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女優スエつながりで、新たに「ファミリー」という映画を見ました。 この映画は、スエの記念すべき(映画)デビュー作ですが、新人とは思えないすばらしい演技でした。 さもありなん、下記のような賞を総なめしたことからも分かりますが、本当に新人離れした堂々の演技 でした。また、父親役のチュ・ヒョンは、アジア太平洋映画祭で、主演男優賞を受賞しています。この父 と娘を演じた2人の演技に酔いしれました。 ・2004年 第25回 青龍賞/新人女優賞(スエ) ・2004 第3回 大韓民国映画大賞/新人女優賞(スエ) ・2005 第41回 百想芸術大賞/新人演技賞(スエ) ・2005 第50回 アジア太平洋映画祭/男優主演賞(チュ・ヒョン) <2004年の作品 上映時間96分 原題「家族 가족(カジョク)」> <ストーリー> ある冬の朝、一人の女が刑務所から出てきた。まだ少女といってもいいあどけなさと、静かな怒りを胸に秘め芯の強さを併せ持ったジョンウン(スエ)。彼女は窃盗と傷害の罪で3年の刑期を務め、家に戻るところだ。家には厳格で寡黙な年老いた父チュソク(チュ・ヒョン)と、姉を慕う無邪気な10歳の弟ジョンファン(パク・チビン)が彼女を待ってくれているはずだった。お姉さんは日本に留学していると教えられていたジョンファンは、姉の帰りを心から喜んで抱きついて彼女を迎える。一方、3年ぶりの再会に「なぜ帰ってきた?」という父の言葉は、ジョンウンの胸を冷たく突き刺す。ある日、父親の友人医師から父が病気であることを告げられたジョンウンは…。(シネマトピックスより) ところで、スエというと今視聴中の「海 神」と「夏物語」とこの「ファミリー」で3作品目。 映画とテレビでそれぞれ違った役柄はもちろんなのですが、上手く演じ分けていると思います。 特に、この「ファミリー」のスエは新鮮な印象を受けました。映画デビュー作品ということもありますが、 もぎたてのリンゴをかじった時の甘酸っぱい味が 口の中で広がるようなフレッシュな感じがしました。 さて〜スエが演じるジョンウンは、いきなり刑務所から3年の刑期を終えて出所して来るシーンで登場する のですが、悪びれた様子がないように見えたのは、きっと何度も刑務所にお世話になっている常連だから か〜先のほうまで見ていくと、なるほどと〜そのわけが徐々に分かってくるのですが…。この刑期を終えて 出て来たジョンウンは少女のようにも見えるのですが、何歳の設定なのでしょう。 ところで、「親切なクムジャさん」や他のドラマなどでも、刑務所から出所した時には、豆腐を食べたり、卵を 食べたり、割ったりするシーンがあるのですが(罪を白い豆腐を食べることで、帳消しするという意味)映画 では、そういうシーンはありませんでした。何度も出たり入ったりしているので、そんな慣習は無駄だと思っ たのでしょうか。だれも刑務所に迎えに来てなかったし、家族からも見捨てられた存在なのか…。 母親は何年か前に亡くなっていて、ジョンウンと父親とは長い間の確執があるようで、3年ぶりに会った父と 娘の会話がそのことを物語っています。昔は警察官だったという父親ですから、きっと真面目で厳格なので しょう。しかし、目を負傷したことから警察官を辞めて、今では市場で魚屋をしている。 ジョンウンは出所してからもヤクザの親分(?)のような人物と会ったりして、きっぱり手が切れてないよう ですが、このヤクザの親分を演じているのは「ホワイトクリスマス」でキム・ヒソンの彼氏役をした人に似て いるのですが…同じ俳優なのか凄みのある表情と演技で、こういう役柄がピッタリという感じ。 また、ジョンウンの弟役のチビン君がとっても可愛くて、父娘の間のぎこちない雰囲気を温かくしてくれる。 思わず〜ぎゅっと抱きしめたくなるような存在で、チビン君が出ているだけで…何だか、ホッとします。 父と娘の関係を見ていると・・・ まるで、自分の昔の父親との関係を見ているようで…いたるところで、うん分かると頷いてしまいました。 例えば、真面目で寡黙で曲がったことが大嫌いなところとか、映画の父親もよく酒を飲んでいたようで〜 トラブルも絶えなかったのか…そんなところも似てます。だから、父娘の確執も何となく分かるし何気ない 場面、父親のヒゲを剃ってあげるシーンでぐっときて目頭が熱くなり、号泣こそしませんでしたが、微妙な 心理描写に思わず涙がこぼれました。 ところで、父親が病気であることを父親の友人の医師から聞き、目のケガの原因や母親との関係など真実を 知らされた時のジョンウンは、初めて父親に対して誤解していたことを理解したのでしょう。そんなジョンウンの 気持ちを思うと、ラスト近くで父親が娘の身代わりとなる壮絶なシーンでは、自ずと自然に涙があふれました。 今こうして、パソコンで記事を書きながらも目頭が熱くなってます。 あまり詳しく最後までの内容は書きませんが…ぜひ、一度ご覧になっていただきたい作品です。
※記事中での敬称は省略しています。ご了承くださいm(__)m |

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この映画は観てないけどMVは再三観ましたよ。
スエさんの演技がよかったです。これデビュー作だったんですか?
2007/11/14(水) 午前 0:11
地味たげけど涙シーン結構ありでした。トラバしま〜す。
2007/11/14(水) 午前 1:16
よっしーさんはMVで何度も見ていたんですね。
私はまだMVの方は見たことがありませんが…。
見てみたいです。スエさんの演技は本当に良かっ
たですよ。映画ではデビュー作品のようですが、
もしかするとドラマの方を先に撮っていたかもし
れません。スエさんって、なかなか魅力的な女優
さんですね。
2007/11/14(水) 午後 9:07
yongmiさん、TBありがとうございま〜す。
確かに、地味な作品ですけれど味わい深い映画ですね。
私も些細なシーンで涙がこぼれましたよ。ラストシーン
は、心情的には美しいけれど…。哀しかったです。映画
のセリフに教会へ行く話しが息子とありましたが、何だ
かラストシーンはシンクロ(クロス)していたように思
いました。
2007/11/14(水) 午後 9:09
サランヘヨさん
お久しぶりです。ブログ良く拝見していますよ。「ファミリー」ようやく今日DVDで観ました。スエさんがとても良かったですね。次は「王の男」を観てみようかしらと思いました。
2007/11/25(日) 午前 1:14 [ creo ]
creoさん、こんにちは!
お久しぶりです。いつも私のブログを見てくださって、ありがとう
ございます。「ファミリー」見てくださったんですね。気に入って
くれて良かったです。感想に私の私的なことも書きましたが、父は
私が27歳の時に亡くなってしまいました。でも、最後は確執が解
けて和解できたかなと自分では思っています。
これからも、よろしくお願いします。今度、creoさんのブログにも
おじゃまさせていただきますね。
2007/11/25(日) 午後 1:47
オパに聞いたら、この映画はしらないと・・・
毎日映画一本以上はみていますけど…そんな!!
いい映画だけど、韓国ではあんまはやらなかったのかな??
2007/11/25(日) 午後 6:14 [ a_dreamland_aya ]
えっ?! オパも知らなかったんだ〜
この映画は小品ですけれど、なかなか良かったですよ。
とにかく、スエさんがとっても新鮮で良い演技してま
したよ。時間があったら、見てみてくださ〜い。
2007/11/25(日) 午後 6:21