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(↑なぜ『ネオン・デーモン』…なのかは、記事を読むと判明します)
2016年、上半期ベスト洋画は『マジカル・ガール』、ベスト邦画は『アイアムアヒーロー』です。
どうも、映画大好き人間です。
(次点は『キャロル』と『クリーピー 偽りの隣人』であります)
ブロ友、という軽率な通称名が浅はかだと思えるほどの盟友、HKさんより、
「アトランダム映画祭」という企画へのお誘いをいただきました。
「アトランダム映画祭」に関する概要は、リンク先のHKさんのブログに委託します。
今回のコンペティション作品は、以下の7作品でした。
『ソランジェ 残酷なメルヘン』
『マニアック・コップ』
『最後まで行く』
『パラサイト・バイティング 食人草』
『ミラクル・マイル』
『ハーレクィン』
『ゴーストアビス』
ということで、不肖ワタクシ映画大好き人間も、ひとりの審査員として独断と偏見でランキングを選出させていただきました。
以下、ぼくのランキングと、それに伴う選評(という名の駄文)を掲載させていただきます。
尚、文面はソックリ/ソノママHKさんへとメールで送信した内容と同じものです。ご容赦ください。
では、どうぞ!
1. ソランジェ 残酷なメルヘン
2. ハーレクィン
3. パラサイト・バイティング
4. ミラクル・マイル
5. ゴーストアビス
6. 最後まで行く
7. マニアック・コップ
【選評】
アトランダム映画祭と銘打った今回の企画は、ぼくたち映画ファンなら誰しもが遂行したことのあるオアソビだと思っています。
映画ファンの友人同士でお互いのフェイヴァリットを選出、或いは、お互いが見ず知らずの映画とのファーストコンタクトを果たすキッカケを築くこともありました。
しかし、長らくアソんでいなかった。そんな中、アソビ心の分かる映画ファンであり盟友HKさんからアソビのお誘い。
以下、そのアソビの記録と記憶として、そして7本の作品への愛情表明として、ふつつかながらコメントを添付させていただきます。
❶コンペティションを拝見した際に驚いたのは、ぼくがオールタイムベスト級に偏愛している作品が選出されていたことでした。それがコレです。だから1位なんだってワケではありませんで(笑)、改めて鑑賞した際の感動を以って選ばせていただきました。
大学生の頃にヒドイ失恋をしまして、オンナなんか全員『フューリー』のカサヴェテスみたいに砕けちまえ!と本気で女性軽視していた時期に、かわいい女子が酷い目に遭う映画ばかりを毎日のように鑑賞しておりました。それはスラッシャーはモチロン、アルジェント先生を筆頭としたジャッロと触れ合う機会を与えてくれもしました。
『ソランジェ』は中でも、忘れがたい美しさを宿した映画です。今回改めて感じたのは、実のところこの映画は全然ホラーしていないということ。故にカルト映画の所以だと思われます。モチロン、殺人描写はありますが、要は夫婦に関する映画でもあるんですよね。失恋直後の大学生にはそんな風には見えませんでしたが、今はそこで描かれる愛の復縁に感動を覚える次第です。
そりゃかわいい女子がぶっ殺されるのも超かわいいですが(映画の中のハナシですよ!)
