韓国ドラマ★サランヘヨ〜♪

2019年も、韓ドラ愛は進行形〜♪^^

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「クッキ」(국희)―韓国初の女性企業家の感動の半生

日帝時代〜戦後の韓国で、時代の波に翻弄されながらも逞しく生き抜き、菓子作りの才能を開花させて、韓国有数の製菓会社に育て上げた女性・クッキの半生を描いたサクセスストーリー。韓国で、最高視聴率53.1%を記録した、韓国ドラマ史に名を刻む名作!!

<MBC 1999年の作品>(全20話)

キャスト●キム・ヘス、ソン・チャンミン、チョン・ソンギョン、キム・サンフン、パク・ヨンギュ、チョン・ドンファン、チョン・ムソン、キム・ウルトン、チョ・ジェヒョン…。子役―パク・チミ、キム・チョヨン、キム・ジョンウ、…その他



イメージ 1  このドラマは、韓国初の女性企業家の半生を描いたサクセスストーリーです。主人公クッキの生い立ち、数奇な運命、時代の波に翻弄されながらも、明るく逞しく、置かれた場所で精一杯生きているクッキに、私は元気と勇気と励ましをいっぱいもらいました。さまざまな人々との出会いと別れ。そして友情と絆、かけがえのない愛、そして希望がこのドラマにはぎっしり詰まっています。もちろん、主人公のサクセスストーリーの過程も描かれます。このドラマを見ている間、人生のそこ、ここに散りばめられた美しい時を懐かしむような、いつくしむような思いを持つことができました。
また、最初から最後まで目が離せない展開で、見応え十分の大作ドラマです。音楽、映像、カメラワーク、ロケーションもすばらしいと思いました。みどころが満載なので、3回に分けて感想をUPしようと思います。

 とにかく、1話から6話までクッキの少女時代を演じているパク・チミの演技の上手さに釘付け状態で、ドラマに引き込まれました。また、菓子作りの手ほどきをしてくれた師とも言うべき人物テファ(チョン・ムソン)に出会うのですが、心に響くすばらしいセリフの数々も忘れられません(シナリオがすばらしいです)。また、軍医として国の解放運動をしているクッキの父親・ヨンジェ(チョン・ドンファン)の右腕となって手助けしているミングォン(ソン・チャンミン)がヨンジェに代わってクッキを探しに来たり、溺れそうになったシニョンをクッキと勘違いして助けたりするのですが…。正義感が強く、曲がったことが大嫌いな青年役は、前年に出演したドラマ「真実のために」の弁護士役を彷彿とさせます。
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 ところで、クッキは父親の親友ジュテの家(というか、元々はクッキの父親の土地と家です)に、わけあって生まれた時から預けられています。ジュテの奥さんは、まるで使用人のようにクッキを居候と言い、こき使うのですが、クッキはよく働く明るい少女です。その家には、クッキと同い年のわがままに育ったシニョン(キム・チョヨン)という娘がいて、このシニョンとクッキの子供同士のやり取りが何とも面白いです。
 クッキは頭が良くて、勉強もよくできる。シニョンは勉強が苦手で、歌手になることを夢見ている。この2人の少女は、派手にけんかをする、殴り合う、言いたいこともはっきり言う。また、約束を守らないシニョンに腹立たしい思いをもっているクッキですが、シニョンのことを気にかけていて何かとかばいます。かたやシニョンは、いつもクッキを頼りにしていて、クッキの後を追いかけているような子供。2人は固い友情で結ばれています。この2人がとっても自然に、のびのびと演じている様子を見ているだけで、思わず笑みがこぼれてしまいました。
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 特に大人の俳優との絡みのシーンでは、やはり子役ながらも女優・演技をしているという感じですが、クッキとシニョンがそれぞれの思い(クッキは父親に会うため。シニョンは歌手になるために)で京城(ソウル)へ向かう場面があるのですが、無賃乗車をしたクッキの窮状を機転をきかせて救ったのが同じ電車に乗り合わせていたシニョンだったのですが、この電車内のシーンなどは、ほんとにほほえましく気の合った同い年の少女という雰囲気で表情がまるっきり普通の子供(?)になっていました。この電車内のシーン、私は好きです。

