廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ

「国が財政危機と考えることこそが日本の危機」「財政黒字はむしろバブル崩壊の予兆の場合もある!」。【国債を刷れ!】著者のブログです

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【後援会ニュース】
この度、CDデビューする

自民党政調会調査役の田村重信氏の新曲であり、三橋貴明後援会の応援歌でもある

「日本を美しく!」

発表記念パーティーのご案内。


森喜郎元首相、小泉純一郎元首相、麻生太郎前首相

という3人の元総理を始めとする超豪華メンバーが発起人に名を連ねるパーティーになっております。

日時 平成22年5月28日(金)
    受付 17:30〜 開会 18:00〜

場所 日本自転車会館3号館1階ホール (アメリカ大使館前)
    東京都港区赤坂1−9−3 自転車会館 TEL:03-3585-6241

会費 1万円

ご出欠 5月17日まで

問い合わせ先 田村重信 Eメール stamura&hq.jimin.or.jp 電話03-3581-6211
                ↑&を@に変更して下さい(スパム防止のため変えています)




さて、
↓このニュースを受けて、世界中で株高になり、ユーロも少し高くなったとか

ギリシャ支援、3.8兆円で合意=IMFと調整へ−ユーロ圏が緊急会議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100412-00000007-jij-int

いざというときは、ユーロ各国がギリシャに対し合計3.8兆円相当の枠で融資するということのようです。


ちなみに、ギリシャの一般政府負債は2008年の時点で

273,285 百万ユーロ
http://stats.oecd.org/index.aspx

→今日のレートが1ユーロ=127円くらいなので、

約34.7兆円

です。

これに対して3.8兆円の融資枠ということなので、全負債の1割程度の規模で「つなぎ融資」してもらえることになったということになります。

ギリシャ政府にとって純粋な自国通貨建てではない負債について、上記のような借入枠ができたということは、よくよく考えれば「一時しのぎ」でしかありません。

しかし、
少なくとも世の中の大勢の人々を、少なくとも一時的に安心させる効果はあったようです。まあ、その「安心させる」ということが重要ということですね。

そもそも国家財政なんて「一時しのぎ」の連続体でしかありませんが。




ということで、本題です。


政治=人的資源の最適配分[1]
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/24974559.html

の続きであります。



前回、「人的資源の最適配分=予備兵力の有効活用」というのがこのテーマのキーワードということを書きましたが、

とりあえず、その説明のために

姉川の合戦

の話をしてみます。


まず、序盤の布陣図から。






徳川勢の話もすると長くなるので、織田勢のところだけ話をします。


織田方は図では少なく見えますが13段の縦深陣地となっておりました。

そして、後方の敵方横山城の押さえとして置いていた兵力が'予備兵力です。

織田勢 2万数千

対する

浅井勢 8千



イメージ 1




浅井勢は小勢ながら、織田勢の13段の陣地のうち11段を突破するという猛攻を行いました。

これだけ見ると、織田勢は随分苦戦しているような感じですが…


しかし、上図を見ると、前回のカンネーの会戦の終盤に非常に近い形ができていることが分かります。


終盤では、
横山城の押さえに置いていた美濃三人衆の手勢を一挙に投入
浅井勢の横っ腹を突き、戦況は一気に織田方優勢に傾き、浅井勢は退却、ということになりました。


一般的に、姉川の合戦は織田方がかなり苦戦、幸運にも勝利をもぎ取ったというイメージがある、というのが私の印象ですが、私にはどうも信長にはハンニバルのような計算があったように思えます。

Wikipediaによれば、

浅井・朝倉方の死者1800
織田・徳川方の死者 800

となっており、13段のうち、11段も破られた割に、織田方の死者数が非常に小さいのです。

なお、
織田勢の包囲陣形はカンネーのハンニバルほど完全ではなく
カンネーのローマ軍はほぼ壊滅に近い打撃を受けましたが、浅井勢は余力を残して撤退しています。


以上、Wikipedia、津本陽氏著「下天は夢か」参照



さて、
私がこんな話をするのは、あくまでも
国家の命運は人的資源をどこに配分、あるいは投入するかによって決まってくるという話をしたいからなのです。

あと一つ、大阪冬の陣の話をしておきましょう。


大坂冬の陣では、豊臣方は「難攻不落」を謳われた大坂城に籠城したわけです。

この大坂城を国全体と思ってみて下さい。

この「難航不落」の城のどこに弱点があるか。この城(あるいは国)を「破綻」させないためには、その弱点をどう補強するか。

真田幸村(信繁)は城の南正面(天王寺方面)に弱点があると考え、半円形の砦、通称「真田丸」を構築しました。










徳川方はこの真田丸に散々悩まされるわけです。


さて、ここで国家運営について考えましょう。

将来における国家運営の「弱点」というかボトルネック(大阪城における南正面)は何でしょうか?


これは私、何度か書きましたが、

エネルギー供給不足、食糧供給不足、少子高齢化による労働力不足

といった問題が考えられるわけです。


そして、これらの問題が将来において起こらないようにすることが、真田丸の構築というわけです。


この観点から現在進行中の「子ども手当」を考えて見ますと、どうでしょうか?真田丸になるでしょうか…


昨日のMPJの宇田川氏のコラム


で、一夫多妻制のイスラム教の国であるインドネシアの偉いさんから電話があって

「宇田川さん。私も子持ちの女性と結婚して日本からお金をもらおうと思うけど、その法律のおかげで、順番待ちが長くなりそうだよ」

というブラックジョークで警鐘を鳴らされたとのことです。



私が思うに、

財政出動、あるいは、予算を付けるという行為は、単におカネを使うということではありません。

おカネを出すことで、人を動かすということです。

「カネなんて幾らでも創れるから幾らでも出したる。でも、その代わり、国家の将来のためにせっせと働きたまえ。」

ということで人を動かし、動員し、大坂城における真田丸を構築することです。

さて、現政権が進めるような形での「子ども手当」は、どのように人を動かすことになるでしょうか。
「真田丸」を構築することになるでしょうか。あるいは…


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