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このドラマの感想、けっこう手間取ってしまいました。 いや〜本音を言うと正直てこずってました。。。^^; ところで、感想を書くのにいろいろ調べていたら、このドラマは、あの「冬のソナタ」の後に放送されたそうで、 洗練された「冬のソナタ」と比べて、物語の内容がちょっと野暮ったくて古臭く感じたのか、韓国では視聴率 はあまり振るわなかったようです。しかし、このドラマの根強いファンは多かったとか…。 2002年の作品ということで、確かに古い印象も受けるのですが…。 でも、いちがいに「古臭い」とは言い切れないかなぁ〜って思いました。日本でも「ワーキングプワー」と呼ば れる深刻な状況に置かれている人たちが今は多いので、ある意味…このドラマに真実味・リアリティさえ感じ ました。 もちろん、お決まりの三角関係に病気、出生の秘密など…それに「えっ!?」というようなありえない ことも起きたりする展開で、韓ドラの定番と言えるような設定なのですが、そこはそれドラマの世界な ので、おぉ〜そうきましたか…と余裕をもって(?)楽しみながら見ました。^^ <KBS 2002年の作品>(全16話) <あらすじ> リゾートホテルで働くテギョンは御曹司のスンジュンに目をつけ、玉の輿を夢見ていた。同僚のヒジュは義理の父の世話になる妹の学費を稼ぐため堅実に働いていた。ある日、上司のセクハラを受けたテギョンは、ヒジュと仕返しを決意。田舎のホテルを辞め、ソウルに上京するが、詐欺師ドンウクに騙され、散々な目に遭ってしまうのだが…。(WOW KOREAより)ところで、このドラマの見どころは〜 何と言っても、4人の魅力的な 俳優が共演していることだと思います。それも、それぞれ演じる役柄が4人4 様で全くキャラが違っているので、人物ひとりひとりが絵的にも鮮明でバランスが取れていたように思います。 さて、その4人の若者のひとりヒジュですが、家庭がちょっと複雑で母親が再婚しており、経済的にも困ってい て、母と妹は何かと義父に気兼ねしながら暮らしています。妹の学費を貯めるために働く、優しくてしっかり者 で堅実な女性。でも、なぜか詐欺をして悪事に手を染めているドンウクに想いを寄せるようになってしまう。 このヒジュ役に、ドラマ「Love サラン」「神話」、現在放送中の「太陽の女」、映画「チャーミングガール」の キム・ジスが演じています。このドラマで初めて知った女優ですが、真面目で一途なヒジュ役にピッタリだ と思いました。2006年のインターネット投票では、チェ・ジウやチョン・ジヒョンを押さえ「メロドラマの女王」 に選ばれたのだとか…。 また、ヒジュが想いを寄せるようになるドンウクですが、早くに両親を亡くし、兄イヌクは事故で脳障害が残り 子供のようになってしまった姿を見て自暴自棄に陥り、金が全てとばかりに2人の弟分と一緒に詐欺をする ようになってしまいます。 この ドンウク役に、ドラマ「この世の果てまで」「私が生きる理由」「恋にめばえて」「ソウル1945」の演技で 好評を博したキム・ホジンが演じています。実はこのドラマの4話に奥様で女優のキム・ジホ(ガラスの靴)が 特別出演しているのです。それも短いワンシーンなのですが、ある会社の事務員の役で夫のキム・ホジンが 書類を受け取るor渡すシーンでした。粋な演出、計らいに見ていて微笑ましくなっちゃいました。 ところで、ホテルで働いている時からヒジュと仲良しで妹のような存在のテギョンですが、明るくてちょっと〜 おちょうし者だけど純粋なハートの持ち主。ホテルで見かけた御曹司スンジュンとの玉の輿を夢見ている。 それも今の暮らしから脱出して優雅な人生、勝ち組になりたいと思っているのですが…。 このテギョン役には、ドラマ「チェオクの剣」「ファン・ジニ」、映画「デュエリスト」のハ・ジウォンが溌剌と、また 最初は人生の勝ち組になるために野望を抱いていたのに、スンジュンへの本物の愛に目覚めてしまう心の 揺れを巧く演じています。このテギョンの玉の輿のターゲットになるスンジュンは、姉が経営する老舗宝石店 の宝石デザイナーで、いわゆるお坊ちゃま。 大切な宝石のデザインを 描いた手帳を失くしてしまい、テギョンが届けに来たことがきっかけで、テギョンと 親しくつき合うようになり、明るくて裏表のない純粋なテギョンを 愛するようになります。このスンジュン役を ドラマ「オールイン運命の愛」「ラストダンスは私と一緒に」、映画「血の涙」のチソンが演じていますが、家柄 の良いお金持ちの青年という雰囲気でピッタリでした。 脳に障害を持つドンウクの兄イヌク役に、ドラマ「キム尚宮」「ローズマリー」「復活」のキム・ギュチョル。 事情があって子供を置いて家出し食堂で働くヨンヘ役に、ドラマ「初恋」「オールイン運命の愛」のソン・ チェファン。 ヒジュとテギョンがソウルにやって来た時に、何かと関わることになる生花販売を営み、ヒジュに想いを寄 せるようになる、真面目で人望厚く頼れる兄貴的存在のムヨン役に、ドラマ「野人時代」「不滅の李舜臣」 のチェ・チョロ。 ところで、この「太陽の誘惑」というタイトルですが、分ったようで分らないようなタイトル。 英語のタイトルは「サンシャイン・ハンティング」ですが…キーワードは太陽でしょうか。連想ゲームではありま せんが、良い暮らし=富への憧れ=太陽(象徴)という言葉から浮かび上がるのは持たざる者の叫び=貧富 の差と連想したのですが、それは、ヒジュやテギョンやドンウクたちの視点…。 一方、スンジュンの姉が経営している老舗の宝石店の裏取引を見てると〜富を持ったら持ったで維持してゆく ために危ない橋を渡ってたり・・・富める者の悩みというところですね。ということは、邦題の「太陽の誘惑」の方 が両方の立場を上手く表しているように思えます。 さて〜ドラマ中盤までは、けっこうテンポがあってストーリー展開も面白かったのですが、各エピソードが後半 に進むにしたがい、尻切れトンボといった感じで(カットシーンもあったのか)…ラストシーンの展開も消化不良 は否めません。でも、俳優の演技は見ごたえがありました。 ※記事中での敬称は省略しています。ご了承くださいm(__)m |

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