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と思われるかもしれませんね。チョン・ヤギョンは、現在NHKBSで放送されているイ・ビョンフン監督 の「イ・サン」全77話に登場する人物です(6月18日から、NHKBShiでノーカット字幕版でも放送)。 ところで、衛星劇場で「チョン・ヤギョン」全8話の活劇ものも放送されたようですが…。 「イ・サン」も衛劇の「チョン・ヤギョン」も、ヤギョンのある一面を描いているにすぎません。実際は、 もっと多面的な人物なのです。このドラマでは、その多面的な活躍をするチョン・ヤギョンに出会え ます。 すでに「イ・サン」は全て観終わっているのですが、物語りの前半でイ・サンを支えるホン・グギョン。 そして後半(と言っても、ラストに近い後半)では、この実学者チョン・ヤギョンがイ・サンに重用され、 側近としてなくてはならない存在となります。 ちなみに実学者とは、民衆に実際に役立つ学問をし政治や法律や経済、医学や教育や歴史など…。 あらゆる学間を究める人のこと。オールマイティな活躍をするヤギョンって、すご〜い人って思います。 ところで〜タイトルの「牧民心書」とは、ヤギョンが民の上に立つ官僚が守るべき心得を記録した 有名な著書のこと。ヤギョンは、生涯に500冊〜600冊の書物を著したと言われています。 <KBS 2000年の作品>(全82話)原題「牧民心書」소설 목민심서 (全82話ですが60話までは30分枠。61話〜82話は60分枠で放送されました) 韓国で500万部以上のベストセラー、ファン・インギョンの『小説 牧民心書』を原作に、朝鮮王朝第22代国王・正祖(イ・サン)から絶大な信頼を得て、重用された実学者チョン・ヤギョンの波乱に満ちた生涯を描く。正祖の側近として活躍を続けるヤギョン。しかし、派閥にこだわらず優秀な人材を集め世の為、民の為の改革を進める正祖と老論(ノロン)派を従える貞純王后との対立は、日増しに深まっていく…。(JVD公式サイトより引用)実学者というと部屋にこもって難しい書物を読みふけるイメージが・・・。 しかし、チョン・ヤギョン(イ・ジヌ)は好奇心旺盛な人物です。庶民の暮らしを目の当たりにし生活に役立つ物 を作ることを思いつき、設計図を描いたり…。「イ・サン」の後半でも、イ・サンの夢の一大事業である水原華城 (世界遺産)を造るシーンがありますが、ヤギョンはその設計者として有名です。 また、ホ・ジュンばり(?)に病人を手当てしたり、時代劇版「科捜研」のように遺体を調べ死亡原因を探ったり、 隠密特使の暗行御史(アメンオサ)として村に赴任し、村人の窮乏を助けたり…と、それこそ八面六臂の活躍。 暗行御史ヤギョンには2人の助っ人、信頼できる仲間がいて、時には悪さをする者に懐からアメンオサの印の メダルを見せるシーンもあり、「このメダルが目に入らぬか!」とまるで水戸黄門さまの印籠みたい〜と。 ドラマ「イ・サン」では描かれていない感動的なエピソード(↑先に述べたことも含む)も多く、その分さまざまな 困難や試練は半端じゃ〜ありません。また、イ・サンが亡くなる前後のことやその後のヤギョンの人生も、とっ ても興味深かくてドラマチック。チョン・ヤギョンは、イ・サンと同じで民の目線で最後までもの事を進めてゆく、 純粋で一本気な人物なので観ていて胸がスカッ〜としました。\(^O^)/ チョン・ヤギョンは頭脳明晰、清廉潔白、正義感が強くて人情も篤〜い。 「イ・サン」のヤギョンは、それにプラス茶目っ気というか、明るくて、ちょっとドジなところもありますが…。 「牧民心書」のヤギョンは話し方といい、落ち着いた雰囲気で少々寡黙。でも〜ステキな笑顔も見せて くれます。とにかく、頭のきれる男。 そんなヤギョンに、貞純王后(キム・ヨンラン)と老論(ノロン)派はかなり手こずります。 このドラマには、ホン・グギョンは登場しませんが、ヤギョンもグギョンと似たような使われかたをしたのだと思い ます。それは、ヤギョンが本来の学者としての力量を発揮したというよりも、正祖(イ・サン)の側近としての働き が多く彼が優秀な分、老論派から煙たがれる存在で敵視されてしまう。