廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ

「国が財政危機と考えることこそが日本の危機」「財政黒字はむしろバブル崩壊の予兆の場合もある!」。【国債を刷れ!】著者のブログです

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えーと、前回の記事に関しまして。

私、別にアメリカ礼賛主義者ではありません^^。


智将は務めて敵に食む[孫子・作戦篇]

です。


もともとは自国内で兵糧を調達すると物価が騰貴して国民生活に支障を来たすので、

敵地で食料を調達すべきだ

という意味ですが、



私は拡大解釈しまして


敵から学ぶべし


という意味合いも勝手に読み取っています。


別にアメリカが敵と言うわけではありませんよ^^



以前

【続「ジパング再来」【2】 】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/20691454.html

でご紹介しました

討幕軍の総司令官 大村益次郎

がこの気分が実に濃厚な人物であったように思われます。



幕末期、蘭学を事始に西洋の軍事技術を必死で研究していたのは、

欧米列強に良いように蹂躙されないためには、欧米の技術をしっかり取り込み、例え勝てないまでも日本人の気概を示さなければならない

と言うようなことであったようです。



兵頭さんのスタンスも

智将は務めて敵に食む

ではないかと、私の方で勝手に思っております^^;




今日は外出先からの投稿(最近、ネットブックを買ったのでLANがあるところなら一応どこからでも投稿できるようになりました^^;)

なので


適当放談


で終わらせようと目論んでおりますが、

ここからが一応本題です。



日米関係のあるべき姿とは?



って、↑こんな重苦しい(?)テーマですが、あくまでも酒のつまみ程度です(笑)



私が思うに、それは、


家康と信長のような関係


ではあるまいか、と。



盟主・信長をひたすら支え続ける家康です。



ポイントその1


いやいや言いなりになる「ポチ」ではなく、積極的意思を持って支える

→むしろ信長の要求仕様以上の仕事をして重きをなす、ということです。



ポイントその2

盟主がこけたときは、自分が次の天下を拾ってやろうと密かに大志を抱き続ける

→「取って代わってやる」とか「追い落としてやる」ということではなく、
 あくまでも、「熟して落ちた柿を拾う」というスタンスです。



アメリカのこれまでのやり方というのは、少々強引な姿勢が目に付くものであったように思われます。

外交でも、軍事でも、


力でねじ伏せる


というような印象です(最近は少し変わって来た面もありそうですが)。



これがなんとなく信長に重なるようにも思えないではないか、という気がしているのですが…




そうなると、

信長之代、五年、三年は持たるべく候。
明年辺は公家などに成さるべく候かと見及び申候。
左候て後、高ころびに、あおのけに転ばれ候ずると見え申候。

と本能寺の変の9年ほど前に予言した

安国寺恵瓊

をついつい思い浮かべてしまいます。


恵瓊は、

信長の斬新で合理的なやり方を高く評価する一方、あまりに性急で余計な敵を多く作るやり方を見て、

いずれそう遠くない将来に、信長が

【高ころびに、あおのけに転ばれ候ずると見え申候】

と分析するに至ったといいます。



別にアメリカがこけると決まったと思ってるわけでもないですし、

アメリカにこけて欲しいと思っているわけでもありません。



が、一方で…

陸上自衛隊のゴラン高原、東ティモール、イラク等々での活動は

・他国軍が模範とするくらいの高い水準で、地域住民からの理解を得るやり方

・ほかに類を見ない士気や規律の高さ

によって極めて高い評価を得ているらしいです。
↓こちら参照





これまでのアメリカのやり方が

覇道

とすれば、上記のような自衛隊の方式は

王道

と言えるのかも知れません。





「ポチ」と自らを卑下するのも一つの選択肢ですが、


「我らは家康流で行くのよ」

「万が一、アメリカが『高転びに、あおのけに転ばれ』たとあらば、
 そのときは、我らがこの世界を支えるのじゃ」

くらいの高い志を持つのも一つの選択肢ではありますまいか?


