Edgeのらーめん徒然草

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げんこつしお@870
 
当時では珍しい無化調で一世を風靡したげんこつ屋も、多店舗展開の失敗で倒産したのが10年以上前。
その息子さんが味を復活させてラーメン博物館に二代目として開店させた。私も昨年その味を確かめに行って懐かしんだものだ。
そのラーメン博物館を卒業して、今年成城に路面店をOpenさせた。それに続いて2号店を、縁深いこの阿佐ヶ谷にOpenさせた。阿佐ヶ谷店は、息子さんのお姉さんの店との情報もある。
場所は中杉通りの北方向。開店まだ一週間経っていないこともあり、店前には多くの花で賑わっている。「懐かしいね」と言いながら入って来る客で賑わっていた。
げんこつ屋の塩と言えば豪快ラーメンなのだが、こちらでは通常メニューとして塩が提供されている。それは珍しいと思い、塩の食券を購入。
 
丼の模様も懐かしい。当時のものを再現したのだろうか。
白っぽい半濁スープ、断面のスクエアな中細麺、ロース叉焼、メンマ、味玉半玉、刻み葱、分葱少々、海苔。
 
まったりした口当たりと脂感、そして魚介のふんわりしたスープの融合。これがげんこつ屋の味わい。
鮪節を使ったスープは、鰹節と違ってトゲトゲしさがなくまろやか。脂感も出てコクがある。
動物系のスープがそれを下支え。そのバランス感が良い。
香味油でまったりした味わいを与える。記憶の味では、もっと脂感が強かったと思うのだが、こちらはアッサリめに感じる。脂の強い味に慣れてしまったからそう感じるのかもしれない。
塩は角が尖った印象。まったり系スープにキレを出すために、あえてこうしているのかもしれない。少々、後口に塩気が残ってしまう。
 
断面のスクエアな中細麺はツルツルな口当たりで、チュルチュルした食感。関西ではたまに見かけるタイプだが、東京では珍しい。三河屋製麺の麺箱だった。
ロース叉焼は箸で簡単に崩れてしまうほどに柔らか。これはこれで旨いのだが、もう少し形が残るように仕上げた方が食べ易い。
メンマはコリコリして食感のアクセント。
味玉は固茹でタイプで食べ易い。
神経質なほどに刻んだ葱も特徴的。スープ、麺と一緒に刻み葱が持ち上がり、風味を与える。分葱はいろどり。
海苔は少し張りのあるタイプ。小さめなので、食感はあまり気にならない。
 
当たり前とも言えるが、ラーメン博物館で食べた時の印象と変わらない。懐かしい味だなとも思うし、こんなだったかなとところどころで思う。
豪快ではない普通の塩を選択したところ、ベースの味は分かり易くなったが塩の尖った印象が気になった。現時点では、醤油の方が合うと思う。
 
水のサーバーが食券機脇のみにあり、取りに行きにくい。導線は工夫の余地がありそうだ。
厨房向きカウンターの背後にも席を設けてあり、そちらを使うと狭くなりすぎるのも難点。
価格はラーメン博物館時代と同じで、路面店としては高めな設定。当時から他店より高めな価格設定だった店なので、こんなものなのかもしれない。
何にしても、この味が復活したのは嬉しいかぎり。永く保ってもらいたい。
いま、私の頭の中では「The show must go on / Queen」が流れている。

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