韓国ドラマ★サランヘヨ〜♪

2019年も、韓ドラ愛は進行形〜♪^^

韓国映画 ★全ジャンル+合作

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■これまでに、どんな映画作品を視聴したのかは「映画index」(インデックス)のリスト項目をご覧ください
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以前ご紹介したハン・ジミンとキム・ミョンミン出演の映画「朝鮮名探偵―イヤリトリカブトの秘密」
の予告動画です。なかなかスピーディで迫力がありますね。日本でも早く公開でしてほしいです。
予告を見ただけでも面白そう!




※記事中での敬称は省略しています。ご了承くださいm(__)m
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以前から気になっていた映画です。とくに、スエが明成皇后をどう演じるのか興味津々でした。

と・こ・ろが、この映画あれも〜これもと食材を盛り込みすぎてしまった料理のような感じで…。
それぞれの食材を活かしきれず大味になってしまったというか、ロマンスものとしても〜アクション活劇や
歴史ものとしても中途半端。ただ、作品に対するつくり手・制作者の熱い思いは伝わってきたのですが、
作品としてはシンプルにひとつのテーマに絞っていたら、もっと〜見応えのある映画になったのかも…と。
私的にはそう思いました。

           <2009年の作品 上映時間124分>
<あらすじ>
19世紀末の李氏朝鮮王朝末期。帝国主義列強は、天主教(カトリック)と新文物を前面に出し、植民地政策を東アジアに拡大していた。朝鮮では高宗(キム・ヨンミン)が王位に上がり、彼の父・大院君(チョン・ホジン)は強い鎖国政策を執り国の門戸を閉ざしていた。朝鮮全土は新しさに対する渇望と恐れから、改革と保守の葛藤に巻き込まれ、大院君は王権強化のために王侯選別を急いでいた。その頃、刺客として生きていたムミョン(チョ・スンウ)は、のちに高宗の朝鮮王朝最期の皇后・明成皇后となる女性・閔紫英(スエ)と出会い想いを寄せる。ムミョンは彼女を死ぬまで守ると心に決め、入宮試験を受けて彼女の護衛武士として、彼女を見守るのだが…。(アマゾンより一部引用)
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ロマンスと言えば・・・
前半のムミョンとミン・ジャヨン(閔紫英)後の明成皇后とのプラトニックな恋模様は、映像も美しく浜辺で楽しそう
に海水に足をつけたりしているシーンは、「大長今」のミン・ジョンホとチャングムを彷彿とさせるような雰囲気が
あり、惹き込まれたのですが…。

どうしても、ミン・ジャヨンは歴史上のそれも閔妃となる人物なので、これ以上は大胆に描けなかったのでしょう。
かえって、歴史上の有名な人物との恋ではなく純愛を貫く男女のストーリーだったら、感情移入が容易にできた
かもしれません。その辺の想いをムミョンが護衛武士として守り人に徹するという展開は、ドラマ「イ・サン」のテス
のような人物として描かれ、流れからしても無難な設定だと云えます。

ところで、ムミョンと護衛武士ネジョンとの男同士の戦いで、どちらが剣の腕が立つかと競い合うシーン(けっこう
多い)でCGやSFXを多用し過ぎていたのが、正直ちょっと目障りでした。というか、物語りの展開にあまり関係な
い無駄な戦いが多すぎる。ただ、CGを使いたかっただけなのかな〜(笑)

さて、ミン・ジャヨンは朝鮮第26代王高宗へ嫁ぎ閔妃・明成皇后となるのですが…。

高宗は、酒と女に溺れていたんですね。嫁いだ閔妃は、相手にもされずほったらかし状態。
宮廷内は勢力争いに明け暮れる場所で、実権を握っていたのは高宗の父・興宣大院君なので高宗にした
ら、父親の手のひらの上で踊らされているように思っていたのか…そのことへの反発(?)の行動だったの
かもしれません。

ドラマ「済衆院」に登場する高宗と明成皇后は落ち着いた雰囲気の人物として描かれているので、映画との
ギャップに頭が少々混乱気味です。でも、映画のほうは若い頃だからなのかもしれませんけど…。^^;

