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マタイ受難曲

2018年3月30日聖金曜日にバッハのマタイ受難曲を聴きに東京オペラシティへ。
イメージ 1午後6:30開演なので、少し早目ですが夕食のため京王モールにある「双葉」へ。












イメージ 2この店のうな丼、いつ食べても美味しい!特に妻におごってもらうと余計に美味しい!












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受難節コンサート2018
 J. S. バッハ
《マタイ受難曲》BWV 244
全曲
2018 330日(聖金曜日)
18:30~
東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル

J.S. Bach: Matthew Passion

BWV 244

March 30 (Good Friday)

from 6:30PM
Tokyo Opera City Concert Hall
















イメージ 4

指揮:鈴木雅明
Masaaki Suzuki, conductor
ソプラノ:レイチェル・ニコルズ、澤江衣里
Rachel Nicholls - Soprano,
Eri Sawae  soprano
アルト:クリント・ファン・デア・リンデ、藤木大地

Clint Van Der Linde, Daichi

Fujiki , alto (countertenor)

櫻田亮(Makoto Sakurada),

evangelist
中嶋克彦 Katsuhiko Nakashima,
tenor
イエス/バス:シュテファン・フォック Stefan Vock, Jesus
加耒徹 (Toru Kaku), bass
合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

Bach Collegium Japan,

choir & orchestra









イメージ 5東京オペラシティ・コンサートホールへのアプローチ












イメージ 6
コンサートホール

ハープシコードを中心にして、左側が第I群、右側が第II群。
フラウト・トラベルソ/リコーダー(I、II)(4)
オーボエ/オーボエ/オーボエ・ダ・カッチャI,II(4)、第1ヴァイオリン(6)、第2ヴァイオリン(6)、ヴィオラ(4)、チェロ(2)、ヴィオローネ(2)、オルガン(1)、パイプ・オルガン(1)
チェンバロ(1)、ファゴット(1)、ヴィオラ・ダ・ガンバ(1)





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パイプ・オルガン
荒井 牧子













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第I部の最後。No.29
コラール(I+II:合唱/ソプラノ・イン・リピエーノ)
嘆け!キリストの苦しみはすべてが汝の罪のため

I+II:フラウト・トラベルソI、II,オーボエ・ダモーレI、II、第1,2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロそしてパイプ・オルガン、通奏低音。

特にパイプ・オルガン必須とは楽譜に指定されていません。が、オルガニストの荒井さんの演奏が見事でした。指揮者の鈴木さんの粋な計らいだったのかも。パイプオルガンが入ることにより、特に高い音域のトランペットのような効果音が素晴らしく美しく、この曲の荘厳さを引き立てていました。東京オペラシティコンサートホールのパイプオルガンを初めて聴きました。良い思い出になりました。







イメージ 9ヴィース教会主祭壇。鎖に繋がれた奇跡のイエズス像。

マタイによる福音書第26章1節〜27章66節、僅か7ページちょっとを基にバッハは175ページにおよぶ楽譜を書き、演奏時間3時間を超える超大作に仕上げました。これほどまでに彼を突き動かしたのは篤き信仰心に他なりません。西洋音楽の作曲家たちはこぞってオラトリオ、ミサ曲、受難曲、モテット、カンタータ、コラール、レクイエム、聖歌などを書きました。教会の要請指導に単純に従ったのではなく、篤い信仰心がそうさせたに違いありません。







イメージ 10ソリストたち。

シュテファン・フォック(イエス)は体調不全だったのかも知れません。声質・音階が不安定で出来不出来がはっきりしていました。
特記すべきは櫻田 亮(福音史家/テナー)です。3時間にもおよぶ長丁場を常に安定し、伸びやかな声で歌いきりました。癒されました。















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バッハのマタイ受難曲というと、まずこの旋律を口ずさむかたがたが多いと思います。
マタイ受難曲全68曲中、同じ旋律のコラールが微妙に形(調)を変えて5回も登場するからです。
15曲「私を知ってください 私の守り手よ」
17曲「私はここ あなたのみもとにとどまろう」
  
44曲「お前の道と」 第54曲「おお 血と傷にまみれ」 第62曲「いつか私が世を去るとき」

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マタイ受難曲はどの曲も感動しましたが、特に良かったのがNo.39のアリア…Iアルト、IのVnソロ、第1,2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、通奏低音とNo.40のコラールでした。
No.39のアリアはクリント・ファン・デア・リンデ(カウンターテナー)が歌いました。彼の声質は心に染み入るようなコントラルトのようで20世紀を代表する英国のアルト歌手キャスリーン・フェリアーを思い起こさせるような名唱でした。「ペトロの否みと悔い」の場面でロ短調のアルト・アリア。ウルウルときました。












イメージ 13No.40 コラール(I・II合唱、I+II:フラウトトラベルソ、オーボエ、Vn1・2、ヴィオラ、チェロ、通奏低音)
No.39のあと、イ長調のコラールがIとIIの両グループの合同により

確信にあふれて明るく響きだします。「たとえあなたから離れても、きっとまた戻ってゆきます。御子が私たちを不安と死の苦しみによって贖ってくださったのですから。私は咎を否みません。しかしあなたの恵みと愛は、たえずこの身に宿る罪よりもはるかに大きなものなのです」。マタイ受難曲にみなぎる慈愛の一つの源泉がこの一節に表されているようです。
(妻の愛読書「バッハ=魂のエヴァンゲリスト」礒山 雅著 から一部引用しました)













イメージ 14演奏会終了後のBCJのかたがた(バッハ・コレギウム・ジャパンのFACEBOOKから借用しました)
2008年12月サントリーホールで「メサイア」を聴いて以来のBCJの演奏会。10年位前は育ちの良いお坊ちゃんお嬢ちゃんの演奏は端整で静謐なだけなどと評されていましたが、今や美しさだけでなく、心を揺する強靭な主張のできる演奏が楽しめるようになりました。古楽器のオケ、合唱団ともに海外の著名オケや合唱団に引けを取らぬ演奏団体になりました。妻の所有する下記のCDを聴いて予習をしてBCJの演奏会に臨みましたが、バッハ・コレギウム・ジャパンの演奏は期待に違わず素晴らしいものでした。休憩をはさむ3時間あまりがあっという間に過ぎてしまいました。
グスタフ・レオンハルト/ テルツ少年合唱団 / ラ・プティット・バンド ♥♥/クリスティアン・フリークナー(ボーイ・ソプラノ)/ ルネ・ヤーコプス(カウンター・テノール)
 / クリストフ・プレガルディエン(テノール:福音 史家)/ マックス・ファン・エグモント(バス:イエス)他
フィリップ・ヘレヴェッヘ/ コレギウム・ヴォカーレ・ゲント ♥♥
/シビッラ・ルーベンス(ソプラノ)/ アンドレアス・ショル(カウンター・テノール)
 / イアン・ボストリッジ(テノール:福音史家)/ フランツ・ヨーゼフ=ゼーリッヒ(バス:イエス)他
ルネ・ヤーコプス RIAS室内合唱団 / ベルリン古楽アカデミー ♥♥
/イム・スンヘ(ソプラノ)/ ベルナルダ・フィンク(アルト)
/ヴェルナー・ギューラー(テノール:福音史家)/ ヨハネス・ヴァイサー(バス:イエス)他

https://classic.blogmura.com/listening/

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