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ザルツブルク・イースター音楽祭 in JAPAN ホール・オペラ® 
ワーグナー:楽劇『ラインの黄金』
−舞台祝祭劇《ニーベルングの指環》序夜

日時20161120() 16:00開演(開場15:20、終演予定18:30  原語上演/日本語字幕付 休憩なし)
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ザクセン州立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ドレスデン)
楽器編成:フルート4(ピッコロ持ち替え2) オーボエ4(コールアングレ持ち替え1) クラリネット3 バス・クラリネット1 ファゴット4(コントラファゴット持ち替え1) ホルン8(ワーグナー・テューバ持ち替え4) トランペット3 バス・トランペット1 トロンボーン4 テューバ1 ティンパニ2 大太鼓 小太鼓 シンバル トライアングル 鉄帖18 ハープ6 ほか 弦5部(16-16-12-12-8)


イメージ 2Conductor: 
Christian Thielemann
Performers:
Wotan: Michael Volle (baritone)
Fricka: Mihoko Fujimura (mez-sop)
Freia: Regina Hangler (soprano)
Alberich: Albert Dohmen (bass-baritone)
Mime: Gerhard Siegel (tenor)
Loge: Kurt Streit (tenor)
Donner: Alejandro Marco-Buhrmester(bar)
Froh: Tansel Akszeybek (tenor)
Fasolt: Stephen Milling (bass-bar)
Fafner: Ain Anger (bass)
Woglinde: Christiane Kohl (sop)
Wellgunde: Sabrina Kögel (mezzo-soprano)
Flosshilde: Simone Schroeder
(contralto)
Erda: Christa Mayer (mezzo-soprano)
Orch: Sächsische Staatskapelle Dresden
Direction/Costume/Lighting:Denis Krief
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私たちの座席は2階のRB10列2、3番でした。1階平土間席のお客さんの中には音が上に飛んでしまい楽しめなかったというかたもおられましたが、私たちの席はオケの音、歌手の声ともに申し分のないものでした。歌手の声はまるでマイクでも使っているのではないかというくらい迫力のあるものでした。









イメージ 4ティーレマンを聴くのは初めてですが、シュターツカペレ・ドレスデンを聴くのは2回目です。2008年3月27日(木)、ザクセン州立歌劇場(ゼンパー・オーパー)でワーグナーの「パルジファル」を観賞した時です。来日したメンバーはその当時と少し変わり若返ったようです。オケの音もより流麗になったようです。
オペラ劇場の頂部の豹パンサーが引くクヴァドリーグ=四頭立てニ輪馬車が見事です。1828年〜41年に建築家ゴットフリート・ゼンパーにより建てられたザクセン州国立オペラ劇場。1869年に火災により焼失し、1871〜78年に、やはりゼンパーによりやっと再建終了。その豪華さはヨーロッパでも1、2位を争い、音響効果でもミラノ・スカラ座に勝るとも言われます。第二次世界大戦で壊滅的な被害を受けましたが、1985年に修復工事が完了、再び荘厳な姿を現しました。1842年、ワーグナーのオペラ「リエンツィ」、「さまよえるオランダ人」、「タンホイザー」が初演されました。また、リヒャルト・シュトラウスの九つのオペラも初演されています。写真左に映っているリンタクにホテル前から乗って劇場前まで行きました。右手前の銅像はザクセン王ヨハンの像です。
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これはゼンパー・オーパー劇場内です。美しい緞帳です。オリジナルの物は1875年カールスルーヘ生まれのフェルディナント・ケラーによりデザインされました。戦災で焼失したため、1977年〜85年の期間、ドレスデンの画家たちにより再度描かれ刺繍されました。中央の絵はフランツ・ティッペルの作で、情熱のトーチを持つファンタジーが文学・喜劇・歴史に登場するミューズ神に囲まれています。上段の絵はキューピッドに囲まれた詩人たち、下段の絵はゼンパーオーパー所縁の作曲家たちです。

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オーケストラ席と舞台
何か、穂高連峰を思わせるような襖絵?ミスマッチング?




 


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シュターツカペレ・ドレスデンの演奏は完璧なものでした。ティーレマンがこれほど見事にオケを統率するとは…やはり評判通りの指揮者でした。しなやかで粘り強い!弱音の美しさ!地底から響きあがってくる歯切れよく力強いコントラバスやチェロの音色、さらには爆発的な金管の音色。どの音色も今まで聞いたことのないワーグナーサウンドでした。


イメージ 8どの歌手も完璧!上手い!文句なし!ティーレマンが歌手をリードする手法が極めて巧い。「さぁ、おいで!」という感じで歌手の音量を損なうことなく、オケを歌手に合わせるテクニックには感心しました。個人的にはファーゾルト役のステファン・ミリング、唯一のバス…ファフナー役のアイン・アンガーの声に酔いしれました。それに藤村美穂子…ますます円熟したメッツォ。彼女のドイツ語の子音の美しさ!惚れ惚れします。
ちょっと残念だったのは、終盤、エルダがヴォータンに dir rat' ich, meide den Ring!
(だからこそ警告するんだ…その指輪には近づくなと!)と囁くように歌い終わる場面で、会場内に大きく響くクシャミ!最も静寂が必要な時に!これにはティーレマンも驚いたことでしょうね。エルダの声が遠のき、金管が響く前に暫くの静寂があります。ティーレマンは得意のタメを入れることが出来なかったのでしょうか。ちょっと金管の出が早かったようです。

以下6枚は
Tagebuch Tokyo-Residenz 2016イメージ 10からです



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いつまでもやまない拍手と歓声を後に…
休憩なしの2時間35分位も時間があっという間に過ぎてしまいました。今年最高の演奏会でした。





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閉じる コメント(1)

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こんばんは。
崇高なオペラの記事にただただ、ついていこうと必死に(笑)読ませていただきました。

でも、コギーさんは、お優しい方ですね。
ティーレマンもザルツブルグもザクセンもよく理解できていない私にも理解できる笑どころ→もっとも静寂を必要とする場面でくしゃみ!
なんてことをさりげなく文面に入れてくださっている。
そんなに難しいことではないのですよって、おっしゃってくださっているのですよね。
思わず吹き出してしまいました。

失礼いたしました。

クラシックを聴いていると、はて、どこで拍手?なんてことを思うことがありまして(-_-;)

あらら、しかし、くしゃみをされた方は、今年一番の大汗をかかれたことでしょう。お察し申し上げなくてはなりませんね。

とりとめもないコメントでお邪魔いたしました。 削除

2016/11/24(木) 午後 9:25 [ naocafe ] 返信する

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