廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ

「国が財政危機と考えることこそが日本の危機」「財政黒字はむしろバブル崩壊の予兆の場合もある!」。【国債を刷れ!】著者のブログです

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1ドル=84円


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いつも、ありがとうございますm(_ _)m




ちょうど三橋さんが株式会社を立ち上げたところでありますが、
(三橋さん、おめでとうございます!)


本題に入る前に、まずは

先週出ました三橋さんの新刊のご紹介です:




民主党政権で日本経済が危ない!本当の理由




#この本では、
 私がこっそりひそかに(?)提案させて頂いていたネタを
 いくつか取り上げていただいております^^;
 (三橋さん、ありがとうございます!)

#私が元ネタを提供させて頂いたような話であっても、
 「あ、こういう言い方があるんですねー!」という新鮮味を感じること
 しばしばでありました。
 まあ、それは「高校生〜」のときもビシビシ感じたことなのですが!

#それにしても、経済の本なのにケタケタ笑いながら読めてしまう面白さ
 が、さすが三橋さんです。

#三橋さんは、こういう面白い文章を、
 1日あたり原稿用紙60枚(24,000字)ペースで書けるそうです。
 ちなみに、私は速くても1日10枚(4,000字)が関の山です…

#「早い、読みやすい、うまい!」とまるでどこかの牛丼屋のような
 キャッチコピーを思ってしまう、今日この頃であります。

#もう一つ付け加えておきますと、
 当ブログのコメント欄で生まれた
 「借金返済型不況」(バランスシート不況の意。alt様ご提供)
 のフレーズが、ふんだんに出現しています。
 このフレーズが活字になったのは、この本が初めてですね、きっと^^





さて、本題ですが、

円高ですね。



ドルだけでなく、ユーロに対してもなのですが、

今回の急激な円高の理由は

・ドバイがヤバイ!→ドバイに沢山カネ貸してる欧州の銀行がヤバイ!
 ユーロがヤバイ!

とか、

・アメリカの財政赤字がヤバイ!→ドルがヤバイ!

とか、そんなんらしいです。


#アメリカの財政赤字がヤバイのなら、
 日本の財政赤字はヤバくないということなのかしらん…


でも、ニュースの解説などを見ていると

日本が良いのではなく、アメリカと欧州が悪すぎるのだー!(つまり、日本もヤバイ)

というオチが必ず付きますね。


単に、

日本が相対的に安全、あるいは相対的に良い

というだけのことだと思うのですが、まあ、テレビではもっともらしいことを言わないといけないでしょうから…



いずれにせよ、こんなのは所詮

美人投票

の口実に過ぎません。



株でも為替でも、相場物の値段や価格やレートについては

・長期はファンダメンタル

・短期は美人投票

と考えておけば、あまり間違いはないでしょう。


そして、為替に関しては

・長期は市場原理に任せる
 (経常収支に関して、為替による自動調整機能に任せる)

・短期の急激な変化は、必要であれば断固介入して阻止する

という二段構えで考えるのが筋ではないかと。



昨日、1ドル=84円台になったときに、藤井財務大臣閣下が

「 異常な動きに対しては、適切な措置が取られなければならない」

と発言した途端、

大きく値を戻す場面もあり
当局の介入姿勢を試しながらの神経質な取引が続いている。

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20091127NT001000127112009.html

という展開になりました。



いかに、

短期=美人投票

ということかが分かる端的な事例ですね。



ここで、基本事項の確認です。

1.為替取引、つまり、両替 というものは、
  売り手と買い手の両方がいなければ成立しません。

2.どんな場合でも為替取引において、その取引自体で
  通貨の量が変化することはありません。


図示すると、↓こんな感じです


イメージ 2




円とドルの為替取引は

○円買い・ドル売りする人

○円売り・ドル買いする人

の両方が居なければ、絶対に成立することはありません。


円高が進むということは、特に短期の場合は、


・円が高くなりそうだから、少し高めでもドルを売って円を買っておこう

と、その反対側の

・ドルが安くなったので、円を売ってドルを買っておこう

という人がセットになっている状況です。

円安になる場合は、その逆ですね。


(なお、どちらの状況であっても、円の量、ドルの量が変わるわけではありません。)