イメージ 3ところで、この高宗の父の興宣大院君、どこかで見たことあると思ったら、ドラマ「同伊」(トンイ)で、トンイの父親で剣契(コムゲ)の首長チェ・ヒョウォンを演じているチョン・ホジン。最初は、だれだか分りませんでした。また、高宗を演じているキム・ヨンミンは、ドラマ「ベートベン・ウィルス」ではチョン・ミョンファ役や映画では「アドリブ・ナイト」、キム・ギドク監督の「春夏秋冬〜そして春」にも出ていたんですね。時代ものと現代ものとでは雰囲気が違うので…全く分りませんでした。それから、閔妃に想いを寄せるムミョンには映画「マラソン」「ラブストーリー」のチョ・スンウが演じていますが、時代ものは今回が初めてだったそうですけど〜なかなかカッコ良かったです。

さて、大院君↑から国の政(まつりごと)に口を挟むなと釘をさされた明成皇后ですけど、
弱体化した王朝を立て直すために政治に深く介入し、政治力と外交手腕を武器に対立
勢力や列強諸国とも渡り合うことになり、さらに大院君との溝は深まり対立していくこと
になります。

ところで、この映画を見て初めて知ったことですが…。

大院君にしたら、目の上のたんこぶのような明成皇后が日増しに存在感を高めるのを見て脅威
を感じたのか、開国に反対する保守派のボスである大院君は、あらゆる手を使って明成皇后の
暗殺を指示し何度も実行させますが、未遂に終わってしまうのですね。

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そういう経緯があったことを考えると、1895年10月に日本軍・日本人壮士等によって景福宮にて明成皇后
は暗殺され、日本公使の三浦梧楼がこの事件を首謀したとも言われているようですが、実際はだれの手によ
って殺されたのかは分らないということかも…。まぁ〜この暗殺事件には、いろいろ諸説がありますので、いっ
たい真相は…真実はどうだったのでしょうか。

ところで、閔妃の暗殺事件で…

不思議に思ったのは、この時代に黒装束の忍者(?)と何かヤクザのような日本人も暗殺に加わっているの
が時代錯誤じゃないかと。ただ、「済衆院」に出て来る日本人役の韓国人が話す日本語よりはイントネーショ
ンなど上手だと思いましたが(笑)

最後になりましたが、明成皇后を演じたスエの演技はみごとで見応えがありました。
また、衣装でも見せてくれます。韓服姿だけではなく、ドレス姿のスエも必見です。
ドラマの「明成皇后」は未見なのですが、この機会にじっくり見てみたくなりました。



◆『明成皇后』ただ今、Gyaoで配信中(2015年11月下旬より〜)で感想は、こちら


※記事中での敬称は省略しています。ご了承くださいm(__)m

映画―クロッシング

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北朝鮮の一家族を通して、過酷で悲惨な現実を描いた「クロッシング」を視聴。

この映画、予備知識もなく観たのですが…。

日本では拉致問題もあり、北朝鮮についてのこの手の話題は関心が高く、テレビ報道などもかなりされてる
ので、映画に出てくるシーンは、中国の瀋陽での脱北(ニュースで見た)を題材にしたカットを思わせるし…、
子供が市場で食べ物を拾って食べる痛々しい姿なども、以前に隠しカメラで撮った実際の映像をテレビで見
たことがあったので(映画は、もちろん演技ですが)、あえて映画的に良い悪いとか、どうのという次元で書く
のはタブーかな…と。実は感想を挙げようか、どうしようかと迷っていた作品です。

        <2008年の作品 上映時間107分 Crossing 크로싱>
<あらすじ>
中国との国境に近い北朝鮮のとある寒村で、親子三人で暮らすヨンス(チャ・インピョ)は、肺結核にかかった妻の薬を求め、命がけで中国へ渡る。しかし、脱北の罪で追われる身となり、北朝鮮に戻ることができなくなってしまい、他の脱北者たちとともに韓国へ亡命することになる。その間に、病状が悪化した妻はかえらぬ人に…。一人残された11歳の息子ジュニ(シン・ミョンチョル)は父を探しに、あてのない旅に出るのだが…。(goo映画より引用)
この映画は、いわゆるドキュメンタリータッチの映画と言えますが…。

