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「太陽人 イ・ジェマ」最終話(17話〜30話)まで見終わりました。 もうかなり前に見終わっていたのですが…、後半のUPが遅くなってしまいました(ミアネヨ〜^^;)。 ところで、物語りの後半も息もつかせない展開で面白かったです! 主人公イ・ジェマの人生も波乱万丈ですが、私が今まで見た韓ドラの時代劇の中では、物語りの最後のほうの時代は近代に一番近く、19世紀〜20世紀ということで、日本では明治時代。歴史的な側面では、朝鮮半島が西洋からの相次ぐ侵略に遭った時代でもあったのですね。そういった歴史的な事件も絡めながら、けっこうリアルな展開で、かなり制作費もかけて作ったのでは(?)と思われる映像がふんだんに出てきます。 ドラマは、イ・ジェマが「四象医学」を体系的に確立していくまでを描いていくのですが、どんな分野でも、パイオ ニアの先駆者として認められるのは大変なことなんだなぁ〜とあらためて、この韓医イジェマの後半の展開を見て思いました。 さて〜前半からの続きなのですが…。 イ・ジェマは子供の頃より因縁関係にある悪賢いチャン・ボンスに追われる身。 それは、ひょんなことから山中にある克命堂(貧しい庶民の味方で、世直ししようと計画している集団。 いわゆる逆徒で、親友のチェ・ムナンも加わっている)のアジトで病人を診ることになり、実はその病人 とは、チェ・ムナンと行動をともにして負傷したソリだったのですが…。男のような格好をして顔を隠して いたのでジェマには気づかれませんでしたが、ジェマが長期間この克命堂と一緒にいたということで・・・ 仲間とみなされ追われていたのでした。 ところで、スサン院にも迷惑がかかると思ったジェマは、幼少の頃より自分に仕えるドギョンを連れて病人 を診ながら各地を回る旅に出たのでした。行く先々で、さまざまな病人に出会い治療に専念するジェマ…。 それは貧しい民から両班(ヤンバン)まで、ジェマにとっては貧しかろうが金持ちだろうが、苦しんでいる同 じ病人なのです。ジェマは、目の前のその病人のために最善を尽くすだけ、それがジェマの使命。 このドラマの見どころのひとつが、行く先々で出会う病人に、ジェマがどう適切な治療を施してゆくのか。 また、その出会った病人を取り巻く人間模様やエピソードがそれぞれ1話完結のストーリーとして見ても、 楽しめて面白いかと思います。 17話では、病人に対して、ジェマはこんなことを言っていました。 「病気を治したいなら、荒い性格を抑えるべきです。少陽人は血の気が荒く、 性格を正すことは、食生活と同じく大事なことです。病を治す立派な医者 は、あなたなのです!」 ジェマは、それまでにない方法で治療をしていきます。それは、まず人それぞれの性格や気質・体質を見極め て、人間を「太陰」「少陽」「少陰」「太陽」の四つに分け、患者に合った薬を煎じて飲ませたり、針を打ったりして 治療を施すというものです。ちなみにタイトルの「太陽人 イ・ジェマ」の「太陽人」とは、この四つに分けた気質 がジェマの場合は「太陽」だったので、つけられたタイトルです。 ところで、ジェマが留守にしている間に、スサン院のほうはというと「ホ・ジュン」の師匠だったユ・ウィテと同じように、ク・ジャインもまた治療費を度外視して、貧しくて治療代が払えない人には、無償で診たり、治療にあたっていたので、ついには薬剤の調達もままならなくなり、子供の頃に養子として迎え入れた韓医のサンウクに、スサン院の経営を任せることに…。 このサンウクのことは、前半では書かなかったのですが、ジャインの娘ウニョンのことを好きで妻にしたいと思っているのですが、ウニョンはサンウクのことを兄のように慕ってはいるのですが、ジェマに想いを寄せていて、自分の方からジェマにプロポーズをしているんですよね。そして、ジェマが早く帰って来ないかなとひたすら待っているのですが…。 スサン院の経営は、サンウクだけでは無理なので、宮医を務めているファン先生に全権を委ねることになってしまいます。