ただ、ホン・グギョンとは違い権力への 野望はなく(だから逆に、老論派からしたら扱いにくい人物なのかも…)、最後まで理想を失なわず真っ直ぐな 生き方を貫く。その頑固なまでに己の信念を貫く姿は、とっても魅力的です。^^ だから、かえって正祖のそばにいる時より、暗行御史(アメンオサ)として村に赴任したりして、村人の窮乏を 救ったり、手助けしている時のヤギョンのほうが、庶民の中で一体感を肌で感じながら、手ごたえ・やりがい があったのではないかと…。それが、彼本来の生き生きとした姿のように思えたりもします。 ところで、イ・サン(キム・フンギ)が病で亡くなったあと(一説には、貞純王后が毒を盛ったのではないかとも言 われています。「牧民心書」には、そんなことを臭わせるようなシーンもありました。本人は違うと否定してました が)、貞純は自分たちの勢力にヤギョンを抱き込もうとするのですが、きっぱりと断られてしまいます。この辺も、 一本気なヤギョンらしいなぁ〜と思いました。 しかし、正祖―イ・サンという支柱・後ろ盾を失ってしまったヤギョンは、糸が切れた凧と同じ…。 それでも、イ・サンの志を最後まで全うしてゆきたいと頑張ろうとするのですが、老論派の企みで不当な罪を きせられてしまうことに…。以前から西学(清国を通じて西洋文明を学ぶこと)を学んでいたヤギョンは、その 延長線上で天主教(キリスト教)の本も普通に読んだりしていたのです。また、ヤギョンの叔父などが信者と いうことで、自然に天主教の集いにも兄のヤクジョン(キム・ギュチョル)と参加したりするのですが、あくまで 西学の一環として、興味をもっていただけでした。 しかし儒教の背景もあり〜時あたかも、天主教の広がりを封じ込めようという気運が強まり、イ・サンが亡くなり、 貞純王后が実権を握ってから天主教への迫害は、さらに激しさを増してゆきました。ヤギョンも兄のヤクジョン も天主教の信者ではなかったのですが、動かぬ証拠(?)をつきつけられ天主教の信者とされて、捕まってしま います。そして、死刑にされることに…。ヤギョンは、まんまと老論派の陰謀にはめられてしまったわけです。 ところで、死刑にされるはずのヤギョンとヤクジョンでしたが、別々の島へ流刑ということに…。 なぜ、死刑ではなく島流しに変更されたのか? それには、妓生ビアン(キム・ソンリョン)の存在が。 ビアンはヤギョンの恋人。もちろん、ヤギョンには妻子があるのですが、出会った時にお互い魅かれる仲に…。 実は、貞純王后の処刑された兄キム・ギジュの娘という設定。このビアンは、架空の人物だと思うのですが〜 貞純王后の姪になるわけで、ビアンの存在はかなり後になって知ることになります。この姪のたっての願いで、 ヤギョンは命拾いすることになったのでした。 貞純王后は、国母と言われる地位まで上り詰めたわけですが、亡くなった英祖との間に子供はおらず、 兄は先に書いたように処刑されてしまい、天涯孤独の身。血縁がいなくて寂しいと言っていた貞純…。 イ・サンが亡くなって実権を握ったわけですから、「おっほほほほ…」と不敵な笑みを浮かべて君臨する のかと思いきや、いつ自分も同じ目に遭わないとも限らないという危機感からか、信頼できるのは血縁 しかないと思ったのかも…。 さて、ヤギョンと兄のヤクジョンですが・・・。 1801年、天主教徒の弾圧があった「辛酉邪獄」(天主教徒と中国人神父の殺害)当時に流刑にされ、 15年間の島流し生活をしながら、ヤギョンもヤクジョンもそれぞれの専門分野の書物を著します。 ドラマはここで終わっているのですが、イ・サンもヤギョンも派閥にとらわれずに改革を進めていこうと していたのに…。まぁ〜老論派の陰謀・策略もあり、イ・サンは老論派を嫌ってましたが。結局は、派閥 争いの末に老論(ノロン)派が実権を握ってしまうわけです。でも、その後に老論派は消滅してしまうよう ですけれど…。 貞純王后が懸念していた通りのことが起こったということですが、まさに〜栄枯盛衰ですね…。
