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8/21〜22と実家に帰っていました。
母が施設から一時帰宅したので、様子を見に帰ったのです。
父はもういっぱいいっぱいで、私の帰りを心待ちにしていたようです。
実家の猫も決まった時間に餌をくれる人間を待っていたらしく、お腹をすかせて近寄ってきました。
父の痴呆が少し進んでいるので、猫の事を忘れてしまうんですねー
母の病状は、日や時間でコロコロ変わります。体温調整も出来にくいので、しんどそうです。
一日目は私を認識できず、うわごとで兄の事を言っていました。
目も開けず、寝てばかりでしたが、ヘルパーさんの声掛けには「はい」と返事をしていたようです。
前回も私を認識できず、悲しい思いをしたので、これからは悪くなるばかりだろうと諦めていました。
それが、二日目の朝、
父が母のそばで大泣きをしながら話しかけていると、なにやら返事をしています。
私も何気なく「おかあさん、shihoよ」と声掛けをすると、「shihoちゃん、もう帰るの?」と返事をしてくれました、
何カ月ぶりでしょうか・・・少しの時間でしたが以前の母が戻っていました。
「おかあさん、前回は私をティッシュ泥棒とまちがえたんよ」と言うと「あははー」と以前のように陽気に笑うのです。
急いで金沢にいる義姉家族へTELをして、母の大好きな孫(mio)と話をさせました。
私たち家族に、明るい日が当たった一瞬でした。
寝たきりで、夢の世界に住んでいる母を看ても涙が出なかった私が、正常に戻った母をみて涙が止まりませんでした。
私を理解してくれて、愛情を注いでくれた母の心がこの世から消えてしまったら、私はこの世に一人きりで取り残される気がします。
両親の精神の死を経験した子たちは、だれもが同じ悲しみを感じるのでしょうね。
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