さて、

藤井大臣の発言は、上記のような思惑を持った皆さんを思い留まらせる効果があったと言えるわけです。

でも、このような口先介入ばかりだと、そのうち皆が

「どうやら口ばかりで、介入やる気は無いらしい」

と思い始めることになりますので、その辺りをどう読むかが肝要になってくるでしょう。


経常黒字国で、世界最大の対外純資産を持っている日本は、通貨安(円安)に誘導する介入であれば、やる気になればいくらでも出来ます。中国がやっているみたいに。

ただ、
やり過ぎると他の国の人々を死ぬほど怒らせることになりかねませんので、
その辺はほどほどのさじ加減が必要でありましょう。


「日本は確かに【美人】だけど、美人と思われ過ぎるのも困り者。 『投機家の皆さん、【日本はほどほどの美人】ということでよろぴく』と思ってもらうように、ああだこうだやるのが【為替介入】なのねん」 と思われた方は、↓下のリンクのクリックをお願いいたしますm(_ _)m

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いや〜笑ってしまいました。

ヨッシーニさんはお気づきでは無いようですが、三橋さんの文章よりヨッシーニさんの方が素人でも分かり易いですよ。
三橋さんは専門家向け、ヨッシーニさんは入門者向けと言う棲み分けができると思いますよ。

2009/11/28(土) 午後 1:08 [ きんちゃん ]

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あまりにも希薄化したドルやユーロ、ポンドに対して円は刷っていませんね。為替の介入でどの程度が適正なのか探るためにも期間と金額を定めてやって欲しいものです。

遅ればせながら「チャンネル桜」ご出演おめでとうございます。
ニコニコ動画で拝見しましたが、ドキドキ感を共有できました。

2009/11/28(土) 午後 3:08 [ nmg**962 ]

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三橋さんはネ申ですよね。
でも、ヨッシーニさんも、引けをとらぬネ申ですよw
著書やこのブログなんか、そのまま教科書でいいと思います。
絶対日本が変わります。いい方向に。

藤井さん、日本語をもっとたくみに使って口先介入して欲しいですね。財務相にはレトリックを極めてる人がいいのかもw

ところで、お時間あるときに私のブログの今日の記事を是非見に来て頂けるとうれしいです。VS財務省じゃないですけどw
http://ameblo.jp/reval/entry-10398638815.html
例によって書き方が激しいですすみませんw

2009/11/28(土) 午後 4:02 [ みすずちん ]

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>民主党政権で日本経済が危ない!本当の理由

私にとって、別の意味で必読の書になりましたw

三橋氏とヨッシーニ様との文章の違いは、三橋氏がkinpo2000様のおっしゃる専門家向けの文章といいますかプレゼンをしているようというか、ヨッシーニ様は作家の文章という感じがします。
ちなみに、三橋氏はマーケティングが天才的で、ヨッシーニ様は発想が天才的だと思ってます。

それにしても、同じ経済書で、マクロ分析をして、データに準拠し、本質的に考えるところとか似ているのに、個性によってこんなに差が出るのが面白いです。

2009/11/28(土) 午後 11:18 [ alt ]

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赤字国債44兆円の上限枠もまた円高要因ではないですかね。
財政出動→日銀国債買取
で円を希薄化すれば自然円安になるわけですし。

2009/11/29(日) 午前 4:31 [ lon*_ju**ice20*0*p ]

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赤字国債44兆円上限枠とは、今年度より国債増発しないための
数値みたいですね。
今日のサンデープロジェクトで、国債増発による長期金利上昇を
気にしていた方がいましたが、日銀の役割をご存知ないようです。

GDP成長率とか、意味のある数値で国債発行額を
決定して欲しいと思います。
日本は、財政再建派に牛耳られていますね(>_<)

2009/11/29(日) 午前 11:37 [ 経済足軽 ]

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いやー、さすがに70円台に突入したら
円高も行き過ぎやもんね。
大臣も介入匂わせて正解なんじゃないかな?

