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発句(2)の続き

牡丹持もつがもつほど花の貧ン 分外 宝永元年 1704
しぼミても命長しや菊の底 千句塚
ずっしりと南瓜落て暮淋し 番橙集
月ひとつもたぬ草葉の露もなし 〃
花水にくたけては舎利となる水 〃
釣上よ蓮のうき葉を藤のつる 賀之満多知 宝永二年 1705
枯にけり芭蕉を學ぶ葉廣草 誰身の秋
長雨の空吹出せ青嵐 〃
枇杷黄也空ハあやめの花曇り 〃
□□□□□けふや八橋寺の杜若 〃
涅槃会や花も涙をそゝぐやと かくれさと 宝永三年 1706
木の間ゆくかづきにちらし櫻かな 東海道記行
喜撰法師師螢のうたもよまれけり 〃
白雲を下界の蚊屋につる夜哉 〃
茸狩やひとつ見付しやみのほし 〃
雲半山石をのこしてもみぢけり 〃
至れりや杉を花ともやしろとも 〃
宿からん花に暮なば貫之の 〃
辧慶の面影白し花の雪 〃
さてはさうか花の跡とてなつかしや 〃
さびしさを裸にしけり須磨の月 〃
朝霧に歌の元気やふかれけむ 〃
廻廊にしほみちくれば鹿ぞなく 〃
珠は鬼火砂糖は土のごとくなり 〃
夕立にやけ石寒し浅間山 〃
鴨の巣や富士にかけたる諏訪の池 〃
霧雨に衣通姫の素顔見む 〃
遅き日やしかまのかち路牛で行 〃
しんくたる山はいろはのはじめ哉 〃
ふみもみじ鬼すむあとの栗のいが 〃
月夜よし六星の松の中ほどに 〃
浦島が鰹は過ぬいまだ 〃
ほとゝぎすかたじけなさやもらひなき 〃
何となくそのきさらぎの前のかほ 風の上 宝永四年 1707
たきさしやそ朶の中よりこぼれ梅 梅の時 宝永五年 1708
かくれがの芝居の市に花ちりぬ 〃
山は朝日薄花櫻紅鷺の羽 星會集 宝永六年 1709
我むかし一重の壁をきりゞす 既望
筆始手に艶つける梅柳 〃
長明が車にむめを上荷かな 誰袖 正徳元年 1711
竹植る其日を泣や村しぐれ 鉢扣 正徳二年 1712
晝の内鴎に眠りちどりにハ 千鳥掛
茶の花や須广の上野ハ松ばかり 〃
初なづな鰹のたゝき納豆まで 〃
馬に市かきつバたには人もなし 〃
剃からは髭も惜まじかみな月 みかへり松 正徳五年 1715
しらゞししらけし花の墨のもと 昔の水
はずかしの蓮に見られて居る心 黒露書簡 正徳六年 1716
初夢や通天のうきはし地主の花 〃
江戸ごゝろ鰹と聞けばまなもよし この馬 享保元年 1716
辞世の句
初夢や通天のうきはし地主の花

