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の補足です。前回の記事は、 「年金の問題はおカネの問題というよりは、モノ・サービスの供給が追いつくかどうかの問題」という話でしたが、 「カリスマ講師」で08年に首相直轄で立ち上げられた「社会保障国民会議」の委員にもなった、細野真宏さんの、 という本に、年金未納問題について面白いことが書いてあります。 以下、内容を要約します: ・マスコミや政治家の皆さんは、「年金未納で破綻」とよくおっしゃっていますが、 それは全くの誤解です。 ・公的年金加入者7,012万人 のうち、未納者は、たった308万人、全体の5%に過ぎないのです ・納付率60%というのはあくまでも、 国民年金の「被保険者」、つまり「第1号被保険者」2,035万人のうち、 保険料納付者1,209万人の割合。 ・納付率60%=未納率40%ですが、 正式な手続きで免除されている518万人と、 未納者308万人 の計826万人が 国民年金「被保険者」2,035万人の40%を占めるに過ぎないのです。 ・厚生年金+共済組合の「第2号被保険者」、第2号被保険者の配偶者である 「第3号被保険者」の計約5,000万人については、 保険料は源泉徴収なので基本的に「未納問題」はありません ・また、 基礎年金については、09年からは国庫で1/2負担することになっています。 国庫負担は税金です。 (ヨッシーニ注:国債発行による部分も結局は間接的に入りますが) 未納者については、年金の保険料を払わなかったばかりに将来、国庫負担分 をもらえないことになってしまいます。 また、年金の国庫負担については、未納者も税金は払っているはずですから、 自分で払っていた税金を年金で取り戻すことができず、税金を払った分、 損になります。 また、未納者は、年金積立金の取り崩し分についてももらう権利を失います。 ・国民年金未納者が増えると厚生年金加入のサラリーマンが損をする というのもウソ。 未納者は上記の、国庫負担や年金積立金からおカネをもらう権利を 放棄することになるので、年金財政の将来負担はその分軽くなる。 ・年金の全額税方式の議論は、 国民年金の未納率が高い、だから破綻⇒全額税方式で破綻を回避 という誤解から発生しています。 ・実は、麻生首相も就任前はこのような誤解をなさっていました。 が、 「少なくとも、この年金シミュレーションが議論された会議以降に、 麻生総理大臣や与党から『税方式』を主張する声があまり聞こえなくなってきた のは評価すべきことだと思います」 ・一方、マスコミは 「『間違った主張」をしてしまった場合に、新聞社のプライドも関係して、 なかなか軌道修正ができない」 例えば、日経新聞の論説委員が 「今の年金制度を変えずに済むならそれに越したことはない。 だが、保険料の未納増加で制度は破綻する可能性が高い」 と社説を書いた後、「社会保障国民会議」に呼び出されました。 細野さんが、未納増加で年金が破綻することはないのだから 「日経社説の論理に従えば、年金制度は変えなくて良いのではないですか?」 とツッコミを入れたところ、その論説委員は黙り込んだ、とのこと。 そして、 その2日後に 「年金支出への影響が軽微だと強調したかったのだろうが、政府自らが 肝心の皆年金を見捨てるかのような前提を置いたのは驚きである」 との社説を掲載。 「この負け惜しみ、笑いの出る話である」 (社会保障国民会議の中心人物、権丈善一慶大教授) ということで、まとめると ・「年金保険料の未納増加」は年金を破綻させることはない。 ・麻生さんら与党の政治家は、誤解に気付いた後は軌道修正した模様 ・マスコミは??? オススメです!(ただし、年金のことを書いているのは、本の後ろ半分だけです。念のため。前半はサブプライムローン問題などの話) 年金未納、公的年金全体のたった5%だし、そもそも未納が増えても、その分将来の年金財政の負担が減るから全然関係ないじゃん!マスコミ騒ぎすぎ!!「過ちを改たむるに、はばかることなかれ」というのを、大マスコミの皆さんにはしっかり考えてもらいたいな…、と思われた方は、こちらのリンクのクリックをお願い致します↓ m(_ _)mhttps://blog.with2.net/in.php?751771ブログランキングに参加しております。ご協力、ありがとうございます!http://ecx.images-amazon.com/images/I/51iN5BfVzDL._SL500_SS75_.jpg
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私も以前よりさる著名な年金関係の方のホームページを見て、周辺の人々に心配はいらないと言ってきました。
でも政略のために煽るアホ政治家とマスコミが騒ぐので、なかなか信じてもらえませんでした。
それを真に受けて払わないために、年金をもらえなくなった人がいたら、どう責任を取るのでしょうかね。
人を騙したのですから犯罪と言っても差し支えないでしょうね。
2009/5/4(月) 午後 1:14 [ やす ]
問題ありですね!
