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ポール・ナッシーこそ、真の狼男俳優だと思う。 こんなことを言うと、ロン・チェイニーJrの怒りの雄叫びが頭をよぎるのだが、オイラはそう思っているのだから仕方ない。 ポール・ナッシーという人については、彼の代表作(だと思う)の『狼男の呪い(La maldicion de la bestia)』で詳しくお話したいと思います。だから、今回はしましぇん! まあ要するに、ナッシーという人は映画より彼の人生の方が面白い俳優なんです。「呪われた怪奇俳優」なんて言われたりもしています。これぞ名誉! ということで、一般的にはナッシーの映画は残評ばかり。それでも、自分はナッシーを愛して止まない。ナッシーの映画は「最低」だけど、オイラには「最高」なのです。 そんな狼男ナッシーと名探偵明智小五郎で有名な天知茂が対決する(かもしれない)映画をご紹介!『狼男とサムライ』!日本映画なのに日本未公開だったりするのダ! むかしむかし。ある悪党が処刑されようとしていた。 しかし、実はその男の妻はもっと悪い魔女だった!彼女は言う。「一対一の決闘以外の方法で処刑をしてみろ!あの世から死者を蘇らせ、この世を滅ぼしてやる!」 ということで、ある勇者が名乗り出た。「おらが倒します!」で、あっさり倒しちゃった。 勇者は国王の娘さんを嫁にもらい、幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし・・・ しかーし、魔女は手強かった!「よくも私の夫を・・・あの王女に呪いをかけてやる!子々孫々、7代目ごとに生まれる男は皆満月の夜に血に餓えた獣となり、死をまき散らすことになるであろう!」 時は過ぎ、勇者の子孫で狼男のバルデマル(ポール・ナッシー)は、一族の呪いを解く術を求めて世界中をまわっていた。ある時、呪いを解くカギは遥か彼方の島国ジパングにあることを知る。バルデマルはジパングことニッポンへ旅立った・・・ 時を同じくして、日本の京都では「満月の夜に人々を襲って喰い殺す化け物が出没する」という事件が発生し、人々は恐怖に怯えていた。医者の貴庵(天知茂)は事件解決に知恵を振り絞っていた。実は、彼こそバルデマルが求めていた「東洋の賢者」だったのだ! この後、物語はカオスな展開を巻き起こしていく。もう何がなんだか分からなくなってくるのだ。 ナッシーは狼男として惨殺を繰り返し、天知茂は死霊や悪霊と死闘を繰り広げたりと、お二人とも頑張る。ニンジャやタイガーやゴーストや切腹!とにかく変態的にいろいろと出てきます。初めはナッシーが主人公なのに対して、終盤に近づくにつれて天知茂がヒーローになっていくんですね。ナッシー好きとしてこの上ない屈辱であーる! 誰も見ないと思うので(たぶん)、ラストを言わせていただくと(ごめんなさい)、ナッシー演じるバルデマルは負けちゃうんです。主人公だったのに! しかもね、天知茂が倒すわけじゃない。天知茂の妹が倒すんだ。 実はこの映画、天知茂は全く役に立たない。ナッシーとの直接対決も全然ないのだ。それなのに、ラストで天地茂は「全ては終わった・・・狼男はもはやこの世にはいない。この悲惨な出来事は永遠に語り継がれるに違いないだろう。だが、あの恐るべき野獣が我々の前に姿を見せることは二度とありえんだろう!」とかっこよく言いやがる。これといって何もしてないのに!ムキーッ!なんかナッシー無念! いつも通り、ナッシーは娯楽面をきっちり押さえて暴れてくれるのですが、サムライである天知茂との死闘も何もないので、そういうのを期待すると痛い目に遭う。ゆえに、そういうとこを楽しんでほしい。 バカでカオスで、サムライ精神なんてこれっぽっちも無いけれど、ナッシーは狼男をいつも通りステキに演じていらっしゃいます。そして、これが最後の「いつも通り」になってしまいました。 実は、この作品がナッシーが狼男を演じた最後の作品になるのです。 それゆえに、サムライとウルフマンの猛烈な死闘が見たかったわね・・・ でも、この感じがナッシー・ムービー ナッシーは最後までナッシーでした。 ※このレビューはブロ友のHKさんにインスパイアを受けています。ワオーン!
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ワオーン!
これは有名だけど観てない
だから観たいと思っていたけど
大好きさんの記事読んで
いつも通りのナッシーだと分かったからもういいや
そう思えるのがナッシーの魅力だよね!
2010/5/14(金) 午前 0:52 [ HK ]
土曜ワイド劇場で放送するような内容だったかな・・・・
まあ日本に狼男が現れてもおかしくない。
なんせ『暁の用心棒』もシリーズ第三目はジパングだったから。
お隣の中国もドラキュラが現れてヴァン・ヘルシングと
対決する『七金屍』(ドラゴンVS7人の吸血鬼)ちゅうのも
あったからね。
天知茂はまたしても眉間に3本の縦シワを寄せて登場ですかい?
ナッシー死すとも戸田のナッチーは相変わらずだわ(爆)
2010/5/14(金) 午前 1:20
日活の女優、朝比奈順子が出ていたのが、うれしかったです。笑
2010/5/15(土) 午後 8:49 [ wel*c*37 ]
ゴチャゴチャながらも、それはサービス精神の裏返し!
ナッシー、フォーエバー!!
2010/5/16(日) 午前 0:13
ずいぶんと昔、深夜テレビで見て、ビデオにも録画しました。
そのテープが見当たらなくて。
2010/5/19(水) 午後 6:13 [ 鉄砲弥八 ]
<HKさんへ>
ナッシー映画の楽しさが分からない奴は真の映画好きとは言えない!
いつもいつも我々を楽しませようと一生懸命だったナッシーは最高の俳優だ!
と、思う反面、やっぱり作品はヘンテコリンなものが多いのよね(笑)
とくにこれは、見なくても大丈夫(笑) でも、ナッシー最後の狼男映画としては貴重です。
こんな悪文で満足していただければ幸い・・・ワオーン!
2010/5/21(金) 午後 5:25
<GH字幕さんへ>
なるほど、ジパングやチャイナにもいろいろやって来たのね!
ドラゴンVS7人の吸血鬼? えー?(笑)
天地茂は強いんだか弱いんだかよく分からない変人でした(笑)
戸田のナッチーはユニバーサルの地球ロゴを見ると狼女に変身します。ワオーン!
2010/5/21(金) 午後 5:31
<wel*c*37さんへ>
ポール・ナッシーではなく、
朝比奈順子嬢で感動されるのがさすがです!!(笑)
日活は美人の宝庫だったなぁ〜
2010/5/21(金) 午後 5:34
<エクスタミネーターさんへ>
仰るとおり!
ゴチャゴチャのヘンテコリンなんですが、ナッシーは人を喜ばせようと一生懸命だったぜ!
ナッシー映画の魅力が分からない人は映画好きとは言えませんね(笑)
満月の夜にまたカムバックしてくれー!待ってるで、ナッシー!
2010/5/21(金) 午後 5:37
<鉄砲弥八さんへ>
さすがです!深夜放送ってのがまたイイ(笑)
貴重なテープがない!あれま!
でも、二回も見る必要はないので大丈夫でしょう!(笑)
2010/5/21(金) 午後 5:38
一度でよいから見てみたい。深夜のBSあたりでいいから。
権利関係とかあるから無理なのだろうな。市販のビデオなんて絶対なさそうだし。
2016/10/25(火) 午前 11:59 [ mez**efuk*at* ]