項羽が騅佐々木が生喰の木瓜の花 鵲尾冠 享保二年 1717
あれて中く虎が垣ねのつぼすみれ 素堂家集 享保六年 1721
朝鮮もなびけしあとや野人参 〃
我舞て我に見せけり月夜かげ 〃
たけがりや見付ぬ先のおもしろさ 〃
袖の香やきのふつかミし松の露 〃
鮎小鮎花の雫を乳房にて 〃
水縁に白魚あきらかなり雁しばし 〃
貳朱花や揚屋の目にはしぼみ咲 〃
蓮に蛙鶯宿梅のこゝろかよ 〃
夕だつや石山寺の銭のおと 〃
朝がほは後水尾様の御製かな 〃
名月に明星ばかり宿直かな 〃
椎の葉にもりこぼしけり露の月 〃
さび鮎も髭にふれずや四十年 〃
尾花かくす孫彦ぼしやけふのえん 〃
地下におちて風折ゑぼしなにの葉ぞ 〃
世は鳴戸暦はづれに渦もなし 〃
はつむかし霜の芭蕉のたもとより 〃
瓢枕宗祇の蚊屋はありやなしや 〃
とくくの水まかねバ来ませ初茶湯 〃
胴をかくし牛の尾戦ぐ柳哉 〃
筬の音目を道びくや藪つばき 〃
谷川に翡翠と落る椿かな 〃
是つらよよし野の花に三日寝て 〃
いつか花に小車と見む茶の羽織 〃
菜畠の爰が左近のさくらかよ 〃
朝虹やあがる雲雀のちから草 〃
夕風に見うしなふまでハ雲雀哉 〃
村雨につくらぬ柘植の若葉かな 〃
水や空うなぎの穴もほし螢 〃
山すゞし京と湖水に眼三ツ 〃
千鳥聞し風の薫りや蘭奢待 〃
三日月をたはめて宿す薄かな 〃
袖ミやげ今朝落しけり野路の月 〃
宿に見るもやはり武蔵野の薄哉 〃
蓮の實の泥鷺をうつ何ごゝろ 〃
簔むしの角やゆづりし蝸牛 〃
有明の蕣の威に氣をめされ 〃
あさがほよおもハじ鶴と鴨のあし 〃
塔高し梢の秋のあらしより 〃
松陰におち葉を着よと捨子哉 とくくの句合 享保二十年 1735
天の原よし原富士の中ゆく時雨哉 〃
綱さらす松原ばかりしぐれかな 〃
暮おそしつる賀の津まで比良の雪 〃
炭竃や猿も朽葉もまつも雪 〃
浮葉巻葉立葉折れ葉とはちすらし 〃
棚橋や夢路をたどる蕎麦の花 〃
名をとけて身退しや西施乳もどき 〃
老の春初はなげぬき今からも 〃
土佐が繪の彩色兀し須磨のあき 〃
此暑氣に樓舟なし隅田川 有渡日記 元文二年 1737
そよ更にむかしを植てしのぶ艸 蜀川夜話 宝暦七年 1757
蕣は朝なくの御製かな 秋の七艸 宝暦十二年 1762
地は遠し星に宿かれ夕雲雀 摩訶十五夜 明和二年 1765
瀧あり蓮の葉にしばらく雨 去来抄 安永四年 1775
大井川桃の雫や石一つ 雪丸げ
鮎の子の何を行衞に上り船 〃
江を渡る梅あミほせる男しるべせよ 真蹟
鶉聲して鼠ハふるすに帰けり 〃
唐がらしあけをうばふやなすびあへ 〃
池芙蓉國に入て夢かうばし 〃
うたゝねや孤山の梅を妻と見て 短冊
初空やねまきながらに生れけり 〃
水てりてうなぎの穴も螢哉 短冊
粟津野やこのまの星を打螢 〃
ふくる夜は簾も蚊やも螢哉 〃
後朝にきぬひきかつぐ螢かな 〃
けふとてや行脚姿で帰花 〃
星やあふ秋の七草四人なし 〃
糸梅に袖にむさし野鳥のこえ 〃
我ほかに誰やきませと花芒 葛飾正統系図


参考文献
荻野清氏著『元禄名家句集』
大野酒竹著『素堂句集』
黄東遠氏著『山口素堂の研究』
拙著『山口素堂の全貌』


在疑(荻野清氏『元禄名家句集』による)
朝顔の車は二条わたりとも 素堂家集 文化・文政頃
天の原不二をひとくち茄子哉 〃
うらゝかやそらにもうつる鶴が岡 〃
川舟やはやほとゝぎすまつち山 〃
草刈にあしもと見よとづみれ哉 〃
こもりくのはつ明ぼのに何もかも 〃
酢ごのみや花に女のとまり客 〃
角帽子雪にしぼむか不二詣 〃
魂は古巣にかへる紙衣 〃
ゆふだちやまつ青傘のつゞくまで 〃
蕣や筆匂ひなき松花堂 白蓮集解説 満延元年
安房上総つぎ馬もがな汐干潟 〃
青梅やふところにしてたらちねへ 〃
かの岡に草かるおのこ秋の風 〃
かるぐと笈の出立や更衣 〃
草や非情有情となって飛ぶ螢 〃
木隠れの袖もまだ若し初時雨 〃
心なし我に別れて駕の蝶 〃
我ものにして物さわがしやぶどう棚 〃


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