かう。ドームではすでに余市室内楽協会の皆さんが、スタッフ助乗さんの指揮でリハーサル。そこに、受講生で千葉から参加してくれたヴァイオリンの長尾氏、室蘭から参加してくれたチェロの栗山氏、私も加わり総勢14名の弦楽オーケストラ。会長の金田氏もヴァイオリンでリハーサルから参加です。肩を故障中の山川氏(仁木果樹農家、チェロ)も聴衆として参加してくれました。

コンサートは、客席の皆さんにも歌詞のついた楽譜を配り
、全員に参イメージ 13加してもらいました。
1.パッヘルベルのカノン(弦楽のみ)
2.小さい秋みつけた
3.里の秋
4.もみじ
5.からたちの花
6.アメイジング・グレイス
7.北国の春
8.ふるさと(アンコール)
9.ラデッキー行進曲
 お客さんは手拍子で参加。スタッフの笠さんにはパーカッション(締太鼓+タンブリン)で加わってもらう。
 この後、赤井川塾の中村夫妻による「なんちゃってオペラ」講座。玉川大教育学部出身のお二人が、玉川学園の幼稚園から大学院生までが常に親しんでいる「愛吟集」からカタカナ書きのイタリア語の入った歌詞カードを皆に配り、「オーソレミオ」と「サンタルチア」を全員でうたう。中村明子村議のキーボード伴奏に合わせて、私はヴァイオリンで伴奏。次回は、中村雅志さんのギター伴奏でも歌を楽しみたい。

コンサート終了後、ドームハウスで受講生とス
タッフでふりかえりの会(シェアリング)を行い、参加者から学んだことや感想を述べてもらいました。

その後ス
タッフのみ残って、納屋で炭火を囲み昼食の残りもいただきながら、農民芸術協会(会長:金田勇氏)の会議を行う。次回、冬の一日コース、農民芸術学校についてのシンポジウム、寄付集めのためのパンフレット作りのことなどを話し合いました。

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いよいよ今週の土曜日20日です!

 当初予定のやさい学は午後にまわし、午前中にくだもの学を兼ねて、リンゴもぎ(紅玉)と栗拾いをやって、ダッチオーブン2台で焼きりんごと焼き栗の同時製造に挑戦します。ブドウの裂果落としと、剪定講習もやりたいと思います。
 お昼は、さと子さんが、うちの野菜をたっぷり使った混ぜご飯と汁物、浅漬けをご馳走してくれます。
 午後は、やさい学。晴れた日が続けば、遅れている芋掘りも一気にやってしまえるのですが、このところずっと雨で、残念ながらそれはできません。沢庵用に、ダイコン抜いて干すのでもやりますか。
その後は、建設中のドームハウスでコンサート。農民オケにも所属するスタッフ4名のほか、室内楽協会から9名、室蘭市民オケから1名、千葉のオケから1名が演奏に協力してくれます。ギター、ピアノのできるスタッフも加わって、皆でおなじみの歌を生演奏と一緒に歌いたいと思います。
何か楽器のできる方、飛び入り出演も大歓迎です!
 とにかく秋を満喫できる一日になるはずですが、ちょっと心配が天気です。週間予報では、ずっと傘マークがついたまま。まあ雨でもとにかく、できることをやります。

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農民芸術学校一日コースに、夏に続く第2弾を10月20日(土)に開催いたします。とりあえず、今回も講義は私の野菜学と果物学の実地講義が中心で、作業も体験していただきます。
参加希望者は、直接私にメールを下さい(HPからアクセスできます)。何か楽器を持っている方は楽器持参でお願いいたします。楽器のない方にも、歌でコンサートに参加していただきます。
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フェリス女学院大学多文化共生ゼミ北海道研修旅行

9月11〜13日、横浜のフェリス女学院大学文学部、多文化共生ゼミ3年生の学生10名と大倉一郎准教授が、北海道研修旅行のプログラムで余市を訪問。えこふぁーむと余市教育福祉村で、北海道の農と食をたっぷり体験しました。
 
前日大雨で白老のアイヌ民族博物館へ行けイメージ 1ず、札幌でアイヌの女性から刺繍などについて学び、この日は開拓の村で北海道の移民の歴史を学び、夕方6時前の汽車で余市駅に到着、駅前の柿崎商店「海鮮工房」で新鮮な海の幸を堪能しました。
 
イメージ 2宿泊場所のNPO法人余市教育福祉村(余市ふれあい農場)のセンターハウスに農民芸術学校スタッフの車3台で移動。教育福祉村代表理事の菊池大先生に大倉先生ご挨拶。
 
