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思い切って大阪文楽劇場に行ってきました。文楽の演目というと普通近松などの江戸時代のものなのですが、今回は珍しく大正から昭和の最初にかけての大阪を舞台にした「夫婦善哉」、東京ではなかなか演じられることがなさそうなので、めったに旅行しない私ですが一念発起?しました。
題して「夫婦善哉ツアー」。次はいつになるかわからないからと、2泊3日目いっぱい欲張ってきました。
新幹線になんとか乗り遅れずに新大阪にお昼過ぎに着きました。反対方向からほぼ同じ時間に到着した友人Rさんとホームで落ち合い、お昼を食べてから文楽劇場への道を下見がてら案内してもらいました。暑いので地下のなんばウォークを通りました。
法善寺に行って水掛け不動を見ているとき、梅田在住の友人Sさんと連絡がつき、会えることに。水掛不動は皆が水をかけるために苔に覆われていました。「夫婦善哉」に出てくる同じ名の善哉のお店をひと目見てから梅田に向かうことにしたのですが、ぐるっと歩いても見つかりません。そのうち道頓堀で奇抜な看板や皆が記念写真を撮っている「くいだおれ」やらに気をとられているうちに、方向がわからなくなり、人に聞いてたどりついたのが心斎橋でした。1時間も友人を待たせるはめになってしまいました。(ごめんなさい〜)後でよく見たら、工事中のところが夫婦善哉でした。
友人の家で念願だったお猫さまたちとの対面を果たしましたが、なぜかお猫さまはRさんにばかり関心を示し、私は無視されました(涙)。居酒屋でおでんや鱧のてんぷらなど久々に3人集まったので楽しくおしゃべりしながら食べました。友人たちと別れ、ひとりで京都へ。梅田から阪急で烏丸へ乗り換えなしの特急で、約40分。阪急の電車はレトロな雰囲気で好きになりました。とくに、しみじみした気分のときにはふさわしいですね。
インターネットで予約した三井ガーデンホテルに泊りました。大きいお風呂があって、温泉みたいな気分になり、朝も入ってしまいました。大浴場希望というと、女性はフロントでカードキーを渡されます。
朝食つきにしておきましたが、和洋中とバラエティーに富んでいて目移りしてしまい、お豆腐、茄子の煮物、野菜の煮物にヨーグルト、ベーコン入りスクランブルドエッグ、クロワッサン、オレンジジュース、コーヒーなどという、和洋折衷の選択になってしまいました。
古代友禅会館に行って、刺繍やしぼりと染を組み合わせたすてきな昔の小袖や手の込んだ復刻を見学し、型染め友禅の体験をしました。友禅はぼかしが綺麗だと思うのですが、やってみると思ったように行きませんでした。お扇子に仕立ててもらうことにしたので、後日郵送で届くのが楽しみです。
駅のところの伊勢丹でチェコの絵本とアニメの展覧会を見てから大阪へ。なんばウォークからビックカメラのところの出口を出るとすぐ後ろに「夫婦善哉」に出てくる「自由軒(じゆけん)http://www.jiyuken.co.jp/」があります。原作者織田作之助、略して織田作好みの「名物カレー」を注文する人が多いようです。カレーとごはんがまぜてあって、上に生卵が落としてあります。カレーがけっこう辛いので、卵を混ぜるとちょうどよい加減です。とても庶民的な食堂なのがかえって風情を感じさせます。「名物カレー」は650円。
写真は自由軒と道頓堀の看板(というべきか?)のひとつ。あちこちの店に負けじと立体的なものがあるので、テーマパークみたいです。有名な かに道楽もありましたよ。
つづく
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