2009/11/29(日) 午後 0:34 [ nori@kobe ]

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「国債増発による長期金利上昇」

企業が設備投資を大きく減らしているのに金利の上昇などありえないでしょう。

とにかく失業者を減らし、かつ、円高を是正するためには、国債発行の増額による財政拡大しか当面方法はないでしょう。TVに出てくる経済の専門家と称する人達はなぜこのことを声高に叫ばないのでしょうか。不思議でたまりません。

2009/11/29(日) 午後 4:25 [ fleet ]

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日本政府の支出はほぼ全て日本国民が受け取るが米はそうではない。
貿易黒字国の日本では皆鈍感だが、経常赤字の米国民は納税者負担の財政出動が黒字国に雇用もろとも掠め取られていると言う思いを持ち、どうしてもドル安容認に傾いてしまう。美人過ぎると思われないためには政府支出を増やし 国内で循環する経済にしなければならない。赤字の米と違い経常黒字国なら国内で循環するためそれが可能な筈で 円安に動けば米国納税者は不満を募らせることになる。

2009/11/30(月) 午後 3:15 [ xya*0* ]

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廣宮様、素朴な疑問ですが、無利子国債とゼロクーポン債とどう違うのですか ? 無利子国債自体定義が把握できないのですが。

2009/11/30(月) 午後 8:55 [ inada_k ]

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ヨッシーニ様
いつも楽しく読ませて頂いております。三橋ブログにあるようにアメリカの地方銀行は今年に入って・・と言ってもすでに間もなく終わろうとしていますが・・100行以上沈没しているようですし、イギリスは只でさえ失業率が高止まりで、経済がうまく機能していない所に『ド・バイバーイ』ショックですからねえ。さて、昨日電車で移動中に下品なタブロイド紙、日刊ゲ・・・をタイトル・ドバイショック云々につられ購入し読んでいたのですが幼稚な内容であきれ、挙句に民主党に対するあまりにもヨイショ記事で笑いをこらえるのに大変でした。だって『共同の世論調査・鳩山内閣の支持率が高い・・政治資金報告書記載違反でやめる必要ないは70%以上』だなんて受けを狙ったとしか思えません。お袋からの裏資金提供が11億円だそうですが、そんなの認めていたら誰も税金払うやついなくなるもの。そっちで政府が沈没したりして。

2009/12/1(火) 午後 1:17 [ ura*a*usa*ikai*9 ]

最近広宮さんの意見を周りの人に自信持って言えるよう弱点ないように理論武装していってるんですが、クリティカルな反論もなく理論武装したい自分にとってはショボンな感じです。(池田信夫も同じことの繰り返しで広宮さんの意見と真っ向反論しようとはしないですしね。逃げとんのかな)

大抵の藤沢数希やら池田や池尾の意見て資金供給しても無駄説ですが、財政支出なら効果ありですもんね。(まぁ池田の言う究極的に欲しいもんがない言うのも一理ありますが)

でまあいろいろ自問自答してて財政支出反対派の主張で「小渕とかの時代財政支出拡大させても赤字だけ増えて景気は停滞してた」系の反論思い出したんですが、広宮さん既にこれに反論してましたっけ?
覚えてる人いたら教えて下さい。
(たしか財政支出したからあの程度の低迷で済んだとかやったかな)

2009/12/1(火) 午後 6:59 [ koi*oro** ]

そういや陳さんかどっかで今は国債バブルやというてました。
とするならばバンバン発行したらええねんて言えるのはバブルの今だからだけでひょっとして国債から別のものに資金がシフトしたらえらいことなったりしないですかね?
あんま考えずに思い付きでいうてますが。