2009/5/4(月) 午後 1:22 [ 晃子 ]
年金を払っても意味がないとあおるマスコミ、それに輪をかけて軽挙妄動を続ける政治家たち、ひねりつぶしたいですな。
2009/5/4(月) 午後 1:22 [ 古の碧き泉より ]
スタンダードは安心です。。。
たまにはアレンジで十分楽しめます(^^)
2009/5/4(月) 午後 1:24 [ kazunobu ]
年金破綻するも、日本経済破綻と同じで、破綻破綻ウソですね。年金についてきちんと調べれば調べるほど安心していた私は、普通に厚生年金積み立てています♪
2009/5/4(月) 午後 6:26 [ 鉄人4号 ]
生活が苦しくなってきています。
年金払うのも、ままならなくなりそうでーす。
2009/5/4(月) 午後 7:50 [ ひつまぶし ]
マスコミさんが軌道修正しないのは、年金保険を扱っている保険会社からの実入りを、期待しているのかも知れませんねぇ。
2009/5/4(月) 午後 7:57 [ 丸坊主 ]
論理は納得したのですが、なぜ、支給開始年齢を引き上げているのでしょうか?両親を説得したいんですが、いい説明が思いつきません。
2009/5/5(火) 午前 8:19 [ taka ]
takaさん、
>なぜ、支給開始年齢を引き上げているのでしょうか?
結局のところ、財源を気にしているから、と言うことだと思います。国の借金は大変だ、という誤解です。国の借金、本当は全然大変じゃないというのが、国民的コンセンサスを得られるかどうかというのも、重要になってきますね…。
国の借金が増えている分、民間の借金がどんどん減っている様子の↓グラフをご両親にお見せ頂いて、とりあえず、本当は日本国全体として借金は問題ないのです、というのをご理解いただくというのはいかがでしょうか?
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/16048508.html
↑こちらの与謝野大臣の国の借金についての方針転換の話や、同大臣の社会保障費(つまり、介護、医療、年金などひっくるめて)の抑制見直しの話も有力な説得材料になるかも、です。
2009/5/5(火) 午前 10:23 [ ヨッシーニ ]
給付開始年齢の引き上げだけではなく、徴収額の引き上げや給付金の減額がありますね。こんな現実を突きつけられると、体感的に不安を感じるのも仕方ないと思います。
人間心理としては、もはや元の状態に戻しただけでは不安は払拭できないかもしれません。
ところで、税方式は、ちゃんと支払っている人がわりを食うので反対なのはわかりますが、年金は国債などで賄うのに何の問題があるのでしょうか?税方式と似た理由でしょうか?
ここがいまいちわかりません。そもそも国債で賄えるのか?が先でしょうけど。
上記の引き上げなどから、少なくとも今のままでいいとはとてもじゃないですが思えません。
2009/5/5(火) 午前 11:16 [ alt ]
丁寧な解説ありがとうございます。
私の両親も頭では理解できると思いますが、いままでこの年齢で支給されると言われていて、実際はその数年先となるとやっぱり納得いかないものがあると思います。私には心配かけないように言わなかったようですが、現実に2,3年間無収入の期間があったと聞いています。
国民的コンセンサスを得るにしても、今のマスコミの使えなさを考えると絶望的ですし、官僚もマスコミ、国民、政治家の全方位からたたかれているとなかなか方向転換できないことも理解できます。結論は政治力なのだろうと思います。
遅くなりましたが、「国債を刷れ」を読みました。勉強になりました。思えば数年前、私は理系出身なのですが、経済学部出身の同期と飲んでいるときに、マスコミに出てくる経済評論家のでたらめさ(私の感覚で)に嫌気がさし、酒の勢いもあり「経済学は学問なのか?」といって噛み付いた記憶があります。そのときのなんとなく頭の中で引っかかるものの正体がわかったように感じます。
2009/5/5(火) 午後 0:00 [ taka ]
altさん、
>上記の引き上げなどから、少なくとも今のままでいいとはとてもじゃないですが思えません。
これ、年金のみならず、生活保護、医療、介護なども含めて社会保障全体のパッケージで考える必要がありそうです。
細野さんの本でももう少し範囲を広げて、基礎年金全額税方式は問題があるけど、消費税の増税で高齢者医療負担を大幅に軽減し、安心感を高めて消費を喚起できるかも、というように書いてあります。
また、西沢和彦さんの「年金制度は誰のものか」では、
カナダやイギリスの、生活保護と年金を統合した、
所得保障システムにならった年金システムの話や、
税や社会保険料の徴収システム改革(所得税は税務署、住民税は自治体、年金保険料は社保庁、という面倒な徴収システムを国税庁で一括徴収するシステムにして、企業の徴収協力費用削減、源泉徴収で徴収漏れを一挙に解決)などについての提案があります。
2009/5/5(火) 午後 3:37 [ ヨッシーニ ]
takaさん、
>国民的コンセンサスを得るにしても、今のマスコミの使えなさを考えると絶望的ですし、…結論は政治力なのだろうと思います。
少しずつ、地道に変えていくしかなさそうです。私が「国債を刷れ!」を書いたのも、河村たかし衆院議員(現・名古屋市長)がテレビで「国の借金が問題ないという前提で政策を考えなければなりません」と発言したとき、完全に孤立している様子を見て、自分にも何か出来ないかと思ったのが契機でした^^。
近頃では、国の借金それほどでもないよとテレビで発言をする政治家や学者も、ちらほら増えてきていますので、希望は捨てず、地道に広げて行きたいと思っています。
>「経済学は学問なのか?」といって噛み付いた
その点については、経済学者と名乗っている真っ当な経済学者の方と、経済学者と名乗っている宗教家(数値データ確認を怠り、自分が見たいと思う真実しか見ようとしない「経済学者」)の方が混ざっていると思われますので、注意が必要です^^;。
2009/5/5(火) 午後 3:45 [ ヨッシーニ ]
>その点については、経済学者と名乗っている真っ当な経済学者
その点は了解しています。あまりにもテレビに出てくる経済評論家がひどかったのでつい言ってしまいました。
2009/5/5(火) 午後 11:34 [ taka ]
>所得税は税務署、住民税は自治体、年金保険料は社保庁、という面倒な徴収システムを国税庁で一括徴収するシステム
これはぜひやってほしいですね…税引き見込みの計算が面倒です。所得税・住民税は共同税にして、国と自治体で分け合ってほしい。あと均等割・平等割って何なんでしょう。これ人頭税ではないでしょうか?
