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内容もどんな俳優が出ているかも知らずに、時代もの〜とタイトルだけで飛びついた作品。
しかし、不思議とご縁があったのか(?)主役2人の男優は「階伯」(ケベク)のウィジャ王子のチョ
・ジェヒョンと「ペク・ドンス」で、清の刺客集団の首領・天のチェ・ミンスだったので〜興味深く視聴。
この映画2003年の製作で9年前の作品だけど、2人とも〜顔は今とあまり変わっていない
(若い
ところで、この作品は初めて韓国内で撮影された本格的な韓国武術映画なんだとか…。
それまでの武術映画は、風光明媚な場所の多い中国で撮影されたそうですが、「朝鮮王朝
時代を再現するには韓国で」 という監督の意向で、半年間かけ韓国中をロケハンして回り、
南漢山城や無等山の絶景、景福宮などの歴史的建造物や庭園などのロケ地を選びだした。
また、ワイヤーアクションやCG合成は極力避けリアルな映像にこだわり、俳優は剣や馬術の
厳しい訓練を重ねて撮影に臨んだのだそうです。
だからか、馬にも手馴れた様子で…剣さばきや機敏な動作など、かなり鍛錬してるな〜という印象。
それも、武官養成所・清風明月で武術を学んだエリートという設定なので、演じる俳優は厳しい訓練
そのままに、ストーリーを地でゆく(
あらすじ 朝鮮王朝時代、反乱軍によるクーデターで朝廷の王権が交代し、世は乱れていた。そんなとき、反乱軍を主導した貴族たちが次々と襲われ、命を奪われる事件が相次ぐ。厳重な警戒網を嘲笑うかのように、刺客は難なく屋敷に侵入し、神業のようにすばやい剣さばきで目的を達すると、音もなく姿を消した。その手にある太刀には、「清風明月」の文字が刻まれていた。反乱に加わったため最高位の武将となったユン・ギュヨプ(チョ・ジェヒョン)は、事件の犯人を捕らえて罰せよという朝廷からの命令を受け、首謀者を追い詰めるのだが…。( goo映画より引用) さて、この映画の時代背景は……
「キム尚宮」や「王の女」 で描かれた第15代王の光海 (クァンヘ) が反乱軍のクーデターで倒されて、
第16代仁祖(インジョ) の治世。イ・ジュンギ主演の「一枝梅〜イルジメ」は、まさに〜この時代の物語
り(ちなみに、「推奴〜チュノ」も)。イルジメことギョムの父は、仁祖の王位擁立に力を尽した貴族のイ
・ウォノでしたね。
しかし、ウォノは謀反の濡れ衣を着せられ刺客たちに殺されてしまう。光海は、よく暴君だった燕山君
(ヨンサングン)のひき合いに出されるけど、外交政策など良い政治も行ってたようです。が、大臣たち
の陰謀(都合
李氏王朝には数多くの無能な王がいたけど、仁祖ほどひどい王はいなかったと言われてるようです。
そう言えば… 「一枝梅〜イルジメ」で仁祖は、耳ざわりの良いことを言う(先王の政策を称えたウォノ
は消されたし)忠実なイエスマンだけ、そばに置きたかったみたいだしね〜^m^
…と、ドラマ 「一枝梅〜イルジメ」を先に観てたので、より映画の時代背景がイメージしやすかったけ
ど〜まるで、「夜又〜ヤチャ」みたいに剣を振りまわして、血が ドバ、ドバァ〜と劇画タッチというか…
首が手が足が斬り落とされたりで〜超リ・ア・ルすぎる〜
まぁ〜武術映画なので、アクションを前面に出したということでしょうけど…朝廷・王を守る武官
としての立場や役目、その血気盛んで純粋ゆえに、貴族たちに反乱軍として利用されてしまう。
まさに、諸刃の剣。そこに、裏切りと復讐…そして、恋と友情を絡めて物語りが展開してゆく―。 ところで、ラストに仁祖王の一行が橋を渡るシーンがあり〜 あれれれ…舟を並べてつないで作った橋で水原ということは、あの「イ・サン」(現在、NHKの地上波
で放送中)で、チョン・ヤギョンが発案した橋のこと(?)かなと。イ・サンが華城の行幸で、勇壮な軍を
従えて華城に入る輿の行列のシーンと重なりました。
って、映画では〜この橋の上で、すごい修羅場が繰り広げられるんですけど…ね。
でも、正祖―イ・サンの時代はもっと後だし、時代考証を無視(?)したのかなぁ〜と。
いや…もしかして、これは監督の意図だったのかもしれないと、あとで思い直しました。
というのは、のちに正祖が現れるまで、庶民にとっては暗黒の時代が続くことになるわけで…
両班(ヤンバン)の農民に対する搾取はひどくなるばかり。多くの農民たちが餓死していくのに、
両班たちは贅沢な暮らしと農民たちへの搾取をやめなかった。
だから、未来の希望の象徴として、正祖(イ・サン)が現れる…来る世を暗示する意味で、
この橋を選んであえて撮影したんじゃないかと…。あくまで、個人的な考えですけれど〜 ^^ゞ
※記事中での敬称は省略しています。ご了承くださいm(__)m
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