廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ

「国が財政危機と考えることこそが日本の危機」「財政黒字はむしろバブル崩壊の予兆の場合もある!」。【国債を刷れ!】著者のブログです

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☆本日、MPJに私目のコラムが載っております↓

「政府紙幣」考(3/3)--「未来を創るための政府紙幣発行プラン」

http://mp-j.jp/modules/d3blog/index.php?cid=21



私、今回のMPJコラムでうっかり書きそびれておりましたが、

「絶対政府紙幣じゃー」という考え方ではありません

ただ、

(1)感情的な否定論はいかがなものでしょうか、

というのと、

(2)おカネってそもそも何でっか?

ということを考えるきっかけを提起したかっただけであります。

「メディア・パトロール・ジャパン」的には、(1)の方がより重要なような気がしますが。



で、基本的には、

デフレ期における政府の国債発行による財政出動+日銀による金融緩和

という既存のシステムでやった方が良いと思っています。

(もちろんインフレのときは緊縮財政+金融引締です。)


日銀のやるべきことは、日本銀行法の第1条と第2条
http://www.boj.or.jp/type/law/bojlaws/bojlaw1.htm

(目的)
第1条  日本銀行は、我が国の中央銀行として、銀行券を発行するとともに、通貨及び金融の調節を行うことを目的とする。


(通貨及び金融の調節の理念)
第2条  日本銀行は、通貨及び金融の調節を行うに当たっては、物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資することをもって、その理念とする。

に従って、

物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資する

ために、

国債を適宜市中から買ったり売ったりする

ということです。




さて、本日の本題ですが、

すみません、メキシコはしばらく延期、ということで…



↓こんなグラフ作ってみたので紹介しておきます
 (本当はMPJの次回コラム向けに作っていたのですが、
  どうもうまくストーリーが作り込めなかったので、
  こちらブログのネタにしました)




イメージ 1







米ドル換算名目GDP

と、

OECD Economic Outlook No. 86 Annex Tables - Table of Contents 
http://www.oecd.org/document/61/0,3343,en_2649_34573_2483901_1_1_1_1,00.html



各国の一般政府負債GDP比(91年はNo. 85 Annex Tables)

から、

米ドル換算の各国の一般政府負債

の金額を計算して表示したものです。


なお、
表示国・地域はOECDのデータで、91年以降のデータがそろっている国・地域のみです。


ここで表示した国・地域では、

「国の借金(正確には政府の負債)」は過去18年増え続けてますね。


ちなみに、これらの国・地域

世界のGDPの7割前後を占めています。





イメージ 3






上のグラフでは、ついで各国の米ドル換算GDPを表示していますが、


過去18年の米ドル換算GDPの増加倍数

世界全体 2.5倍

日本   1.4倍

米国   2.4倍
ユーロ圏 2.3倍
英国   2.5倍

となっています。

日本が非常に小さい(仮に、いまの1ドル90円の円高のレートで換算しても、やはり1.5か1.6倍に過ぎません)です。


その原因は、

GDP=民間消費+民間投資+【政府支出】+純輸出

足し算を思い起こして頂きつつ、

↓こちらをご参照下さい。

【恐れず増やそう政府支出![1]】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/22343111.html



さて、ちょっと脱線しましたが、

上のグラフで本当に見ていただきたいのは緑色の線です。

70%前後で推移していますね。


要するに少なくとも世界経済の7割を占める国々政府の負債が増え続けちょる、ということです。





前出の政府の負債グラフ【折れ線・対数軸】でしたが、

下に同じデータによる【積上げ】グラフを示します。





イメージ 2






世界経済の7割を占める国々の政府負債の合計

91年 10.9兆ドル
08年 32.3兆ドル

ということで、過去18年で3倍になっており、21.4兆ドル増えています。

簡単のため1ドル=100円とすると

過去18年でこれらの国々の政府負債の合計が2140兆円増えたということになりますね。


国の借金はゼロにしなければならないと思っておられるタイプの破綻論者の皆さんは、これをどのように思われるのやら…


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☆本日、MPJに私目のコラムが載っております↓

「政府紙幣」考(1/3)--「政府紙幣発行=ハイパーインフレ」のウソ
「政府紙幣」考(2/3)--「発行しても流通しない」のウソ

http://mp-j.jp/modules/d3blog/index.php?cid=21





※今日は更新する予定ではなかったのですが…

 ↓こんな記事を見つけましたので(昨日予告の以外な事実が目白押しな【メキシコの記事】はしばしお待ちを…)