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要するに、

いまやロボットの競争で勝つか負けるかは、

その国が兵器としてのロボット/無人機をまじめに開発する気があるのかどうか

それに国家の予算をつけるかどうかの関数になっているのでしょう。


しかも、

一定時間以上、怠慢を放置してしまえば、もはやいくら予算をつぎ込んでもキャッチアップなどできないほどの格差が開いてしまうおそれがあります。


かりにもし、

「在宅介護アシスト・ロボット」や、「無人漁船」の根幹特許を、

ことごとく米国におさえられてしまったなら、日本経済の将来はどうなるでしょうか?



「何でもかんでも民間で」、

「何でもかんでも市場に任せる」、

という市場原理至上主義者の考えに従っていれば、


ロボット技術の民間分野における日本の優位性もいずれ必ず損なわれるであろう

という兵頭さんの警句は、全くもって正鵠を射ていると思いますが、いかがでしょうか?




日本では「軍」の一字で賛同を得にくいということであれば、

せめて

実用的ハイテク分野

ということにするとしても、

大規模「官製ベンチャーキャピタル」は今すぐにでも必要でありましょう。




最後に、

この本の中では

在日外国人参政権

に触れられているのですが、その反対の理由について、非常に感銘を受けたので、ついでながら紹介させて頂きます。

国防の義務を負わぬ移民に特権を渡せば「法の下の平等」が崩れる


つまり、

「参政権」という権利には、「国防」という義務が伴う、という考え方です。


外国人は国防の義務がないのだから、

参政権という権利を渡すことは法の下の平等という法治国家の根幹が崩れてしまう、と。


もちろん、

現代日本は徴兵制ではなく志願兵制(と言ってしまうと、「政治的に正しい」かどうか分かりませんが、実質的に志願兵制と言って構わないでしょう)ですので、

いきなり文字通りの国防の義務を国民が負っているわけではないでしょう。


しかし、

潜在的には、権利の代償として国民は国防の義務を負っている

という考え方を背景にした鋭い指摘は、私、腹の底にずしんと響きました。



さて、

目下、日本の国防を担う自衛隊

【国の借金大変だ教】

の教義に従って制定された

【行政改革推進に関する法律】

に従って、

5%以上の人員削減

つまり、自衛隊全体で約9800人(=約2個師団弱)以上の削減を目指して、
【絶賛リストラ中】
です。


一方、DARPAの2010年度予算(09年10月〜10年9月)は、

32.5億ドルで、

この経済危機の中、08年度26.7億ドル、09年度31.3億ドルにくらべ、むしろ増額となっておりますね…

http://www.darpa.mil/Docs/2010PBDARPAMay2009.pdf
↑のページ番号「iv」参照です。

「【国の借金大変だ教】の人たちは、【国にはカネがないので、防衛予算も人員も削り、ハイテク技術投資も怠りますが、それでも私達は国を守ろうとしています】という中途半端なことは言わず、 いっそのこと【防衛予算全額カット、自衛隊解散】、そして【某共和国・日本省】になるように運動すれば良い。 【某共和国・日本省】になれば某共和国海軍が領海侵犯したり攻めて来たりする可能性が100%無くなるし、その方が却ってスッキリするわい」 と思われた方は、↓下のリンクのクリックをお願いいたしますm(_ _)m

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本日は、

以前、「国債を刷れ!」

「天の恵み」

とまで激賞して下さった、兵頭二十八さんの本の紹介です:


【「自衛隊」無人化計画 】
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51+j95QZPhL._SL100_.jpg
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569774180



なぜ、ご紹介するかと言えば、

この本のテーマ

政府によるハイテク技術投資

→兵頭さん流に表現すると
 「ハイテク軍備一点かけ流し」
が、


いつもの↓これにドンピシャで当てはまるからであります。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/9f/c5/eishintradejp/folder/725004/img_725004_19499447_0?1255359074