ちなみに超余談ですが、レフンリメイクは賛同/アリと表明しておきます。と言うのも、先日幸運にも『ネオン・デーモン』を鑑賞する機会に恵まれまして見たのですが、ぼくにとっては大好物だったからです。『ネオン・デーモン』というタイトルですが、ハッキリ言ってレフンによる『サスペリア』のリメイクです。バレリーナをファッションモデルに変換、あとはもう、『サスペリア』のスコアを真似た曲まで鳴り出す始末(笑) よって、『ソランジェ』もレフンなら正しくアップデートできると信じています。(ま、ヒットはしないでしょーが・笑)
❷デスクトップを眺めながら本当に「ぬへぇっ!」と思わず奇声を発してしまったのは、コンペティションの中に『ハーレクィン』が腰を下ろしていらっしゃることへの驚きからでした。久しく鑑賞していませんでしたが、こちらも大好きな作品です。『スーサイド・スクワッド』も公開するのだし、DVD化するべき!(全然関係ない)
ヘンな映画でしょう、本当に。オーストラリアって国は、『マッド・マックス』に『ピクニックatザ・ハンギング・ロック』に『ハーレクィン』に、いってぇどーなってんじゃい!と本気で思っていました。つまり、超信用していたのですが。
『ハーレクィン』の素晴らしいところは、ロバート・パウエルの怪演に引っ張られるが如く、作品の雰囲気までもが奇怪な道筋を辿るヘンテコムービーということだと思います。映画はヘンテコなだけで価値があるってもんです。ラスプーチンを下敷きにしたプロットは、それだけで魅力的なのですが、ぼくは怪僧と呼ばれた男にピエロの衣装を着せただけでも、この映画は狂気と言うより愛に溢れているように感じたのですが、それはワタシがマッドだからでしょうか?(笑)
❸ぼくはタイトルに「食人」と入っていればすべからく鑑賞することが生きがいの食人族なので(親に読ませられない文章)、天命の如く本作との出会いは果たしておりましたが、今回鑑賞2回目で、ちょっと株が/好感度が上がりました。かなり好きです。
1回目は、それこそ初監督にしては良くデキテルナー、なんて偉そうに思っていました。でも、原作である『ルインズ』も読んでいたし、スコット・スミス自身の脚本だったものですから、こんなに雰囲気変わっちゃいますかねえ……と若干の落胆を感じていたのも事実です。
しかし、ココ数年の間で「原作と違って何が悪い!」党に入党したぼくとしては、いやいやいや、ナニコレ最高じゃないですかと鑑賞2回目にて歓喜するに至ったのです。映画には映画のアプローチがありますし、そもそも、映画は映画ファンのためにある、ということを教えてくださったのはHKさんでしたからね。『パラサイト・バイティング』、2回目はめちゃ爆笑しながら観てしまったのですが(なぜ…)、ぼくの中では爆笑しながら観れる『マタンゴ』ってだけでも、もうかなり好きです。人体破壊描写も素晴らしく、また純粋な映像の美しさに気付けたのも幸いでした。
ちなみに、我が愛しのジェナ・マローン(中学生の頃に『ドニー・ダーコ』を観て以来ファン)もかわいい。そしてジェナ・マローンは『ネオン・デーモン』にも出ています!俺得!
以下、長くなりそうなので、手短に。
❹シノプシスを聞いただけで面白くないワケがない!と信じられる本作ですが、こんなにロマンチックな傑作だったかーと思わず涙が。内容がそうと言うことでは無いのですが、ぼくの中では『アフターアワーズ』とか『眠れぬ夜のために』のような、何だか深夜に落ち着いて観たい愛すべき作品でもあるのですよね。あと、音楽が超好きなのですが、サントラはゲット出来ておらず。だからこそ、YouナントカTubeの恩恵に感謝。当然、今回の鑑賞も深夜にて。
❺ぼくの好きな映画ジャンルとしては、本当はこういう作品がもっと上位、何なら1位でも良いくらいですけれど(笑)、まあ、愛の度合いで順位は付けさせていただきましたもので。ぼくはデ・パルマからヒッチコックへとつながった変則的な映画ファンですから、ヒッチコック作品はモチのロン超好きですけれど、それよりもヒッチコックのモノマネする側の作品で射精しちゃう人間なんですね。ヒッチコックものまねショーの方が、ヌキどころがある(真顔で書いております)。そんな人間からすると、現実と幻想が入り乱れる、ってか多分ほとんど妄想なんじゃねコレ?という頭どーかしてる映画の秀作なのでは。猫ちゃんがしゃべるのは、『エイリアン』もやらなかったこと。偉い!(偉いのか?)