2009/12/1(火) 午後 7:03 [ koi*oro** ]

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>koi*oro**様

小渕内閣についてだけを取り上げてはいませんが、折に触れて、緊縮財政をした第二次橋本内閣と小泉内閣はGDPをマイナスさせ、それ以外の財政出動した内閣はGDPがプラスだったというデータ付で書いておりますよ。

池田信夫を例に出すのはやめたほうがいいと思います。彼、専門家でもなんでもないですし。

そういえば、三橋氏のところにも貼りましたがこういう記事がありました。

デフレ脱却など無意味!重要なのはドル安に対応できる経済への転換だ
http://diamond.jp/series/noguchi_economy/10047/

外的要因であるはずの原油価格高騰と、給与の上昇率を結び付けて、インフレは給与上昇にリンクしないとかよくわからないことを言ってたりします。

2009/12/1(火) 午後 7:40 [ alt ]

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民間シンクタンクの関西社会経済研究所が民主党政権がマニフェスト(政権公約)の目玉に掲げた「子ども手当」の使途についてアンケートを実施したところ、「将来に備えた貯蓄」が37%と最も多く、高所得層は教育の割合が高いのに対し、低所得層がレジャーや外食などに消費される傾向があることが1日、分かった。

やっぱりという感じです。日銀の10兆円規模の金融緩和も財政支出を拡大しないとまた同じことの繰り返し、いつかこの閉塞感に対する不満が何らかの形で爆発するんじゃないかと心配です。

2009/12/1(火) 午後 10:06 [ 山親爺 ]

池田はあやしいところがある言うのはなんとなくわかりましたが、まあ別に専門家かどうかじゃなくて言ってる事しか興味ないんで、ペテン師でも説得力あることいったら参考にします。

そういえば日銀資金供給いうてますが結局バブルに向かうだけですよね。やっぱ財政支出じゃないと。

2009/12/2(水) 午前 8:18 [ koi*oro** ]

資金供給を増やしたところで需要が増えなければ話にならないでしょ(笑)

財政出動しようにも民主党の一部の議員からマニフェストを守れと突き上げをくらっていますから、民主党は動きがとれないですよね。

結局は分裂するか解散を迫られるかするんじゃないかな〜(笑)

2009/12/2(水) 午前 9:00 [ きんちゃん ]

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ブログ主の前回の解説通り、「日銀のマネー供給不足」が現在のデフレスパイラル・景気沈滞の原因ではないと、素人の私でも理解していました。
日銀は無意味なのは解っていながら、鳩山政府の「日銀犯人説」をかわすためのポーズ取っています。

実際この世界的な恐慌状況を脱し、倒産企業・失業者を救う術は、一刻も早い国債発行による効果的な財政出動しかありません。

しかし、国会は連日財政出動削減・GDP縮小のための「仕分けショウ」論議と首相の犯罪追及と弁明に追われています。

マスコミや識者は解っているのか、いないのか連日不可思議な報道を垂れ流しています。

2009/12/2(水) 午前 10:45 [ wak**755 ]

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日本ばかりではなく、欧米もデフレを抑えるのに必至です。
新興国から安い品物が流入してくる以上、デフレは止まらないでしょう。
日本企業も嫌でも海外移転を進めざるを得ません。その結果として日本の失業者は減らないことになります。折角誘致した地方の工場にも閑古鳥が鳴くのは当然です。
チョボチョボした金融政策や財政政策ではデフレを抑えることはできないでしょう。

2009/12/2(水) 午前 10:46 [ boychan ]

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>koi*oro**様

説明せずで失礼しました。
誰が言ったかではなく、言っていることが重要なのはその通りですが、池田信夫は数字データのつまみ食い、理論を都合よく引用、結果より理論を優先など内容でもお話にならないので論外なのです。

2009/12/2(水) 午後 0:04 [ alt ]



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