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■500 本「経済学の考え方」宇沢弘文
アダムスミスから現代経済学までの概要を整理しつつ、宇沢さんの経済観や彼の評価する経済学者とその考え方を述べた本。
衝撃的だった事柄をひとつ。
マクロ経済学で有名なケインズの理論にならって作られたIS−LM分析は、動学的な均衡については完全な理論ではなかった。その事柄に対して、宇沢さんをはじめ、他の経済学者たちがケインズ理論の枠組みを発展させて、新しい動学的不均衡理論を提案している。
そのようなことに対して、ひどくショッキングだった。
というのは、日本のマクロ経済学の初歩の本には、まずヒックスの作り出したISーLMをまず紹介され、というか(ケイジアンの理論としては)これしか紹介されないので、この分析方法が唯一無二のマクロ経済手法なのかと思っていた。しかしそうじゃなかった。経済学というのは、人々の考え方が図や数式によって反映されるだけであって、どれが絶対的な正しさを持っているのかは断言できない、という点に最近始めて気づいた。
目からウロコだった。
ポートレー・小谷モデルの詳しく書いてある本を、読んでみたいと思う。いつか、近いうちに。
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はじめまして新着から遊びにきまいた♪私はブログ開設したばかりだけどよかったら遊びに来てください^^
2006/12/15(金) 午前 4:07 [ min**ove_ki**3 ]