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クリント・イーストウッドのふたつの「硫黄島」の映画の話である。
NYでは、このふたつの映画の評判はすこぶる良いようだ。
先月見た「星条旗」はそれなりに良かったし、「硫黄島からの手紙」はどの新聞のコラムでもべたほめで、通常、☆☆☆でも相当高い評価なのに、☆☆☆☆とされているのもあり、是が非でも見てみたいと思っていたのである。
そして、「英語は分らないから嫌だ、、、戦争ものも嫌だ、、、せっかく、NYに来ているのに映画で時間をつぶすのは嫌だ、、、」と映画鑑賞を拒否する愚妻を、「日本語だし、、、渡辺謙が主役だし、、、あとで、美味しいものでも食べよう、、、」と言いくるめて、見に行ったのである。
で、、、
ぼくは戦争ものが好きなのでこの手の映画は結構見ているが、筋書きや内容はともかく、リアリティーの点では、同じ戦争映画である「Band of Brothers」や「Private Ryan」に比べると、かなり見劣りしたものに思えた。シーンの展開も今ひとつ流れが悪くて、理解しにくいし、、、
特に、戦闘シーンや自決シーンで、何故か、伝えるべき怖さがぼくには感じられなかった。
昔のちゃちな日本映画となんら変わらないのだ。
しかけた火薬がドカーン、、、
パパーンと飛び交う鉄砲の音、、、うーん、、、
それに、アメリカ人にはどう見えたのかは分らないが、ぼくには、日本人の演技者に、ハリウッド映画に出ているんだといった気負いも感じて、見てられず、結局、この映画で深く感動することはなかった。
しかも、ふたつの映画が折角同じ舞台(硫黄島)であったにもかかわらず、交錯したシーンがほとんどないのが、逆に奇異にさえ感じた。お互いに完全に一方向の視点しかないのだ。
もちろん、この映画は、戦争のもたらす悲劇を主題としたものであって、戦闘シーンそのものには大きな価値はないのかもしれないが、ぼくは、もっとどろっとした映画であることを期待していたし、そうでなければ、本当に、イーストウッドの言いたいことは伝わらないのではないかとさえ、思っている、、、
ちなみに、愚妻は、「日本語で良かった、、、」とご満悦なり、、、
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アメリカで観るとひいてしまうのでは、と思っていましたが、edogawaさんんの感想はイマイチですか。私は戦争映画の中では結構好きな感じの作品でした。むしろBand of Brothersを全部観る意欲はないかなあ。
2007/1/3(水) 午前 0:47
幾人かの人たちをあまりにも立派な人間として作りすぎてる感じがして嫌でした。
2007/1/3(水) 午前 2:30 [ edogawatsutomu ]
不謹慎かも知れませんが、私はギャング映画と戦争映画が好きです。Male bondingを感じ、家族や愛する女性との関係など、人間らしく思ってしまいます。戦争映画ではやはりベトナムを舞台をしたものに感じるものが一番あり(アメリカ映画だからでしょうけど)、Deer Hunterの切なさは、映画が公開された切ない時期も重なり、一生一番心に残る戦争映画だと思います。余談ですが、クレイマー VS クレイマーも、あの時代だからこその名作だと思います…^^
2007/1/19(金) 午後 10:06 [ 寿 玉緒 ]
ぼくもディアハンターは大好きな映画のひとつです。何度も見ました。プラトーンなんかも好きです。
2007/1/19(金) 午後 10:48 [ edogawatsutomu ]
ボクにはドロドロしてたら、逆に伝わらないような気がしましたけど。ボクは、満足しましたよ。
2007/1/27(土) 午前 11:22
Gakuさん まあ、事実を題材にしたフィクションですからね、、、
2007/1/28(日) 午前 1:08 [ edogawatsutomu ]