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映画の感想でもアップしようと物色してたら、以前から手元にあり〜
ていた『プチトマト』(2008年の作品 上映時間100分)を発見。この すぐ上の画像と同じラベル
を見た瞬間、きっとハートフルで感動作(?)という思い込みで観始めたのですが…。^^ゞ
とにかく〜先入観を持ちたくないので、観る前に いろんな情報や知識を入れないようにしている
ことが多く、いつもタイトルを見て直観で選び視聴するサランヘヨですけれど…う〜ん、思い込み
とは全く違う内容でした〜
◆あらすじ
「座りこみたくなる瞬間、私のそばに この子がいます――。」
間もなく喜寿を迎えるパク・グ(シン・グ)は、毎日廃品を集めながら生計を立て親の
いない自分しか頼れない幼い孫娘ダソン(キム・ヒャンギ)と貧しい暮らしをしていた。
ある日、刑務所から出所し突然現れた息子で ダソンの父親チュンサム(キム・ヨンホ)にコツコツ
貯めた金を全て盗まれ、さらに苦しい生活をすることに…。そのうえ、地上げ屋で ヤクザ風の男
たちに 自分たち(低所得者)が住む地域の家屋を強制的に撤去しようと暴力を振るわれ、それを
阻止しようとする住民たちとの間でいざこざが絶えない。
唯一 生活の手段だったリヤカーまで壊されてしまったパク・グの怒りは収まらず、弁償させようと
孫娘を連れ撤去を要請した開発業者 ガプス(キム・ビョンチュン)の家に乗り込むが、ガプスはち
ょうど旅行中で留守だった。家にはガプス夫婦が溺愛する一匹の大型犬と、その犬の世話係りと
して雇われたドンフン(チェ・ドンギュン)しかいなかった。
ドンフンは高級な犬用の肉を数日に一度宅配便で送らせ(本当は毎日、新鮮な肉が届くはずが)、
調理し犬に食べさせることと散歩を日課にしている。だが雇い主が留守なのをいいことに遊び歩
き、家を空ける(帰って来ない)ことも多い。パク・グと孫娘は、だれもいなくなったその家に入り込
んでしまうのだが…
韓ドラを観てると時々出てくる風景に低所得者が住むという場所がありますが、この映画のおじい
さんと孫娘が暮らすのがその場所で首都ソウルのど真ん中にあり、住まいの周りには高層ビル群
が立ち並ぶ。 経済成長から取り残されたようなスポットで、みすぼらしい家々に貧しい庶民が暮ら
す一角が存在する。まさに、光と影の世界。
これって、ひと昔前の時代の物語り(?)と錯覚するくらいだけど2000年代の繁栄の
陰の暗部というか…経済格差で生まれたひずみにあえぐ人々の姿なのかな〜と。
ところで、おじいさんがリヤカーで廃品回収して生計を立ててるシーンというのは何と
なく、日本の昭和20年代中頃から30年代頃の日本人の姿とも 重なる(?)ような気
がしますが(って、サランヘヨは実感としては分かりませんけど)…。
この映画、経済格差に取り残された人と裕福な人との対比と とれなくもないけど…それにしては、 説得力というかシナリオがちとお粗末だなぁ〜という感じ。どちらかというと 親の因果が子に報い
ではないが、経済格差うんぬんとばかりとは言えないという印象をもちました。
おじいさんが、どんな生き方をしてきたのか ということは語られていないけれど、
何となく息子の生き方を見てると巡りめぐって、今があるということなのかな…と。^^ゞ
それと金持ちの家で犬の世話係りの仕事をする青年ドンフンですが結局、遊び歩いて犬の世話
を疎かにしてたことを雇い主に見つかり、こっぴどく殴られ怒られたけど辞めるでもなく犬係りとし
て働き続けることに。 それも犬に復讐(?)の矛先を向けて、犬用の肉に毒物を混ぜて食べさせ
少しずつ弱らせようとする。これが後々、思わぬ悲劇を招くことになるわけで・・・
このドンフンを見ていると他にも仕事あるだろうにと思うけど、そこは学歴社会の韓国。
やはり学歴がものをいう社会ということで、やめたくても辞められないという事情なのか
な〜と考えたりして。^^ゞ
ところで先にも書いたように、この明るいイメージのポスターのようにつらい状況の中でも道端に
咲く名もない花のように精一杯に力強く生きてる姿とか描いたら、感動的な作品に成り得たのか
もと。また経済格差でこう生きざるを得ないというのなら、社会的に訴えかけるような展開で描け
たのではないかと思うけど、どっちつかずの作品だった観は否めない。
タイトルのプチトマトって、いったい何を表していたのでしょう。この孫娘のことだった(?)
のか。それにしては、この可愛い孫娘の最後が・・・とっても哀れで可哀想すぎます〜
◆ちなみに、この孫娘を演じたキム・ヒャンギは映画『マウミ』『オオカミ少年』やドラマ『ラブ
※※記事中での敬称は省略しています。ご了承くださいm(__)m
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