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本当はユニクロとAIGで「生活の向上が生活を破壊する」という話を書くつもりだったけど、
どうもうまく説明できないので、歴史の話。。。 。。。。資本主義なら第一次大戦直前ぐらいのころが説明には適している気もするけど。。。。。 太古の昔(10万年以上前)、人の暮らしは放浪と狩りで自給し、その日食べることが全てだった。 食料を備蓄することをせず、自然に無力で寿命も25歳程度だった。 通貨も無く、部族間で物・女性・囚人を交換していた。これが最初の市場。 (女性がふくまれているのは、血が濃く成り過ぎないよう、子孫を残していくため) 知恵の伝承により食料の調達・調理・貯蓄の技術向上・分業・効率化がはかれ、生産余剰(労働余剰) が外敵への対処にあてられた。放浪から定住へ、狩りから酪農・農耕へ生活体系がかわった。 コントロールも理解もできない自然により豊かさが大きく左右され、恐れから祈祷崇拝が重要視され 、また争いは狩り場の奪い合いから備蓄の略奪へ変化し、これに対する防衛施策のための徴税が、 王・祈祷師(祭司)・将軍を優遇することになった。9000年前のことである。 武力が優劣を決め、淘汰が進み王国ができた。文字・車輪・建築・金属・芸術・美術・統治の発達 は生産性の向上だけでなく権力者(王族・神政者)の力をより強くし、さらなる欲を満たすため 王族間交易(商人)を生んだ。しかし、大きくなりすぎた帝国は秩序を維持することが難しくなり、 同時に権力者相手に商売をしていた商人が次第に富を手にするようになり、市場が民間へ広がって いった。このことが、個人の尊重、民主活動、自由市場という流れを生み、現神人のごとく 君臨した押しつけの独裁政治は成り立たなくなった。(巨大な墓を作る慣習も絶えた) ここからは、ギリシャ、エジプト、中国とも富の奪い合いが続く。 しかし思想にアジアと西洋とで明確な違いがでる。 老子は「幸せとは無為にあり、唯一真の自由とは自らの欲望に惑わされないこと」と説き、 ブッダは富を放棄し悟りを開き、孔子は「幸せとは、礼儀・家族・伝統・目上の者に対する尊敬を 必要とする」と教えた。 西洋ではバビロンとペルシャの抗争の間でユダヤ人が虐げられ、かと思えば、アテネでは史上初の 民主憲法を制定した。そのアテネもスパルタとの抗争で共倒れになり第3国のマケドニアが勝利し、 アレキサンダーの死後衰退していった。次のローマはアテネ×マケドニア戦、そして自らのガリア 侵攻の苦戦を研究し戦術を展開、領土を拡げつつエジプトの反乱鎮圧をおこなった。 反逆を一掃するその中にユダヤ教指導者キリストがふくまれていた。いつか救世主が現れると教え られていたユダヤ教徒は「イエスのもとに人は集まる」と方向転換、異教徒に流布していった。 (たとえば、キリストの誕生日は10月という見方がある。異教の冬至・年の瀬の祭りに時期を 重ねこれを駆逐したという。2000年も前に真冬に馬小屋で出産はありえないと。) キリスト教は最下級の人々にイエスの生き様を持ち出し、貧困と非暴力が救いの道と説いた。 勢力が強くなったキリスト教だが、権力者の都合が入ることになる。教会と付随的に(教義に)従う 君主は富を蓄積でき、救いの準備に役立てることが出来るというのだ。 アジアでは「欲望に打ち勝つ心身を」、西洋では「置かれた状況を受け入れること」を説いた。 一時期はイスラム教が(軍事・政治と連携し)最大勢力になることもあったが、キリスト教との 争いの中でギリシャ哲学・科学を禁止し、次第に市場の競争から退場することになる。 中国も長い目で見れば、同じ理由で文明発展・市場競争の場で優位性を発揮できなくなっていく。 十字軍をはじめ、勢力を拡大したキリスト教だが、すぐに商業の中心となることはなかった。 人口ではパリがトップだったが、大帝国である仏英露が古き封建制度(主な生産手段が無賃・ 強制労働)であったためイスラム圏カリフの首都コルドバがしばらく商業の中心であった。 キリスト圏で商業の強い場所では、次第に王制・宗教の力が弱まっていく。 優れた商人は教会と結託し自らへの金銭制約を減らし貧困への賞賛を避けた。 奴隷・農奴よりやや自由な賃金労働者を雇うようになる。商人が組合により組織的に活動し、 物流・生産・情報ネットワーク・教育・技術開発・徴兵・金融そして立法を管理するようになった。 700年前、こうしてブルージュに最初の資本主義が誕生した。欲が、キリスト教の中で但し書きみたいな例外を生み教義を歪め、富を一部の者に集中させた。 貧しい中で真面目に「信じる者は救われる」と祈っている者に、心の救済はあったかもしれないが 富はなかった。 。。。。独裁からは解放され自由にはなったが(奴隷・農奴を除く)、平等ではないと。。。。 |

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