「真実のために」(애드버킷)
原題は「advocate」で、主張する、弁護するという意味。このドラマは、熱血弁護士ミンギュが葛藤と挫折を味わいながらも、真実を追求し成長してゆく姿を描いている。イ・ヨンエが弁護士秘書役として、またソン・ユナが敏腕女検事役を颯爽と演じているのも見所です。
<MBC 1998年の作品>(全16話)
キャスト●ソン・チャンミン、イ・ヨンエ、ソン・ユナ、チョン・グァンリョル、キム・サンギョン、チェ・チョヨ、ヨ・ウンゲ、メン・サンフン、ソン・イルグク…その他
このドラマ、とっても面白く、興味深く最後まで目が離せない展開に引き込まれて一気に見てしまいました。「真実のために」は韓国では初めての法廷劇で、かなり好評を得たそうです。16話のミニシリーズでしたが、緊迫したシーンを盛り上げていくスピーディーな展開は、ちょうど良い長さだと思いました。物語はさまざまな訴訟を起こす依頼人(原告と被告)に、そのそれぞれの立場の弁護をする弁護士が、真実と正義の間で揺れ動き、戦い、葛藤し、成長していく姿を描いてゆく群像劇です。
どうも、「チャングム」等でイ・ヨンエの人気と名前が知られているせいか? まるで、主役のように紹介しているようなのですが(ネームバリューがあるからでしょうけれど)…、実は、主役はソン・チャンミンです。今ちょうど、「クッキ」を見始めているところですが、このドラマにもソン・チャンミンが出演してます。後日、この「クッキ」の感想もUPしたいと思っています。
ところでファーストシーンで、ミンギュ(ソン・チャンミン)が自転車を颯爽と乗りまわしているのですが、自動車じゃないっていうのがいいですね。いかにも苦学生(?)って、感じで…。
また、ウンジも弁護士を目指して勉強中の学生ですが、初登場シーンでベレー帽を被っていて可愛くて、キュートで爽やかで初々しい学生の雰囲気が良く出ていました。
弁護士を目指すミンギュとの出会いも自然で、これまた好感がもてました。今まで見たイ・ヨンエの現代物のTVドラマの中で、この「真実のために」は、私の好きな作品の1つになりました。何と言っても、自然体で溌剌とした演技と表情の豊かさがとっても魅力的です。特にわけありの父親との丁々発止のやり取りのシーンが、私は大好きです。まだ、ご覧になっておられない方は、ぜひ、ご覧になってください。
また、颯爽としたカッコいい女検事役(「ホテリアー」等)のソン・ユナや勝ち組(?)弁護士役(「ホ・ジュン」では主役を演じた)のチョン・グァンリョルです。特に、ソン・ユナはカッコ良くて、もう〜女検事編を別に作ってほしいくらいでした。ちょっと、出番が少なかったかなと思います。
また、ミンギュのことを密かに思いを寄せているように感じたのですが・・・。
16回のミニシリーズということもあったのでしょうか? サラッとしか描いてなかったので、できれば、ウンジとの女性同士の恋のバトル・火花が散るところも見てみたかったです。
そして、チョン・グァンリョルの弁護士編も別に作ってほしいと思いました。何というか、仕事ができる・きれる弁護士という雰囲気がなかなか良かったです。あぁ〜それから、ミンギュの母親役で、ヨ・ウンゲも出てましたが、どうしても「チャングム」のチョン最高尚宮と重ね合わせてしまいました。そう言えば、ひざの痛みを抱えている設定もよく似ています。脚本を「チャングム」のキム・ヨンヒョンが担当していることも影響しているのでしょうか…。でも、「チャングム」のほうが後の作品ですから、正確には「真実のために」からの影響(?)ということでしょうか…。
「チャングム」と言えば、ウンベク役で出ていたメン・サンフンもミンギュのバイト先のオーナーで先輩の役で出ていますが、存在感があります。おっとそれから、だいぶ後で知ったのですが・・・、「朱蒙」(チュモン)で主役をして一躍人気者になったソン・イルグクがちょい役で出ているのも必見ですよ。どのシーンで出ているか分るでしょうか?
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