で、
この本の中で

アメリカの高度工業技術育成を支えて来た太っ腹なスポンサー

つまり、

今回のタイトル【世界最大級の「ベンチャーキャピタル」】の話が出てきます。



そのスポンサーの名

United States Department of Defense

アメリカ合衆国・国防総省

です。



08年の国防総省の予算のうち、研究開発向けの予算がなんと

約6.6兆円

もあるそうです。


日本の防衛予算の全額 約4.8兆円を裕に上回る規模の金額が、

彼の国では、研究開発の使途限定で使われるわけです。


その6.6兆円のうち、

毎年30億ドル(つまり3000億円)ていどは、

DARPA(Defense Advanced Research Projects Agency = 国防高等研究計画局)

という、

先端的防衛研究推進機関によって、

最も野心的な二百数十件のプロジェクトに分配されているといいます。
(p.66)

とのことです。


で、このDARPAが関わった研究成果といえば、

・パソコンのマウス

・インターネット

・GPS

が有名ということなのですが、



このような、現実的で実用的な研究テーマから

たとえば、昆虫の脳にチップとセンサーを埋め込むサイボーグ化手術をほどこして、
生きた偵察機に仕立て上げる実験
(p.66)

のような、ほとんどファンタジーとしか思えないような研究まで普通になされているそうです。


#ファンタジーと言っても、

 「日本の国の借金大変だー」

 のファンタジーに比べれば、そのファンタジー度合いは100万分の1くらいでしか
 ありませんが(笑)



そして、兵頭さんは続けてこのように書いています
およそ、無名の若い工学博士たちが、

設立したての零細ベンチャー企業の代表者として、

町の銀行の融資係に申し込んだところで、

まず審査は通らないであろうような

「思いつき」

に対するリスク・マネーが、DARPAを通じて合衆国の国庫から、ふんだんに供給



モノにならぬ可能性も有意に高い研究のために、

返さなくてもよいカネを、数千万円、数億円と、手渡してくれるのです。



通常、ベンチャー企業というのは

10社に1社、成功すれば万々歳

と言いますが、

アメリカには巨大な【官製ベンチャーキャピタル】がドーンと毎年湯水のごとくカネを撒いているわけです。




さて、

兵頭さんが「ハイテク軍備」の「軍備」にこだわる理由の一つ


軍事向け技術は実用性を重視するから

(と私は解釈しています)なのですが、


日本では軍事が忌避されているせいか、

「実用性」よりも、「楽しい」とか「かわいい」に重点が置かれてしまうことが多いようです。


日本
手乗りサイズの犬人形(注)を玩具店で売ろうとしていたとき、

DARPAの資金をうけた零細ベンチャーである

ボストン・ダイナミクス社(Boston Dynamics)

は、

自重75キロの背中に150キロの荷物を縛り付けて

兵隊といっしょに時速6キロで山野を跋渉(ばっしょう)できる

「ビッグドッグ(Big Dog)」

という大型犬サイズの四足ロボットの開発に目処をつけていました。



日本のメーカーのみならず、日本のどの大学研究も、これに匹敵する実用ロボットを作ったところはありません。
(p.103)

(注)ソニーのAIBOのことですね。きっと。



ということで、その「ビッグドッグ」の↓動画です



#↑この動画の1:20あたりの、150kgの荷物を背負いながら、氷上でこけてから立ち直る姿は必見です。


一方、

こないだ、↓ホンダの一輪で前後左右に移動する「U3-X」
 




の映像を見たときは、

これはこれで技術力の高さに痛く感動しましたが…


やはり、

階段でも雪道でもちゃかちゃか動く「ビッグドッグ」には

実用性では劣ると言わざるを得ないでしょう(「見た目」は絶対に勝っていると思いますが^^;)


そして、

兵頭さんは、↑このような日米の状況に警鐘を鳴らします:


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OECDのデータベースを見ると

日本の一般政府(中央政府+地方自治体+社会保障基金)の総支出

ここ数年、190兆円前後で推移しています。

そして、総収入(税収+社会保険料etc)

