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2017.5.27(土)

   ミリオン座で「光をくれた人」を観る。海の風景が寂しく、美しい。という点にまず目を奪われる、言わば運命のメロドラマ。泣かせようと思ったらいくらでも出来る物語を、抑制の効いた演出で進める。さすが「ブルーバレンタイン」の監督だ。でも、ちょっと長い。

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2017.5.26(金)

   シネマテークでイタリア映画を2本。1959年製作の「狂った夜」を観ると、どこの国でも若者は一緒だとつくづく思う。昭和で言うと30年代。日本の青春映画の味わいも同じ(明朗ものはもちろん別にして)。今の青春映画と何と違う事か。
   「愛の果てへの旅」を観ていて、大好きな「グレート・ビューティー/追憶のローマ」にそっくりだなと思い、終わってから調べると、やっぱり同じ監督だった。数年前のベストワン映画の監督の名前くらい覚えておけよ、と我ながら思う。パオロ・ソレンティーノ、もう忘れません。冒頭の動く歩道の長いショットから心を鷲掴みにされた。2004年製作の映画祭のみの上映作品だが、合う監督は大体どれを観ても合うものだ。昨年の「グランドフィナーレ」も悪くはなかったし。今のイタリアのナンバーワン監督。

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2017.5.24(水)

   シネマスコーレで「劇場版 シネマ狂想曲〜名古屋映画館革命〜」を再度観る。映画を観る、イベントにいる、舞台挨拶を見る、舞台挨拶に出る、当人やゲストと打ち上げに行く、などなど、身内の気分いっぱい。楽しませてもらっています。

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2017.5.23(火)

 NAGOYA試写室でアンジェイ・ワイダの最後の作品「残像」を観る。恐ろしい作品だと思う。過去の実在の画家の物語、ではなく、世界がもう一度その時代に向かっているからこそ、歴史上の出来事ではない恐ろしさを感じる。ラストの冷たさを見ると、実際の芸術家はワイダの意に反して萎縮してしまうのでは、とさえ感じてしまう。
ワイダが世を去った今、こういった気骨ある作品を撮る映画作家はどれほどいるのだろう。それと反骨の芸術家、ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキの名を(覚えられないけど)忘れないようにしたい。
   シネマスコーレではエドワード・ヤンの「台北ストーリー」を観た。これ、未公開だったのか。1985年の作品で、当時の台北の風景がどこか侘しさと懐かしさを感じさせる。この映画の製作や主演も務めるホウ・シャオシェンの初期の作風にも通じるものがあり、改めて台湾の映画芸術はこの二人にツァイ・ミンリャンを加えた三巨頭が引っ張って来たと実感する。

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2017.5.22(月)

   シネマテークの“イタリア  ネオ+クラッシコ映画祭2017”から「汚れなき抱擁」と「気ままな情事」を観る。どちらも1960年代のイタリア映画で、イギリスやフランスも含めて、私の最も好きな年代、国の映画という事になる(でも1950年代60年代70年代の日本映画、1940年代50年代60年代70年代のアメリカ映画、1950年代70年代のヨーロッパ映画も同じくらい好きですが)。前者は堅めの作品、後者はイタリア得意の艶笑譚の傾向、と違いはあるけれど、好きな年代のヨーロッパ映画の香りを堪能しました。
   本日は更にシネマテークで2本、「雪女」は手垢のついた物語を現在に置き換えているところが面白い。監督、主演、製作を兼ねる杉野希妃は才人だ。
「SYNCHRONIZER」はSFスリラー、というか怪奇映画という呼称がピッタリの作品で、かなり面白かった。万田邦敏は時折いい作品を発表するから目が離せない。ただし、気取ったアルファベットタイトルはNG。

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