韓国ドラマ★サランヘヨ〜♪

2019年も、韓ドラ愛は進行形〜♪^^

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アドリブ・ナイト

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この映画は、日本の作家・平安寿子(たいらあすこ)の同名短編小説を「チャーミング・ガール」(原題「女、
チョンへ」)のイ・ユンギ監督が映画化。ヒロインは、ドラマ「春のワルツ」で日本でもおなじみのハン・ヒョジ
ュが演じています。

原作の小説は読んでいないのですが、「素晴らしい一日」の中に収められている一編です。
ちなみに、この「素晴らしい一日」はチョン・ドヨン主演で、イ・ユンギ監督が映画化しました。
この映画も、ぜひ見てみたいです。

   <2006年の作品(約99分)原題「とても特別なお客さん」아주 특별한 손님>
◆あらすじ
土曜日の繁華街。携帯電話を手にだれかを待っているポギョンに、二人連れの青年が声をかけ
る。「君、ミョンウンだろ?」と昔の思い出を語りかける男に、「人違いです!」と言う女性。「人違いのフリしてるんじゃないか?」としつこく話しかける。ついには、父親が末期ガンで死にそうだから、人違いでもいいから身代りになって会ってほしいと言い出す。迷惑そうにしていたポギョンだが…同情をしたのか、根負けして、その行方不明だというミョンウンの家族が住む郊外に向かうことに…。(goo映画より引用)
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とにかく、この映画はドキュメンタリー風に淡々と物語りが描かれてゆき、強烈なメ・リ・ハ・リがあるわけではないので、さらっ〜と見れてしまう(または、見てしまう)ので…前作の「チャーミング・ガール」(キム・ジス主演)のように、手持ちカメラを駆使するイ・ユンギ監督の手法・作風にちょっと退屈してしまうかも(?)しれません。

しかし、この手の映画って…あとからじわじわって、くるんですよね…。

ごく普通の日常を描いているのですが、主人公が行方不明の女性の身代わり役をするっていう話は、日常ではそうそうないように思います。そういう意味では、すごい体験をしたとも言えますよね、ヒロインは…。ところで身代わりで思い出したのですが、イ・ビョンホン主演の「遠い路」(前後編で、NHKにて放送済み)では、恋人の身代わり役をした青年の話で、とっても感動的なドラマでした。

さて〜ポギョンはだれかと待ち合わせをしていたようなのに、いくらガンで死にそうな父親のために、その娘の身代わりになってくれと言われても、そんなに簡単について行くっていうのが(もちろん、断ってましたけど)、ちょっと危ういものを感じてしまいました。まぁ〜本当のことだったから、良かったものの…。ふたりの青年の必死さがポギョンの心に響いたというよりは、何だか成りゆきでついて行ったように見えました。

ところで、ポギョンはとっぴょうしもないことに巻き込まれていくわけですが…。
いくら善いことだとしても、ウソの片棒を担ぐわけだし、初めて会う人たちばっかりで、緊張度もハンパじゃないことは想像がつきます。赤の他人ポギョンの居場所がない様子やいつ臨終を迎えるか分からない緊迫感の中で、患者の親族や隣人たちが食べたり飲んだり、また患者がらみの話をしたり、時には大声を張り上げてけんかになったり…。

実はこのシーン、セリフも演技も俳優のアドリブ(即興)だったそうですが…まさに、
アドリブ・ナイト。何と言ってもヒロインのハン・ヒョジュの抑えた演技がすばらしか
ったです。

無表情なシーンがほとんどなのですが、知らない人たちの中に放り込まれたからだけではなく、
この女性の別の顔というか、都会で暮らしている孤独と闇の部分も、その表情や数少ない言葉・
セリフ、シーンから見え隠れする。その内面を表す演技は特筆すべきものがあります。この映画
でハン・ヒョジュは、主演女優賞や新人女優賞など…etcを国内外で受賞したことに納得。

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さて、患者の容態はどんどん悪化していき、ついに臨終の時を迎えるのですが・・・。

親族や隣人たちが、その臨終の場で泣き叫んでいるところへポギョンが近づいて来て、まるで本物の娘のように、その父親の耳元で何かを語りかけるのですが、いったい何を囁いたのでしょう。ポギョンは、もしかして、本当はミョンウンじゃないのか?! そんな思いと疑いをラスト近くまで、抱いてしまいました。

ポギョンは死という厳粛な場面に遭遇し、そこに集まった人たちと接しているうちに、徐々に心が変化していったのでしょう。ミョンウンを好きだったという青年が、大役を終えたポギョンを車でソウルまで送って行くのですが(ところでミョンウンは、どこかで元気に暮らしているのでしょうか)…。その車中でポギョンが突然、自分のことを語り出す吐露するシーンは、都会で暮らす女性の孤独な心を垣間見せてくれました。

ソウルに着いたポギョンは、送ってくれた青年と別れたあとケータイで母親に電話をするのですが、話の内容から、久しぶりに母親と話しをしたようでした。それも、初めて笑顔を見せたポギョン。この不思議な一日の体験がポギョンの心を確かに変えたようです。これからもきっと、家族と連絡を頻繁に取り合ってゆくんだろうなと思うと、何だか心が温かくなりました。

この母親の声はペ・ジョンオクが、また、行方不明のミョンウンの母親は亡くなっていて、父親が臨終で亡くなった部屋の壁に写真がかかっていたのですが、「チャーミング・ガール」にも出演したキム・ヘオクでした。声と写真での特別出演といったところですが、粋な計らいだなぁ〜と思いました。


※記事中での敬称は省略しています。ご了承くださいm(__)m

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