社会保険料は“社会保険割”という項目つくって所得税に含め上乗せすれば良さそうです。できればこの“社会保険割”を緩めの累進徴収にすればなお良いでしょう。
2009/5/6(水) 午前 1:15 [ HM ]
ちょっと思ったのですが、国内総生産に対する個人総所得の比率から所得税・住民税の標準税率と累進関数、社会保険料の標準保険料率(と累進関数)を決め、インフレギャップが生じれば自動的に増税+ギャップ分を国債償還、デフレギャップが生じれば自動的に減税+ギャップ分を国債発行とすれば 《経常収支も考慮し、経常赤字なら増税シフト・経常黒字なら減税シフト》
現行の累進制度よりもはるかにビルトインスタビライザー効果があり、財政が安定し、毎年の税率改定の手間が省け、増税する・しないで揉めることが減る精密な累進制度になるのではないでしょうか。
>takaさん
理系出身で若し数学が得意なら、ヨッシーニさんにも薦めたのですが、動学的確率的一般均衡(DSGE)モデルから経済学の道に入ってはいかがでしょう。DSGEモデルから入れるならご自身がすぐ「真っ当な経済学者」になれます。
なお、池●信夫氏もDSGEをよく持ち出しますが、彼は気に入らないことに対してすぐ「どマクロ」のレッテルを貼るための方便としてDSGEの名を持ち出してるだけなので、念の為。
2009/5/6(水) 午前 1:15 [ HM ]
マズゴミの力はやはりすごいですね。
日経、こんなアンケート結果だしても意味無いですよね。腹がたちます。。。
「年金は大幅に減る」 女性の過半数予測、根強い不信
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090509AT3S0400D08052009.html
2009/5/9(土) 午後 4:16 [ 鉄人4号 ]
>「第3号被保険者」の計約5,000万人については、
>保険料は源泉徴収なので基本的に「未納問題」はありません
この言葉には誤魔化しがある。
第3号被保険者は、厚生年金など第2号被保険者の夫が亡くなった時に
無年金者となる妻のために作られたもので、妻は保険料を納めてません。
だから第3号被保険者約1000万人を破綻問題で入れるのは間違ってる。
正式な手続きで免除されている約500万人も、お金を払ってないのなら、
国民年金の破綻問題では合わせて約800万人が払ってないというべき。
だから公的年金加入者の内、お金を支払うべき人で払ってない人は
6000万人中の800万人で13%であり、年金制度は破綻してるというべき。
とくに国民年金じゃマジメに保険料を払っても、貰うのは月に5万円くらいだし、
それより生活に困ったら、生活保護で月に10万円くらい貰った方がはるかに良い。
公的年金ってネズミ講に過ぎない。
2009/8/15(土) 午後 9:50 [ tak**ji ]
>だから第3号被保険者約1000万人を破綻問題で入れるのは間違ってる。
言語明瞭、意味不明。
>正式な手続きで免除されている約500万人も、お金を払ってないのなら、国民年金の破綻問題では合わせて約800万人が払ってないというべき。
意味不明。ここの論点は、「国民年金、未納40%で大変だ!」が間違っているという話。おたく、日本語分からないあるか?
2009/8/15(土) 午後 10:32 [ takajin ]
>だから公的年金加入者の内、お金を支払うべき人で払ってない人は6000万人中の800万人で13%であり、年金制度は破綻してるというべき。
意味不明。「だから」ってどの辺りが「だから」?具体性ゼロ。おたく、読解力も文章力もゼロあるね。
>とくに国民年金じゃマジメに保険料を払っても、貰うのは月に5万円くらいだし、それより生活に困ったら、生活保護で月に10万円くらい貰った方がはるかに良い。公的年金ってネズミ講に過ぎない。
文脈がメチャクチャ。意味不明。もう、救いようないあるね。そんなに日本は破綻してると信じたいのなら、国の借金よりも国の金融資産が多かったのに破綻したアイスランドに行っておいで!それで未来永劫日本に帰ってこないで!アディオス!!
ニホンゴワカラナイ工作員、本当にうっとうしいあるね!
2009/8/15(土) 午後 10:32 [ takajin ]