❻完成度で言えば本作がトップクラスなのは断言しておきたいですし、ぼくは去年のベスト10にランクインさせようか迷いました(させてないんかい!)。脚本が本当に良く出来ている。「良く出来ている」と言うのは、辻褄とか伏線の意味ではなく、疾走感やリズムとしてです。人に話したいのに、ネタがバレるので割と人に話せない辺りがニクイのですが、万人に推薦したい一本です。それなのに何故6位かと言えば、偏愛しているかどうかということに尽きてしまいます。すごい性格も良いし料理も上手で清楚な女の子なんだけど、俺が好きなのはちょっとビッチでセックスが上手いコーンのバター炒めしか作れないアイツなんだ、って感覚ですよ(笑)
❼『ゴーストアビス』と同じ理由です。『マニアック・コップ』、嫌いなワケないじゃないですか!ラリー・コーエンのエセ社会派映画シリーズだけで朝まで語れます。でも、今回見直してみまして、なんかまあ、コイツとはいちばん遊んだかなぁって。もういいかなぁって(笑) 愛ゆえに今回のコンペティションではこの順位です。で、レフンのリメイク、これはぼくもちょっと心配(笑)
以上です。
長々と駄文を失礼いたしました。
久々のアソビ、超楽しかったです。アトランダム映画祭は、映画ファンはモチロン、映画にあまり触れる機会の無い方々にも推薦したいアソビです。と言うか、これは意外にも両者にとって懸け橋になると信じています。
またアソんでくださいね。いや、今度はぼくから誘いますよ。食人映画祭にてまた会おう。アディオス!
長っ!!
まあ、愛ゆえに勝手に送り付けた迷惑メールというトコロです(真顔)。
で、その結果発表!↓
んで、その閉会式!↓
ものすっごくすんばらしい結果になったと思います!ほんとに!
生きててヨカッタです!
とは言え、ぼくってやっぱり頭がどーかしているのカナ…と心配になってしまう結果でもあるのですが(笑)
未見の作品がある方は、是非とも映画鑑賞の参考に。
HKさん、また次回も呼んでください。
めちゃんこ楽しい企画にお誘いいただき、改めてありがとうございました。
そして参加された皆さま、大変お疲れ様でございました!
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まあ、映画大好き人間の生存が確認されただけでも
映画祭開催してよかったわ(笑)
そして俺のところに届いたこのストーカーみたいなメールが
公表されたことで、俺の言ってることが大袈裟じゃないと
伝わると思います。
ひとつリクエストすると
『アイアムアヒーロー』の評を書いてよ。
評判だけど、観てないんだまだ。
2016/7/9(土) 午後 6:17 [ HK ]
ふぅむ。私がすごい性格も良いし料理も上手で清楚な女の子ってことがちょっと証明された気が(参加してないのに突然出てきて何を言うw)
女の子ってとこから間違ってるよっ!ってお話はすっ飛ばしますが、参加したかったなぁ〜〜!
2016年の上半期ベストの中でトップに挙げていらっしゃる『マジカル・ガール』を観ていないので、近いうちに観れるといいなぁと思っています。
諸事情あって忙しいですが映画ってホントにいいものですよね。
私も『アイアムアヒーロー』の評を読みたいです。昨日観た韓国映画で同じような地下駐車場が出てきてまた思い出しちゃった。
2016/7/9(土) 午後 7:36
<HKさん>
食人族なもので、やはり栄養満点な食生活なおかげで無事生存できております。
このメールは、『アデルの恋の物語』オマージュです(ウソ)
『アイアムアヒーロー』は劇場だけで5回観に行きました(笑)
ぼくのような映画ボンクラを含めた老若男女誰しもが楽しめる、真っ当なエンターテインメントのケッサクだったと思います。
忘れがたいのは、その鑑賞5回とも、上映後に客席から拍手が起きたことです。正直、ゾンビ映画云々抜きで涙が出ました。
暫定ベストなだけに言葉では言い表しにくいのですが、ぼんやりと書いてみますね〜
2016/7/12(火) 午後 2:04
<恋さん>
んもうね、ぼくは恋さんのそういうところが大好きですよ(笑)
『最後まで行く』系女子!(なんじゃそれ)
『マジカル・ガール』はセンスのカタマリと言いますか、映画という枠組みでしか表現できないエモーションに満ち溢れています。
見せないことは、見せること。見ることは、見られること。
そうした映画が持つ逆説的な構造にハッ!と気付く瞬間が200回くらいありまして(笑)、この感動は墓に入るまで忘れがたいものとなりました。
『アイアムアヒーロー』の駐車場は、実際に韓国の駐車場でロケーションしてますよ(笑)
もしかすると、全く同じロケ場所かもしれませんね!
恋さんも色々とご多忙とは察しますが、あまりご無理をなさらず、映画で一息つけますように。
ほな、次回のアトランダム映画祭にて!
2016/7/12(火) 午後 2:12