先にも書いたように、日本ではテレビなどで北朝鮮の国民の現状の様子なども、ある程度の認識があります
けれど、韓国では同民族ということもあり、また太陽政策をしていた時期もあるので、日本のような過剰(?)
な報道はされていないようで、というか規制もあるからでしょうか…。韓国民の興味、意識が低いということも
あるのか、キム・テギュン監督は北朝鮮の実情を国内外に知らせたいという強い気持ちで、この映画を描いた
のでしょう。その熱い思いは、監督・スタッフはじめ出演俳優の熱演からも十分に伝わってくる秀作映画です。

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ところで〜
北朝鮮の実情は、この映画の何倍も過酷な暮らしをしているのではないかと思われますけれど…。

監督は100人近い脱北者への取材をして物語りをつくったそうですが、映画を観てショックだったのは子供
たちに対しても、命令に従わなかったら容赦せずに激しい暴行を加えるシーンは、まともに正視できません
でした。

この映画では、
政治的なことや国の体制がどうのと声高に強調してはいません。ただ、一家族とその家族に関わる人たち
の日常・暮らしを描いていることが却って、家族で普通の暮らしがしたいというささやかな願い、その思いが
映像を通して伝わってきて、同じ人として共感を覚えました。しかし、その人間として当たり前の普通の暮ら
しができない国の悲劇にただただ絶句。今も実際に起こっている出来事で、重たい内容ではありますが…。
とにかく、目を逸らせずに観ていただきたいです。


※記事中での敬称は省略しています。ご了承くださいm(__)m

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母なる証明

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う〜〜〜ん、想像してた内容とはかなり違う…衝撃作でした!

最近では、「母さんに角が生えた」などのホームドラマの母親役でお馴染みのキム・ヘジャと、韓流四天王の
ひとりで、ドラマでの繊細で優しげで王子様のような風貌のウォンビンをあえて母子役で起用したというのも、
監督の計算され尽くした意図が感じられ、見る者を眩惑(げんわく)させるための配役だったのでは(?)と思
えてきます。

ドラマでのイメージを逆手にとるというか・・・。

今までドラマでつくられた人物像を全く違う設定に放り込み、追い詰めたらどうなるか、どんな行動をするか?
その人間の意外性、いや〜もともと人間の中にある二面性・多面性は絵空事ではない現実味を帯びてきて、
リアルですらあります。そんな人間の赤裸々な姿をキム・ヘジャは圧巻の演技で見せてくれました。また、ウォ
ンビンの演技も(脇役もすばらしく)見応えがありました。監督は、「殺人の追憶」「グエルム―漢江の怪物」の
鬼才ポン・ジュノ。

監督の作品は、まだ「グエルム―漢江の怪物」に次ぐ2作目を見ただけなので、作風について語る資格は
ありませんけど…。「母」をこういう視点、切り口で見せるのかと脱帽。とにかく、す・ご・いとしか言いようの
ない映画。星★★★★★5つの傑作!

      <2009年の作品 上映時間129分 原題:マザー 마더(マドォ)>

<あらすじ>
漢方薬店で働く母(キム・ヘジャ)は、早くに夫を亡くして以来、子供の心を持ったまま(知的障害で)純粋無垢に育った一人息子トジュン(ウォンビン)と静かに暮らしていた。ある日、街で女子高生が惨殺される事件が起こり、トジュンが第一容疑者になってしまう。事件の解決を急ぐ警察は、乏しい物証にも関わらずトジュンを犯人と決めつける。無能な弁護士も頼りにならない。母は自分の手で真犯人を捜し出し、息子の無実を証明しようとするのだが…。(goo映画より引用)
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この映画、とにかくワンシーン、ワンシーンに無駄がない。

オープニングで、キム・ヘジャがだれもいない野原(枯野)でラテンのリズムに乗って踊る姿は、奇妙で不思議
な感じがしたのですが…。これ実は、あるショッキングな出来事の後に続く冒頭シーンなので、最後まで見ない
と分からないようになってるんですけれど。無表情で大きな瞳は鈍い光を放ち、無機質なまるで魂の抜け殻の
ようなキム・ヘジャの顔と奇妙なダンスが枯野の風景と一体になったコントラストはみごと、としか言いようがな
いほど母親の心象風景を表していたように思いました。