イメージ 9女子大生は、さっそくはしゃぎまわる。

 
イメージ 13まずは、簡単に自己紹介。3.11を契機に農業に関心を持ち始めた学生や、ヴァイオリンをやっていた子が10名のうち3名もいたことなど、大倉先生も学生たちの意外な一面を、このようなチャンスによって初めて知ったようです。

 
一日目夜は、セイコーマートの500イメージ 14円ワインを、えこふぁーむの濃厚ぶどうジュースで割って飲みながら懇親。翌朝はえこふぁーむの各種ジャムをパンに塗って朝食。昼は皆でおむすびを握り、農民芸術学校のスタッフさとこさんが野菜汁をつくってくれました。午前中は、学生たちは教育福祉村を散策、ブルーベリ狩など体験。その間に、農民芸術学校スタッフ(農民芸術協会という組織でスタートすることになりました)は札幌からもメンバーが集まり大倉先生含め8名で会議を行いました。

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余市教育福祉村は4.5haの農地にたくさんの施設があり、200名以上の会員によって維持されています。左はログハウス、右はセンターハウス、他に事務所、農産加工所、倉庫、別法人にもなっているビバハウス(青少年自立支援施設)も敷地内にあります。

 


イメージ 16上の畑からセンターハウスを見下ろしたところです。その向こうに見えるのは、シリパ岬です。シリパ岬は岬と水平線に2度沈む夕陽で有名です。教育福祉村「余市ふれあい農場」では、「夕陽の丘」ブランドでトマトジュースや梨ジュースやベリー類(ハスカップ、アロニア、ブルーベリーなど)のジャムなどを作っています。
 
午後から、教育福祉村から車で3分の、えこふぁーむに移動イメージ 22て農場見学と農作業体験。ハウスでぶどうを摘んだあと、夕食で食べるためにとうもろこしの収穫。一部はキツネに食べられていましたイメージ 17。生でも少し食べてみました。
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 丘のてっぺんに建設中のドームハウス内を見学しました。音の反響を面白がっていました。

 

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イモ掘
りの前に、まずは草抜きです。除草剤を使わない有機栽培では、これをやらなくてはなりません。根から土をよく落とすことが肝心です。アカザの根には土がいっぱいついてきて、土の中にイモが入っていることもあるので注意します。
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ようやく収穫です。イモを切らないように剣先スコップを使うのに、なかなか要領がつかめない学生が多いです。
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やっぱり収穫は楽しいし、大勢でやると早いですね。




 
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トウモロコシ、ジャガイモの他に、ミ
ニトマトも収穫しました。畑をまわりながら他に、ナス、枝豆、サヤインゲン、ササゲ、カボチャ、スイカも収穫して、夕食で食べました。
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収穫した食材を積んで教育福祉村に戻り、これからバーベキューコーナーで夕食です。
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バーベキューの準備。ナスとカボチャは適当な厚さに切っただけですが、トウモロコシ、ジャガイモ、インゲン、ササゲは下茹でしました。肉イメージ 24は一晩えこふぁーむのニンニクをすりおろしたタレにつけておき、昼にあまったご飯で焼きお握りも作りました。

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バーベキューコーナーには、耐火煉瓦で造ったピザ用?の石窯も備えられていました。いいチーズが手に入れば、今度はピザもやってみたいですね。
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まずは、シーコさん(大倉先生のポルトガル語のニックネームです)の発声で乾杯。
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やはり、女子大生ばかりだと華やかですね。
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しーこさんは、誰にも分からないメラネシア語の歌を歌いながら踊りました。
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だいぶいい感じになってきました。


中学1年までバイオリンを習っていたというイオリちゃん。ヴィヴァルディのコンチェルトを思い出しながら少しだけ弾きました。


2泊目の朝ごはんは、さとこさん(左端)がネパール風?カレーをつくってくれました。昨日の食べ残した野菜も全部使いきりました。
朝ごはんを食べて、掃除片づけをしたら、もう出発です。


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朝8時代の汽車で、札幌に行き、今度は北海道の在日コリアンについて学びます。しーこさんのお連れ合いは在日2世で、札幌に住むお父さんは強制連行された朝鮮人の最後の生き残りみたいな人です。一方、函館出身のしーこさんのお父さんイメージ 12、千島(クリル)列島最北端のシムシュ(占守)島に1000名以上の朝鮮人を連行する途中で米軍に撃沈された太平丸に乗っていて、助かった10数名の一人ということです。大倉先生は、そのことを太平丸に乗っていて助かった在日朝鮮人の裁判を支援している間に、その裁判での証言が初めてきく話ではなく、亡くなったお父さんが話していた話とぴったり同じだったことを思い出して、愕然としたそうです。運命とは不思議なものです。
 
 

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