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雑誌「時代劇王」に、『太陽人イ・ジェマ〜韓国医学の父〜』のことが紹介されていたのを見た時から、このドラマ見たいと思っていました。まだ、前半(16話まで)を見終わっただけですが、全30話なので、ちょうど見やすい回数かと思います。また、主役を『海 神』(ヘシン)でチャン・ボゴを演じたチェ・スジョンということで、さらに見たい思いに拍車がかかりました。 <KBS 2002年の作品>(全30話) 出演ドラマが軒並みヒットする“視聴率男”チェ・スジョンが、19世紀半ばから後半にかけて活躍した実在の医師に扮し、彼の波乱に満ちた生涯を描き出す。イ・ジェマは、人間の体質を大きく4つに分け、その体質と性質に適した食べ物や薬があるとする“四象医学”を確立したことで知られる。 <あらすじ> 1837年、咸興(ハムン、現在の北朝鮮にある都市)。李王朝の子孫である忠元公(キム・ムセン)は、颯爽と白馬が駆け抜ける吉夢を見た晩に産声をあげた初孫を李済馬(イ・ジェマ)と命名する。イ・ジェマ(子供時代をペク・ソンヒョン、大人の時代をチェ・スジョンが演じる)は、忠元公の長男と妾の間に生まれた子供で、いわゆる庶子だったがジェマには秘密にされた。祖父である忠元公の配慮で、ジェマは期待に応え、聡明で武技の腕前にも優れた明るく闊達な若者へと成長する。やがて、家の没落によって巫女になった美しい女性ソリ(キム・ユミ)と出会い恋に落ちる。武官を目指して試験を受けるジェマだったが、食道狭窄症を患っていて、試験に落ちてしまう。しかし、病を患ったことで医術に関心をもつようになったジェマは、韓医ク・ジャイン(イ・ジョンギル)を師と仰ぎ、医者の道を歩むことを決意する。そんなジェマに、ジャインの娘ウニョン(ユ・ホジョン)が情熱的な想いを寄せるようになるのだが…。(「時代劇王」より引用) ジェマの少年時代を演じたペク・ソンヒョン君は、7歳から子役として活躍しているだけあって、さすが演技が上手だと思いました。特にジェマが自分の出生の秘密を知ってしまい、実母(ソン・オクスク、「冬のソナタ」「ガラスの靴」「姉さん」などに出演)と出会った時の何ともやるせない思いと現実を受け入れていかなければいけないという心の葛藤の演技はみごとでした。また、義母(ヤン・グムソク、「乾パン先生とこんぺいとう」「恋にめばえて」 「キム尚宮」「猟奇的な彼女」などに出演)から疎まれ、冷たくあしらわれるのですが、見ていて胸が締め付けられました。ペク・ソンヒョンは、この2年後に『海 神』で再び、チェ・スジョンの少年時代を演じています。 ところで、この物語ではジェマの少年時代に知り合った人物が重要なキーパーソンになっていきます。 いつも意地悪をするチャン・ボンスや親友になるチェ・ムナン、そして巫女の娘ソリ。子供時代の構図 がそのまま、それぞれ大人になっても深く関わって絡み合って描かれてゆく感じです。性格もそれぞれ 子供時代とあまり変わらない(?)ように思いました。 私が見たチェ・スジョン主演の時代劇は『海 神』に続いて2作目ですが、2作品とも歴史上の実在の人物を演じているのですが、馬のたずなさばきといい、馬上から的を射る弓といい、また剣さばきといい、とても軽やかな身のこなしで、背は高いほうではないのですが、身体能力・運動神経バツグンで、見ていてスカッとするというか、やはり「韓国時代劇の雄」と言われるだけのことはあるなぁ〜とあらためて感心してしまいました。ほんとカッコいいです。 また、ソリ役のキム・ユミですが、『商 道』(サンド)のチェヨンとキャラがダブル部分もあるのですが、片想いの恋ではないところが『商 道』とは違うところでしょうか。ドラマ前半の最後のほうの場面ではハラハラドキドキの「えっ〜どうなるのソリは!?」というシーンも…。これ以上、詳しく書いてしまうと、初めてご覧になる方は面白さが半減してしまうので書けませんが…。もしかしたら、前半の一番の見せ場・ヤマ場と言っても過言ではないかと…。ぜひ、ご自身の目でお確かめください! ところで、子供の時から意地悪なチャン・ボンスの大人時代を演じているユン・ヨンヒョンという男優ですが、とにかく風貌といい、眼力といい、もう見るからにワルという感じがして、ゾッとするくらい適役で、憎たらしいほどの名演技です。この俳優の他の作品も見てみたいです。 また、ジェマがのちに韓医の師匠と仰ぐク・ジャインの娘ウニョン役のユ・ホジョンですが、ドラマ「ローズマリー」「イヴの反乱」、映画「酔画仙」などに出演しています。私はこの「太陽人イジェマ」で初めて知った女優です。 ところで、ウニョンは勝ち気な女性で、思ったことはすぐ口に出すし、医者の娘ということもあるかと思いますが、女だからといって仕事に対しても、男性に対しても気後れしないところが凛とした芯の強さを感じさせてくれます。また、ジェマに熱い恋心を抱くひとりの可愛い女でもあるのですが、嫉妬もするし、恋に悩みながらも自分の想いはしっかりと相手に伝える積極的な女性でもあります。とにかく、自分の生き方、考え方をしっかり持っていて、医術を勉強する姿は感動的です。 このドラマは、『ホ・ジュン』と『大長今』(「宮廷女官チャングムの誓い」)の医女編を足したようなものだと他でも書きましたが、ただ、ひとつ違うところは、ジェマ自身が病を持っていたということだと思います。ジェマの師ク・ジャインは次のように語って、ジェマを励ますのですがジーンとくるシーンでした。 お前が医者になると言った時 なぜ許したと思う? 賢いからではない 病気の身だからだ 医者にとって大事なものは 病人を哀れむ心だと言ったな? そんな気持ちを持てるのは お前自身が病人だからだ! 病気があるからこそ、その痛みがよく分かるのだ。 病人が理解できてこそ 名医と言える 病気で苦しむ民を救う 名医となるだろう! このドラマの16話までに、『商 道』(サンド)の最後の10話の内容と似たような展開があるのです が…調べてみると同じ19世紀の朝鮮王朝時代ですから、場所は違っても同調するような行動が あったことが理解できました。ここではそのことを詳しく書いてしまうと面白くないので、書きません けれど…。 イム・ホ演ずるチェ・ムナンが大きく関わってくると思われます。 後半の最終話までが楽しみです〜(つづく) ●17話〜30話(最終話)までは→→→こちら |

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