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http://x6.cho-chin.com/bin/ll?081850800 アクセス解析 http://ecx.images-amazon.com/images/I/51iN5BfVzDL._SL160_AA115_.jpg http://ecx.images-amazon.com/images/I/51xJ2bE3HTL._SL160_AA115_.jpg 「国債を刷れ!」「高校生でもわかる日本経済のすごさ!」アマゾンでのご購入は こちらです→ http://www.amazon.co.jp/gp/product/4883926788今度は毎日新聞さんが (ラインメール様、情報ご提供ありがとうございますm(_ _)m) 千波万波 国債をもっと出せ?=潮田道夫
<せんぱばんぱ> (前略) 財政再建は必要だが、そのためにはまず、 景気をよくしなければならない。 問題は公的債務の国内総生産(GDP)比であって、 これを現状以下に封じ込めれば財政は破綻(はたん)しない。 だからアイスランドは50%台で破綻したんだから公的債務GDP比と財政破綻はは関係ないっちゅうねん。 アイスランド支局とかあるんだったら是非、行ってきて下さいね。 それでできれば二度と帰って来ないで下さい。 なんて 思わず言ってしまいそうな読者の方もいらっしゃるかも知れませんが、まあ気を取り直し、続きをお楽しみ下さいませ… 具体的には金利より高い成長率を達成すればいい。
分かりやすい理屈である。 一にも二にも成長だ。 ところが、 ハーバード大学の財政学の権威ケネス・ロゴフ教授らの最近の研究によると、 公的債務のGDP比が90%を超すと、その国の成長力は平均して約4%も低下してしまう。 44カ国の財政史を200年にわたって精査した結果である。 まいったなあ。意味するところは重大だ。 日本の公的債務のGDP比は国際通貨基金(IMF)によれば今年219%。 公的債務から政府資産を差し引いた純債務残高でも105%なのである。 平均で4%も成長が押し下げられたら、日本はプラス成長すらできなくなる。 国債を増発して成長をめざす時代は終わった。 国債を出せばそれだけ、日本は低成長国家に向かうのだ。 (論説室) 毎日新聞 2010年1月24日 東京朝刊 潮田道夫(うしおだ・みちお) 毎日新聞 論説委員長 http://mainichi.jp/select/biz/ushioda/news/20100124ddm008070092000c.html はい、 ということでプロフェッサー・ロゴフの書いたその魅惑の論文を ちゃんと現物を読んで↑この素晴らしい記事を検証してみましょう! いやあ、グーグルって便利ですね。 「ケネス・ロゴフ」って日本語で入れてクリックしたら英語のつづりが出てきて、それで検索してたらものの3分でその論文、見つかっちゃいました。 以下、この論文を「論文(1)」と呼びます さて、 公的債務のGDP比が90%を超すと、その国の成長力は平均して約4%も低下
と論説委員長さんが書いていることについて。 論文(1)p.22では↓こう書かれています high debt/GDP levels (90 percent and above) are associated with notably lower growth outcomes.
債務/GDP比が高い水準(90%以上)であることは、より低い成長結果と顕著な関連が認められる。 まあ、 細かいことから言えば「90%超」は間違い。「and above」ですから正しくは「90%以上」です。 それはさておき、 公的債務のGDP比が90%超→成長力(?)が4%低下 というような 「原因と結果の直接的な因果関係がある」などとは論文(1)では一言も書かれていません。 そして、p.23ではこんなことも書かれています。 Why are there thresholds in debt, and why 90 percent?
なぜ(成長率ががた落ちすることに関して)90%が閾値(しきいち)となるのか? This is an important question that merits further research, この重要な質問は更なる研究・調査に値する。 つまり平たく言えば、 なんでそんなことになってるのかよう分からんちゅうわけです。 ただし、 but we would speculate that the phenomenon is closely linked to logic underlying our earlier analysis of “debt intolerance” in Reinhart, Rogoff, and Savastano (2003).
ただし、この現象は、我々は我々の2003年の論文“debt intolerance(負債に関する不寛容性)”において示した理論と密接な関連があるものと推測する で、その “debt intolerance(負債に関する不寛容性)” ↑以下、論文(2)と呼びます! は残念ながら全文ダウンロードできなかったのですが、 概要はありました→こちらをクリック こんな↓内容です IN THIS PAPER WE argue that history matters: a country's record at meeting its debt obligations and managing its macroeconomy in the past is relevant to forecasting its ability to sustain moderate to high levels of indebtedness,
この論文では、 ある国の過去における負債管理やマクロ経済運営の経歴は、 その国における負債が高水準な状態での安定を維持する能力を予測することと関連する というような歴史問題を議論する という書き出し。そして、 ・国によって安定を維持できる負債水準(GDP比)は異なる ・「負債に関する不寛容性」の高い国(過去に低いGDP比でも破綻したような国)では、 低いGDP比でもデフォルトするリスクが高くなり易い とかいったようなことが書かれています。 それとこの論文(2)の非常に興味深い点は、 特に対外債務の水準を重視している点です。 For example, Spain defaulted on its external debt thirteen times between 1500 and 1900,
例えば、スペインは1500年から1900年の間に13回も対外債務を不履行している。 whereas Venezuela, the recordholder in our sample for the period since 1824, has defaulted "only" nine times. 一方、ベネズエラは、我々のサンプルにおける記録保持者で、1824年以降、「たったの」9回(対外債務で)不履行を起こしている。 |
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