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2017.10.18(水)

   シネマスコーレで「明日へー戦争は罪悪であるー」を観る。タイトルからドキュメンタリーと思い込んでいたら、劇映画だった。戦争反対のテーマに絞り込んだメッセージ性の強い作品だが、いやらしさを感じさせずに映画としてちゃんと見せる。登場人物たちのセリフにも説得力があり、自然にそうだよなと頷かせるところが力強い。植木等の父親が戦争反対を唱えていた僧侶だったのは有名だが、その事実を映画に溶け込ませているのは見事。芸能界に入るんだ、という等青年をワンカット登場させている所も、その事実をリマインドさせるという演出としてすこぶる効果的だった。藤嘉行という監督は知らないが、企画者や製作者なども含めて、この時代だからこそ作る価値のあるいい映画を作り上げたと思う。うっかり観逃さずに本当によかった。

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2017.10.17(火)

   NAGOYA試写室で「密偵」を観る。ミステリー心をくすぐるいいタイトルだ。コンラッドの小説を思い出す。昨年「暗殺」という韓国映画があったが、時代は同じ。あの映画も秀作だったが、こちらも負けじと面白い。今年前半は韓国映画にいいものが多く感心したが、後半になってもその勢いはそんなに衰えていない。アート系の作家映画だけでなく、そろそろ韓国映画への考えを変えた方がいいのかも。ただこの作品の監督、キム・ジウンのフィルモグラフィーを見ていると、ほとんどの作品をスクリーンで観ている。主演のソン・ガンホもそうだし、いい監督いい俳優の作品はクオリティが高く、これまでもキチンと観ているものが多い。監督と俳優の幅を広げてみるか。

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2017.10.13(金)

   NAGOYA試写室で「人生はシネマティック!」を観る。おお「アメリカの夜」か!と歓喜したが、第2次大戦中の物語という事もあってか、あのエスプリには及ばなかった(あれはトリュフォーの大傑作だから当然と言えば当然だが)。しかし比較、というよりそんな勝手な意識とは関係なく、アイデアの魅力に満ちた佳作とは思う。これはイギリス映画。

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2017.10.12(木)

   シネマスコーレで「ファンタズム」を観る。20才くらいの時の封切りで見逃して以来、やっとスクリーンで観る事が出来た。と言っても念願叶ってというほどではなく、あ、観られるんだ、と。1979年製作。こも頃のアメリカ映画はDVDでは頻繁に観ているが、映画館では稀。その意味でも貴重な機会ではあった。ドン・コスカレリの名前も懐かしい。

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2017.10.11(水)

   NAGOYA試写室で「はじなりの街」を観る。物語に目新しさはないが、安定した作りが落ち着くイタリア映画。人生を味わうならヨーロッパ映画だ。「わたしは、ダニエル・ブレイク」でも描かれていた公務員の事務的な対応が、ここでも批判的な目線で挿入されている。どこもかしこも。
   ミリオン座では「月と雷」。選別、しているせいが大きいが、ここのところ観る日本映画がどれも面白い。これも期待通りの小傑作。全員が同じ家で暮らし始める設定には無理があるが、その中での人物関係はよく練られている。安藤尋はアベレージの安定した小傑作が続く。メジャーに行って才能をダメにしませんように。

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