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『レストレス―中天』を見ながら頭の中に思い浮かんできたのは、まるで丹波哲郎の「大霊界―死んだらどうなる」(←昔、この映画を劇場で見たことがあります)の韓国版のような映画(?)ではないかということでした。そう言えば、DVDのジャケットをアマゾンで探している時に、この映画を見た人のレビューに同じようなことが書かれていたので、考えることは一緒だなぁ〜と思いました。 ところで、この物語のキーワードは「記憶」と「愛」です。あの世に行っても、はやり愛が試される。それも、自分を犠牲にしても相手の幸せを願う、思う、そのために行動する。やはり、霊界の法則も「愛」こそ全て…(それも、無償の愛)なのですね。 <ストーリー> 924年、新羅時代の終わり。最愛の女性に死なれてしまったイ・グァク(チョン・ウソン)は、退魔師パン・チュ(ホ・ジュノ)に誘われ、魔術と武術で悪霊を追い払う処容隊に入隊。5年後、パンたちは貴族に皆殺しされ、イ・グァクは、霊魂が49日間止まる“中天”に足を踏み入れることに。そして、そこで彼は、最愛の恋人ヨナに生き写しの女性ソファ(キム・テヒ)と出会う…。 (アマゾンより) <スタッフ>
監督:チョン・ドンオ(『MUSA-武士』助監督) 撮影監督:キム・ヨンホ(『MUSA-武士』) 衣裳:ワダエミ(『HERO』『LOVERS』) 音楽:鷺巣詩郎(『MUSA-武士』『新世紀エヴァンゲリオン』 シリーズ) キャスト●チョン・ウソン、キム・テヒ、ホ・ジュノ、その他・・・。 さて主役を演じたチョン・ウソンは『MUSA―武士』『私の頭の中の消しゴム』『ディジー』『サッド・ムービー』など、どちらかというと映画俳優という肩書きがふさわしい男優ですが、今回の役もウソンらしさを前面に出して演じきったように思いました。また、彼の表情はなかなか絵になる男・ヒーローの顔だと改めて認識した次第です。 片やヒロインを演じたキム・テヒは、この映画が初出演のデビュー作だったんですね。この映画での演技は酷評されているようですが…。私は演技云々よりも、まずキム・テヒのその整った美しい顔立ちと少女のような清楚な雰囲気が、人間の心に一番近い天人ソファ役にピッタリではなかったかと思いました。見る人に良いイメージを与えたのではないかと。ですから、そういう意味では、映画デビュー作品としては成功だったのではないかと個人的には思いました。 ところで、このすぐ上にUPした画像の俳優はだれだかお分かりになるでしょうか? とくにドラマの時代物をたくさんご覧になっている方は、もしかするとすぐお分かりになるかも(?)しれません。顔をじっくりとご覧ください。どこかで見たことはないでしょうか。ヒントは男優です。実は『太王四神記』『海 神』『大 望』等に出ていた男優で、『海 神』(ヘシン)では、ジャミ夫人の側近の校尉を演じていました。私はこの『中天』の中では、この女装をして演じているこの男優さんとパンチュ役のホ・ジュノの演技に釘付けになりました。主役のチョン・ウソンはもちろんですが、個性的な脇役陣の演技にも注目です。 このところ映画にしろ、ドラマにしろ、気がつくと時代ものばかりを立て続けに見ていました。ちなみに、ドラマでは『朱 蒙』『ソドンヨ』『商 道』。映画では、『アウトライブ―飛天舞』『無影剣』そして、『レストレス―中天』です。特に映画のほうは、どれもこれもワイヤーアクション、CG、SFXを駆使した作品ばかりだったもので、正直…映像表現を見る限りでは、ちょっと食傷気味ではありましたが…。まぁ〜、その中でも『レストレス―中天』は群を抜いていたように、私は思いました。また、衣装デザインを黒澤明監督作品『乱』などを手がけたワダエミ氏が担当しているのも見どころのひとつです。 |

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韓国の時代ものドラマが大好きなので、映画も最近立て続けに
見るようになりました。映画の方は2時間ほどの中に、物語を
凝縮して描くので、ドラマとはまた違った魅力がありますが、
これからもドラマが中心ですが…。映画もできる限り見ていこ
うと思ってます。みなさんはどうですか? 時代ものの映画を
ご覧になってますか?
2008/2/16(土) 午前 10:40