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私は、この「牧民心書」100円レンタルだったので一気に見たのですが…。確か、60話までが30分枠で、それ以降が60分になっています。もしも、レンタルでご覧になられる場合は、61話だったと思うのですが(違っていたら、ミアネヨ〜)、それまでのダイジェストになっていますので、ご注意ください。
2010/6/23(水) 午後 9:28
このドラマのことで、いろいろ検索したり調べていたのですが…。
他の方の感想記事で、ヤギョンは天主教(キリスト教)の信者だっ
たと書かれている方もおられましたが、本当に「牧民心書」をご覧
になられたのでしょうか? う〜ん・・・ ^^;
ところで「イ・サン」が人気になったりすると、それにともなって
イ・サンの周りの重要人物の物語りもいろいろ出て来ますね。史劇
・時代劇好きには、たまらないことなのですが…。
なかなか見るほうが追いつきません。だから、選びながら見ている
のですが…でも〜見てないドラマも、気になっちゃうんですよね。
2010/6/24(木) 午前 11:40
さらんへよさん、またまた私の知らない「牧民心書」の記事がでてきましたネ、衛星劇場での「チョン・ヤギョン」はすでに視聴済みですが同じ人物なのに何故かこちらのほうが視聴意欲がでるのは登場人物がお馴染みさんの俳優が多いからかもしれません、早く放送して欲しい史劇ですネ、
2010/6/25(金) 午後 3:39
ムーンライトさん、いつもありがとうございます〜♪
「牧民心書」なかなか興味深い内容でした。「イ・サン」が放送中ということもあって、見られる人もけっこういるみたいですよ(ちょっと長いけど…9。衛星劇場のほうは、ヤギョンの活劇ものだったようですね。フュージョン系時代劇のようですが〜日本では、あまり顔馴染みじゃない俳優さんが出られてる(?)みたいですね…。
「牧民心書」のほうは、お馴染みの俳優さんばかりなので、確かに親近感は湧きますね〜^^
もしかすると、いずれBS11あたりで放送されるのかも(?)しれませんけど…。
ただ、このドラマ途中までが30分枠で、後半からは60分枠になってるので、うまく編集して全て60分枠で放送とかされるといいですよね。
2010/6/26(土) 午後 4:25
BSの「イ・サン」(吹き替え版)は、この日曜日の放送で66話ですね。
67話からは、いよいよチョン・ヤギョンが登場しますが…。
実は、この「イ・サン」でヤギョンを演じている俳優さんを最初に見た時、なじみのない男優と思っていたのですけど〜「黄金の新婦」でヒロインの相手役をやっているのを見て、しっかりと認識しました(笑)遅いですけど…^^;
そのソン・チャンウィなかなかソフトな感じで優しい雰囲気が漂っていてステキです。ちょっとチ・ジニ系かな(?)と思うのですが…。演じる俳優によって役柄はかなりイメージが変わりますね、当たり前ですけど。
この「牧民心書」のチョン・ヤギョンを演じているのは、現在放送中の「千秋太后」では契丹の亡くなってしまったソ太后の情夫を演じていますが、この人の演じたチョン・ヤギョンは、ちょっとクールな人物です。「イ・サン」と見比べるのも面白いかと思います〜♪^^
2010/11/19(金) 午前 11:00
続きです〜↓
67話からは、いよいよチョン・ヤギョンが登場しますが…。
正確には、67話のラスト近くから登場です。\(^O^)/
ところで、この「イ・サン」でヤギョンを演じたソン・チャンウィ
ってミュージカルスターなんですね…。「王と私」のオ・マンソク
しかり、ミュージカルの舞台も観てみたいものです。
ソン・チャンウィの雰囲気って惹かれます。優しい感じがいい
ですね〜私的には、今まで見た韓国の男優の中でけっこう気に
なる存在のひとりかも…。^^
2010/11/19(金) 午後 3:08
あらためて、「イ・サン」の67話からを見ているところ
ですが、イ・サンとチョン・ヤギョンとのやり取りは面白
いです。ヤギョンなかなかお茶目で、ちょっとドジな面も
あり、その辺をわざとイ・サンがからかっているシーンな
ど〜ついつい笑ってしまいます。
ホン・グギョンとのキャラの違いを鮮明にするためもある
のか…ビョンフン監督のお得意(?)の描きかたかなぁ〜
と見入っています。^^
2010/11/20(土) 午後 5:59