 また、シーンは前後しますがクッキと父親のヨンジェが13年目に再会するのですが…、感動的でした。再会と言っても、クッキは生まれたばかりの赤ちゃんの時に、父の親友ジュテに預けられたので、父親がどんな人かも知りません。ヨンジェも赤ちゃんの時のクッキしか知らないので、13年経って、どんな少女に育っているかも分りませんが…、そこは父親です。何度かクッキに会うチャンスがあったのですが、すれ違ったり、重要な用事があって会えずにいたのです。

しかし、この機会を逃したら長い間会えなくなってしまうという時に、探し回っていると雨が降る道を荷台に麺を積んで自転車をこいでいる少女に出会うのですが、ぬかるみで車輪がすべって転倒してしまい、慌てて麺を拾っている時、見かねてヨンジェが麺を一緒に拾うのを手伝うのですが…。その少女の面差しが奥さんに似ていたのか、クッキに間違いないと思い抱きしめて、「クッキ」と一言声をかけた時のクッキの「アボジ〜」と泣きながらヨンジェの胸に顔を埋めた時は、感動で胸が詰まり涙があふれました。

イメージ 4 そのあと、父娘が語り会うシーンがあるのですが、ヨンジェがクッキに、この国の発展に寄与するような技術を持ってほしい、企業家か科学者になってほしいと言い、きっと迎えに来ると約束をします。しかし、これが最後の言葉になってしまうのですが…。
 ところで、京城(ソウル)に着いたクッキとシニョンは駅の広場で、家からお金をくすねて来たシニョンが財布を開けて、クッキに見せている時にスリに金を取られてしまい、クッキが持つ小額のみになってしまうのですが…。シニョンは以前、旅芸人の歌手のおねえさんから教えてもらった芸能事務所を訪ねて、歌手になりたいと歌を歌って聞かせましたが、もっと大人になったら、おいでと言われて戻って来ました。
 クッキは、何とかして働いてお金を稼ごうと思い、全く知り合いのいない京城で、一件一件の商店を回って、仕事はありませんかと積極的に歩き回ったり、自己PRを書いた紙を店に置いてきたり、手渡したり…。本当に前向きなクッキです。そして、そのことがこれからのクッキの人生を左右する運命の出会いへと導かれることになるのです。それは、仕事に対してしっかりとしたポリシーを持った職人かたぎで、良い意味で頑固な菓子職人のテファとの出会いです。厳しいけれど、やさしいクッキの人生の師であり、これからのクッキの人生を決定づける人物です。
イメージ 5 クッキは、このテファの元で菓子作りの基礎から、また、人間として一番大切なことを学んでいくのですが、先にも書きましたが、テファの語る言葉は、ちょうど現在、日本で食品の偽造問題が世間を騒がせていますが…。例え、一国の王様が食されるものであろうが、また道端で売るものであろうが、家族に食べさせるようなものを作らなければいけない(体に悪いものを家族に食べさせるようなことはしないのだから)。真心を込めて作ること…等とクッキに語って聞かせるのですが、人の口に入る食品を手がける人たちに、聞かせたいくらいです。
 それから、この6話で昭和天皇の玉音(ぎょくおん)放送がラジオから流れるシーンがあるのですが、唯一ここだけが日本語で、日帝時代に韓国では日本語で話すことを強いられていたようですが、ドラマの中では、みな韓国語で話しているので、そのつらさなどがちょっと伝わらなかったかな(?)とは思いました(ただ、この疑問も特典映像の中で、「クッキ」の特集番組を流していて、そのことが指摘されてはいましたが…)。しかし、玉音放送が流れた後、それまで静まりかえっていた町がまるでお祭り騒ぎのようになったのですが、長い(35年間の)日帝時代からようやく開放された人々の喜びが伝わってきました(韓国では、8月15日は光復節―日本の支配下から開放された日)。

 ところで6話の最後に、13年後の大人になったクッキ(キム・ヘス)がいよいよ登場しますが、自転車を一生懸命こいでいた少女クッキが大人の女性に成長した姿のクッキに変わっていましたが、違和感のない変わり方で好感がもてました。さぁ〜7話からは、クッキの奮闘編です。(つづく)

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※ところで、タイトルは「グッキ」となっているものもありますが、フルネームの場合は、「ミン・グッキ」となりますが、名前だけの場合は「クッキ」と原語では呼んでいますし、NHKの放送時も「クッキ」となっていたようですので、ここでもタイトルを「クッキ」にさせていただきました。


※「光復節」のことを分かりやすく書かれていたブログ『韓国江華島よりサランヘ』より、リンクさせていただきました。「光復節」の文字が緑色になっています。そこをクリックするとリンク先のページが開きます。

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