また、登場人物が発する・語るひと言、ひと言がとても重要で聞き洩らせない。

そのひと言、ひと言がキーワードで、パッチワークのように繋ぎ合わせてゆくといろんなことが見えてくる。
女子高生が殺された事件に端を発してあぶり出されてくるものは、被害者である少女の意外な素顔であり、
驚愕の真実の姿だったりする。その少女に関わった人たちの姿も、同時にあぶり出されるのですが…。

これって、騙し絵のような世界なのかもって思えたりもする(思わせる)ほど、ミステリアスな物語りの展開は、
見る者を眩惑させる。さまざまな見方(真犯人はだれか?とか)ができるし、サスペンス風に謎解きの要素も
あり面白いのですが、その奥に隠されているものは重くて深くて…ある意味、人間の本質を突いた恐い映画
でもあります。

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ところで、トジュンの友人というか、遊び仲間でごろつきの悪賢いジンテ(チン・グ)がクセ者で、事件のカギを
握っているように思えてしかたありません。知的障害のトジュンと母親を何かと利用してるし、実はとんでもな
いワルじゃないかと。

そう言えば、トジュンの母親に「この街は何か変だ。住んでる人もみんな変に見える。だから、だれも信じちゃ
いけない。おれだって、信じちゃいけない」というようなことを言うのですが、何か〜真実を知ってて、隠してる
ような…。登場人物の中で、一番ミステリアスな存在に見えました。

ところで、変と言えば〜この映画に出てくる警察も弁護士も変です。

事件の真相を追究する、暴くために徹底した捜査をするでもなく、弱者のために親身に行動するでもなく…。
ひとつひとつのノルマを達成させることとお金でかろうじて動く、行動するという感じで、何とも情けない。憤り
を覚えました。だから、逆にこんな警察や弁護士に頼れないと思ったから、自ら息子の無実を証明するため
母は犯人捜しに奔走することになるわけですけど…。

知的障害の息子を守るために、必死になる姿は半端じゃありません。キム・ヘジャの演技は鬼気迫るもの
がありました。まさに、母は強しで無償の愛ですが・・・それだけではなく、過去のある出来事に負い目を感
じていて、母として償いをするという意味合いも大きいのかなと。邦題の「母なる証明」はじめは合わないと
思っていたのですが、過去の出来事を知ってからは…なかなか深いタイトルだなと思い直しました。

映画の結末は明かせませんが、ラストの展開は予測できないほどの衝撃で…ただただ唖然となりました。


※この映画は韓国内外でさまざまな映画賞を受賞した話題作です。最近では、米国で外国語映画賞
 と最優秀主演女優賞を受賞(それぞれ映画批評家協会賞で、サンフランシスコとロス・アンジェルス
 でのW受賞)しています。

※記事中での敬称は省略しています。ご了承くださいm(__)m

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最後の約束

11番目にやって来た母さんと、少年との心のふれ合いに涙 涙…

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主演のキム・ヘスが公募シナリオの1本に惚れ込んで、低予算で製作された映画。

でも〜低予算のわりには、ひとりで主役をはれる演技派の俳優が共演してるのはすごいです。^^
たぶん…ギャラどがえしで、キム・ヘス同様この映画に惚れ込んで賛同して集まったのでしょう。

ちなみに、ドラマ「別巡検」にも出ていたリュ・スンニョンが少年の父親役。この人、時代ものと現代ものでは
全く別人に見える。やはり、時代ものは髭と衣装のせいで顔がきりっと引き締まった感じに見えるからか…。
また「星から来た男」や「ハピネス」などの映画で存在感を放つファン・ジョンミンが、新たにやって来た女性
(キム・ヘス)のことが気になって仕方がないプータローの隣人役を好演。その母親をドラマでもお馴染みの
キム・ジヨンが演じています。