160兆円前後です。


ということで、だいたい財政赤字

30〜40兆円前後で推移していたわけです。

直近の最大(というか日本史上最大)の財政赤字

小渕政権時(1998年)の56兆円(暦年ベース)

です。


で、今年度どれくらいになるか知りませんが、

仮に、今年度の一般政府の財政赤字が小渕政権をぶっちぎって70兆円くらいとしましょう。

そして、総収入(税収+社会保険料etc)が思い切り落ち込んで

130兆円くらいになるとしましょう。


税収+社会保険料その他の収入 130兆円、

借金による収入 70兆円、

になったとしても、

税収+社会保険料その他の収入 は 借金による収入 を 大幅に上回りますね。


ということで、

「戦後初めて国の借金による収入が税収を上回る」

と騒いでいる皆さんを黙らせるには、

ガソリン税=道路建設目的税としていたのと同じように

社会保険料を「福祉目的税」と名称を変えてやればよいわけです。


そうすれば、単純に

税収>借金による収入

になりますので。


まあ、要するに、この程度のばかばかしい話です。


「【戦後初めて国の借金による収入が税収を上回る】と大騒ぎしていることこそ【戦後初めてのバカバカしい出来事】でござる」 と思われた方は、↓下のリンクのクリックをお願いいたしますm(_ _)m

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今般、

「戦後初めて国の借金による収入が税収を上回る」

と大騒ぎになっていますが…



マスコミの皆さんはこういうネタ、本当にお好きですね。


しかし、
まあ、これほど無意味な日本語の羅列も【戦後初めて】と言ってしまって良いかもしれないくらい、無意味なことをよくもまあ…


さて、どいういう点で無意味かと言いますと、


第一に、この話、

一般政府ではなく、中央政府だけの話をしている

という点です。
地方税の話や、中央でお金を集めて地方に渡す交付金とか交付税の話は全く無視しています。

国と地方の収入、分配、支出のバランスが違ってくれば、

「国の借金による収入が(国税の)税収を上回る」

という話も全然変わってきます。



第二に、

公的年金保険料などの社会保険料は、大部分は強制的に徴収されています。

これ、【実質税金】ですよね。


税金と社会保険料のバランスによっても、名目上の「税収」が変わってきますので、

「国の借金による収入が税収を上回る」という話も全然変わってきます。


以上2点は、

国・地方、税・社会保険料の「見た目」だけの話で言っているので「国の借金による収入が(国税の)税収を上回る」というフレーズが全然無意味、という観点です。



もう一つ
第三の観点として、

今年度、税収が落ち込んだのは、景気が悪いからです。

そして、税収が落ち込んだということは、民間から政府への資産の移転が少なくなったということです。


民間から政府への資産の移転が少なくなった、ということは、

民間に資金が貯め込まれているということです(資金循環統計を見れば分かりますね)。

貯め込まれた資金はどのように運用されるか?
言うまでもないですよね。


日本円の預金は必ず日本円建ての債権で運用されることになります。

そして、

不況においては民間の借金がマクロではなかなか増えないわけですから、その預金の運用先は必然的に国債中心にならざるを得ません。



世の中全体の預金の量
税収の多寡で変化することはありません。


税収が増えたとか減ったとかだけでは、世の中全体のお金の量は不変です。

税収が増えるということは、民間のお金が政府に移るだけで、お金の総量は変わりません。

また、

税収が減ったということは、民間から政府に移るお金の量が減るだけで、やはり世の中全体のお金の総量は不変ですね。


ということで、

税金という形で取られないお金は、そこに余っているのだから、とくに不況のときは結局は国債等の公債に回ることになります。


ということで、
【税収が減って、国債の発行が増えた】というのは、【一対の出来事】であり、当たり前の現象であって、取り立てて騒ぐほどのことでも何でもありません。


よって、
税収が落ちて借金依存が大きくなったからと言って、政府が自国通貨建ての借金で破綻することはありません。

単に債権・債務、資産・負債の国内バランスが変わるだけです。

とりあえず、
負債のバランスのみ再掲します:


