「伝説の故郷」をご覧になったことがあるでしょうか?
いわゆる日本で言えば・・・「怪談―百物語り」というテレビで放送されたものに近いかな?
でも、私が観た「伝説の故郷」(1999年作)は、ただ恐〜〜いというのとは違ってユーモアあり、美談あり、教訓ありのどちらかというと人を諭すというか道徳的ですらあります。と言っても、押しつけがましさは全くありません。人情というか、霊情と言ったらいいのか…心にジーンとくるお話もあります。韓国の各地方に伝わる伝説を元にした韓国版「昔ばなし」をちょっと恐〜いバージョンにしたといったところでしょうか…。
そう言えば〜「伝説の故郷」を意外(?)なところで目にしました! ちょっと前に感想をUPした映画「光州5・18」の中で、この「伝説の故郷」をわいわい言いながらみんなでテレビを見ているシーンが映っていたのですが、これから光州でさらに恐〜い、身も凍るような事件が起こるという前触れって意味だったのかなぁ〜と…。幽霊よりも何よりも一番恐いのは人間だという、今さらながら監督の意図を感じた次第です〜^^;
ところで、このドラマはKBSで1977年〜1988年の約12年間で578編を放送。夏に放送しシリーズ化(最初から夏に放送されたのではありません)。1996年には再編成して1999年で幕を閉じるまで、16年間で652話を放送。しかし、昨年(2008年)から復活し、「太祖王建」「大祚榮」(テ・ジョヨン)など史劇・時代劇でお馴染みのチェ・スジョンやイ・ドクファといった俳優も参加し注目を集めました。
私はレンタルでこの「伝説の故郷」(現在出ているのは1999年の作品だけ。追記2008年版も出ました)を視聴したのですが、内容的にもなかなか興味深ったです。何と言っても、今をときめく俳優たちが共演しているので一見の価値があります。この1999年のお話には、「狐夢」「生きている墓」「九尾狐」「烈女門」「竹鬼」「ジンサゴルの恨」「鬼面殺風」「神鳥」の8編が収められています。
特にソン・ユナが演じた「九尾狐」(クミホ)は尾が九つ付いた狐が完全な人間になるためには、仕方なく人間の肝を食べなければならないという切ない話で、情け深いクミホがひとりの男・人間を信じるのですが…。このドラマでたぶん史劇に初出演したソン・ユナの演技と特殊メイクの狐姿は、今では見られない貴重な作品だと思います。
また、キム・レウォン初の時代劇「神鳥」(この一番上の画像↑この「神鳥」とは、高句麗の象徴として描かれている「三足烏」のことです)もCGを駆使して描かれた高句麗時代に特別な能力を持つ神女アランソルにまつわる物語りで、その神女を密かに愛する将軍ウルビヒョンが神女とともに高句麗を守るために、邪悪な漢国の太子モヒュルとの戦いを描いた物語り。とにかく、キム・レウォンが若くて体が細〜い!
その他、「王と私」「ヨンゲソムン」のアン・ジェモ、「太祖王建」「第五共和国」「韓明澮」(ハン・ミョンフェ)のソ・インソク、「冬のソナタ」のチョン・ドンファン、「グッバイソロ」のキム・ミニ、などなど各ストーリーに人気の俳優が勢ぞろいしてます。
●最後となった2008年バージョンの「伝説の故郷」は、レンタル店で置いてあるところもあるか
と思いますので、興味のある方は、ぜひご覧になってみてください。^^
だいぶ秋めいてきましたが、まだ夏の暑さが残る今日この頃。こんな背筋も凍る(?!)
納涼韓ドラも〜時には、ご覧になられてはいかがでしょうか。
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