       <2007年製作 原題「11番目のお母さん」(上映時間104分)>
<あらすじ>
幼少の頃に母親と死別し、ギャンブル狂の父の暴力にも耐え、健気に暮らす11歳のジェス(キム・ヨンチャン)。そんな父親(リュ・スンニョン)が連れて来た11人目の女(キム・ヘス)は、一日中何もせず、ジェスの蓄えた食券にまで手を出すどうしようもない女だった。ある夜、父親が帰宅しジェスに暴力を振るうのを見て我慢できなくなった彼女は、暴力を止めさせようとする。このことをきっかけに、今まで距離のあった彼女とジェスの関係に少しずつ変化が表れ、ふたりの間に純粋で温かい心が通いはじめるようになり…。(アマゾンより引用)
ところで11人も次から次から女性を連れて来るっていうのも、よっぽどジェスの父親がもてるのか、はたまた、
金にものを云わせてなのか? 隣人(ファン・ジョンミン)でなくても気になりますよね。でも、生活はかなり困窮
しているようだし…いわゆる選択の余地もなく、言われるままに来ざるをえない状況の女性たちという設定なの
でしょうか。ジェスのお父さんってまともに暮らしているっていうんじゃなく、チンピラまがいのことしてるし…。

これまでの10人の女性とのいきさつは語られないので想像の域を出ないけど…とにかく、愛想を尽かして出て
行ったのは間違いありません。11人目の女性(キム・ヘス)が元ホステスだったということからも、何となくジェス
の父親の暮らしぶりも垣間見えてきます。しかし、そういう環境で…まるで掃き溜めに鶴のような息子がいるって
いうのも不思議な感じがします。よくグレなかったなぁ〜と。ジェスは、父親を反面教師にしたのかな? それに
しては、まだ幼いですけれど。でも、こんな環境だったら早く大人びてしまうかな…たぶん。

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正直〜ストーリー展開は現実味に欠けるし、不自然さも目立つのですが…。
それでも、最後まで引っ張られるように見てしまうのは、ただただ〜俳優の演技力による
ところが大きい。俳優たちのこの映画に懸ける意気込みがヒシヒシと伝わってきました。

とくにキム・へスは豊満な肉体の持ち主なので、本人の意思とは関係なく(?)セクシーさを前面に出す作品
も多いのですが、この映画では〜そのセクシーさを封印してます。もちろん、役柄が(血の繋がらない)母親
ということもありますけど…。また、少年ジェスのような愛らしい子役が出てると、他の役者はくわれてしまい
がちですが…それぞれの俳優の熱演と役柄が上手くかみ合い、くわれるどころか〜互いに生かし合ってるよ
うに見えました。

ところで、11番目のお母さんが来るとジェスは「今度も…出て行ってしまうんじゃないか?」という気持ちと、
仲良くなりたいという複雑な気持ちに揺れ動きます。また、新しいお母さんは孤児院育ちで苦労の多い人生
を歩んできて、男女の愛というよりは「家族愛」に飢えていたのではないかと思いました。

どこか寂しげで(糖尿病でインシュリンが必須ということもあり)、人生ってこんなもの、なるようにしかならない
と思っている節(?)の女としっかり者の少年とのやりとりを見ていると、最初はぎこちないけど…お互いさりげ
なく相手のことを観察しているというか、気にしている様子や距離感がたまらなくいい。色々ぶつかったりもする
けど…何か、それさえも相手をつついて反応を見るというか、関心をもっているからの行動で、その辺の描き方
は実に上手い。

とにかく、お互い心を開き必要とされる関係になってからの怒涛の展開は目が離せません。
初めて頼り頼られる存在ができ、信頼と絆が生まれるシーンは〜もう、涙・涙・涙…でした。

ラストシーンの桜並木(でしょうか?)で花びらが舞い散る中、ジェスが満面の笑みを浮べて〜まるで踊る
ように、走り抜けるようにして立ち去ってゆくのですが…。少年ジェスの未来に明るさと希望を感じました。
11番目のお母さんに出会い、家族として息子として愛されたという濃密なかけがえのない時間(短かった
かもしれないけど)は、ジェスの胸にずーっと生き続けていくのだろうと…。

もちろん、若くして病で逝ってしまった母さんも、ジェスとの出会いは大きなプレゼントだった
に違いないと思いました。


※記事中での敬称は省略しています。ご了承くださいm(__)m

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