この先生がなかなか手厳しいんです。治療費を払えない者は診てはいけないとか、金持ちの両班を診ろとか…。まぁ〜スサン院の経営を立て直すってこういうことと言えば、そうかもしれないけど、でも人命を与(あずか)る仕事なのにって思いますよね。しかし、間もなくジェマが戻って来てから、いい方向へ向かうことに…。 さて、3年ぶりに戻って来たジェマは、母親の具合が悪くウニョンにすぐにでも会いたいところですが…執拗に追い回すチャン・ボンスによって捕まってしまいます。何とか助けたい一心で、ウニョンはイム大監のお気に入りの妓生(キーセン)となっているソリに頼みに行きます。ソリは、ジェマを助けてくれたら側室になりますと大監と約束をする。大監の計らいによって、晴れて牢屋から出ることができたジェマ。そして、大監の調査によって悪巧みが露呈したチャン・ボンスは、役職を剥奪されることに…。 ジェマの無実が証明され、牢から出されたことを知り、意を決して側室になるべく イム大監に会いに行くソリですが…。 イム大監はソリに、次のように言います。 「無謀な取引きをするのは、やめなさい。 自分を犠牲にしたら、愛する人を―― 救ったとは言えない。愛とはな・・・ 自らをむやみに傷つけてはならない。」 イム大監って本当に善い人で、人の心が分る人でした。この場面は思わずジーンとして、ほろりとさせられました。実は、ソリは秘密裏に克命堂の働きを手助けするために、イム大監に近づいていたのですが…。その後、ソリはチェ・ムナンと最後まで行動をともにすることに(のちに夫婦に)なります。 ところで、ジェマはソリが死んだと思っていたのに(ドラマの前半を見ていただくと経緯がよく分ります)、実は生きていたことを知って動揺するのですが…。心の整理をして、スサン院で医者として働くこと、そして、母とジャイン先生の願いでもあるウニョンと結婚することになります。 スサン院は、宮医のファン先生とサンウクの考え方で診療をしているのですが、ことあるごとにぶつかります。医学の伝統を重んじるファン先生は、ジェマの診療方法を異端視します。しかし、最後には認めることになるのですが…。やはり、同じ医者としての探究心というか、ファン先生、厳しいけれど良いとこあるわ!って思っちゃいました。そして、ファン先生よりも先に、サンウクはジェマのやり方を認めて取り入れていたのです。サンウクとジェマの友情、信頼の絆は最後まで固くしっかりと結ばれていきます。 さて、スサン院も以前のような診療所に戻り、順調な滑り出しを始めた矢先、ジェマの医術に対する思い、探求心は留まることを知らず、西洋の医術を学びたいということで、清へ行くことに…。妻になったウニョンは、本当はスサン院と自分のそばにいてほしいと思ってはいたのですが、ジェマを送り出します。それも、3年間も…何て、できた奥さんでしょう。 ジェマは、西洋医学を学んだことで、韓医学のいい面と西洋医学のいい面と両方を知ることができたと戻って来るのですが…。時あたかも、フランス人の神父が処刑されたことへの報復として、ローズ提督が率いるフランス艦隊と戦ったり、西洋人が初めて朝鮮半島に侵略した事件で、これを皮切りに西洋からの相次ぐ侵略に苦しむことに…(1871年にはアメリカ艦隊が侵略)。 ジェマは、この戦場での悲惨な状態を見て政治に目覚め、官職に着いている知人の縁で無冠官職の地位に着くことに…。そして、克命堂のリーダーとなったチェ・ムナンが起こした「チェ・ムナンの乱」に巻き込まれてしまうのですが、ジェマの機転で事態を抑えることができ、その功績を認められて郡守に任命されます。しかし、妻ウニョンの医者をしていた時の姿が見たいという言葉に、心動かされたジェマは郡守の地位を辞退して、病気に苦しむ人々のために韓医院を開業。そして、「四象医学」を執筆し本にまとめてゆくのでした。(完) ●1話〜16話は→→→こちら
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