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/9f/c5/eishintradejp/folder/725004/img_725004_16425974_0?1243345898
(出典:日銀「資金循環統計」。
 なお、負債側に計上されている株式・出資は控除している)



民間の負債が減り、政府の負債が増え、民間+政府の負債合計は横ばい

民間の負債総額↓ + 一般政府の負債↑ = 負債の合計→

というバランスの変化です。



でも、

【景気が悪くて民間にもカネが無いはずだー】

という突っ込みを入れたくなる方も中にはいらっしゃるかもしれません(といっても、当ブログの常連の皆さんはそんなことは無いと思います)が、


別に民間全体でお金が無いなんてことはありません。


お金はあるけど使われていないだけです(民間のお金が使われていないからこそ、政府の借金が大々的に増えるし、大々的に増やせるのですが)。


実際、80年代末のバブル景気のときよりも、現在の方が民間の金融純資産は圧倒的に大きくなっていますし、預金総額も圧倒的に大きくなっています。


これは資金循環統計を見れば明々白々ですね。


それは、

民間純資産 = 政府純負債 + 対外純資産

の算式通りのことが起こっているだけのことです。


民間純資産↑↑↑ = 政府純負債↑↑+対外純資産↑

のような具合です。


単純に言ってしまえば、政府の借金が増えれば、民間の資産が増える、ただそれだけのことです。


で、上の算式で言えば、税収が増えるということは、対外純資産を無視すると

民間純資産の減少 = 政府純負債の減少

ということです。



いや、それでも俺のところにはカネが無い

だから、国全体にもカネは無いはずだー

という書き込みをされていた方が以前いましたが…


今年の4月に某大手証券会社がヘッジファンドを組み込んだ投資信託を発売したところ、わずか3週間で1000億円売れた

と言う話は前にも書きました。


あなたのところになくても、他のところにあるということです。



そして、
いまお金の無いあなたのところにも、お金が行き渡るようにするのが、適切で継続的な財政拡大政策(+金融緩和)というわけです。



どうしても、今まで以上にお金のない状態を望みたいのであれば、

「国の借金は大変だー!」「政府は支出を減らせー!!!」と、

これからもせいぜい頑張って叫び続けてください、と言うほかありません。


ただし、

そう叫び続けることによって、各方面の方々から

七代にわたって祟ってやる

くらいの勢いで恨みを買っても、それは自己責任でお願い致します。



さて、

借金による収入と(国税の)税収

については、

国によって中央と地方の財政のバランスは全然違うので、この点だけでも一切国際比較不能な話です。

また、
国によって、税で賄う部分と社会保険料で賄う部分の割合が全く異なっており、つまり、二重の意味で国際比較不能です。


ということで、一応

政府総収入(税収+社会保険料等) と 財政赤字

についてデータを見てみましょう。


ここでは、

借金依存度 = 財政赤字 ÷ (政府総収入+財政赤字)

という指標を勝手に作り、
それをOECDのデータから計算したものを示します:


#ちなみに、

 政府総収入 + 財政赤字 = 政府総支出
 
 です。


#ただ、先にお断りしておきますが、このグラフ、大して意味はありません…



イメージ 1

(OECDデータを元に作成)


これを見ると、データがある中では

98年の日本が「借金依存度」の最高記録

でありますね^^


と同時に、日本は目下

・国債金利 世界最低水準

・18年連続 対外純資産世界最大

絶賛爆走中ですが。



さて、

上のグラフはあまりにもゴチャゴチャしていますので、

いくつかの国を抜粋してみましょう。


イメージ 2





借金依存度が高いどころか、マイナス(つまり黒字)の国

通貨危機

になったり、

実質国家破綻

したりしています。


ということで、改めて断言しますが、

この「借金依存度」は無意味であり、

政府の税収より借金による収入が多いとかなんとかというのは、本気で全くの無意味です。



最後に、それでもどうしても

このー木なんの木 気になる木〜♪

というかた向けのお話を:


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