日経新聞、本日(10/3/7)3面

【実効為替レート 円、3ヵ月ぶり高水準】


円の総合的な価値を示す実効為替レート日経通貨インデックス、2005年=100)が

約3ヵ月ぶりの高水準まで上昇した。


ギリシャの財政問題などから消去法的に円買いが進んだ。

同レートの上昇は国内企業の柱である輸出企業の業績下押し要因になる。

ただ足元では2月の米雇用統計が市場予想ほど悪化しなかったことを受けたドル買いが進み、今後は低下する可能性もある。



円の実効為替レート4日に117.885まで上昇し、

約3ヵ月ぶりの高水準を付けた。


欧州ではギリシャの財政不安がくすぶり、
米国では最近の経済指標が総じて弱い内容となっている。

ドルもユーロも買いにくく、流動性のある円が買い進まれた。




先々月から先月にかけて

日本、破綻キャンペーン実施中か?



【「日本、借金漬け深刻」】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/23965807.html
10/1/22 朝刊5面

【国債「国内依存に限界」?】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/24335974.html
10/2/16 朝刊1面

【国債「『悪い金利上昇』の恐れも」】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/24350045.html
10/2/17 朝刊1面

【政府部門「債務超過」[1]】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/24417186.html
10/02/22 朝刊1面

【ムーディーズ:財政再建目標日本に策定促す】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/24468773.html
10/2/26 朝刊4面



という記事を連発


「国内総生産(GDP)に対する純債務比率」が2010年に先進国で最悪の水準

ギリシャ(111%)をも上回り先進国では最悪水準

民間企業ならば「債務超過」



書きまくっていた

日本経済新聞さん

でしたが、

これらのエクソシスト、13日の金曜日、エルム街の悪夢を同時に見ているかのような恐怖感を与えて止まない、極めておどろおどろしい記事たち


今日

欧州ではギリシャの財政不安がくすぶり、
米国では最近の経済指標が総じて弱い内容となっている。

ドルもユーロも買いにくく、流動性のある円が買い進まれた。


整合性をどのようにお考えなんですやろか…


なんで、国の借金が先進国最悪で、民間企業に例えたら債務超過で、いまにも破綻しそうな国の通貨が買われるんやっちゅうねん!




しかも、
どうしても

同レートの上昇は国内企業の柱である輸出企業の業績下押し要因になる。

というネガティブな記述だけはしっかり忘れずに書いているところが、大変ほほえましいと思える、今日この頃…




それはさておき、

ここで実効為替レートのグラフをばおもむろに…



イメージ 1

出典:
 実効為替レート:日銀
 日経通貨インデックス:http://rank.nikkei.co.jp/keiki/nkidx.cfm
  ただし、日経通貨インデックスは2月までの月データに、上記記事の3月4日データを追加



まず、
名目実効レートと日経通貨インデックス(これも名目実効レート)を見てみます。

(1)長期的に、高くなっています(これは昨日の米国のグラフと違い、逆数ではありません。よって、大きいほど円高)

(2)リーマンショック後、急に高くなっています。

まあ、最近では世界で「危機」が言われるたびに、円高ですね。

その危機の回避場所、避難所の様相を呈している日本が破綻したら、世界中破綻してないとおかしいです。全く…


次に、
実質実効為替レートを見てみましょう

実質実効為替レートは、物価の影響を考慮に入れた実効為替レートです。

例えば、

名目レートが変わらなかった場合に、
日本では物価上昇ゼロ、日本以外で10%のインフレがあったとすると、

実質実効レートは、10%下がり、日本の輸出が有利になります。

というのは、

日本以外の物価が上昇=日本以外での売価が上昇


ということになります。

ということで、

実質実効レートが上昇すると、輸出に不利

実質実効レートが下落すると、輸出に有利

になります。


という観点から、実質実効レートを見てみますと、

1995年のピーク151.15と比べると、

今年1月の時点ではまだ99.36で、かなりの円安水準である

ということが分かります。

(こういった話は、三橋さんのブログや著作をご覧の方にはおなじみの話でありますが…)


同レートの上昇は国内企業の柱である輸出企業の業績下押し要因になる。

とだけ書くのはいかにも・・・という感じですね。全く…



事実を冷静に見てみれば、

日本は世界の中で相対的に安定しているからこそ「危機」のたびに円が買われるわけであるし、

実質レートで見たら輸出産業にとってピーク時よりも3割以上も円安で有利なはずやないかーい!


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前置きが長くなりましたが、今回は、

為替レートと物価の関係

について、確認しておきたいと思います。


今回は米ドル。次回はメキシコ・ペソです。




イメージ 1

出典:
 名目実効為替レート http://www.federalreserve.gov/releases/h10/summary/
 消費者物価指数 http://www.bls.gov/cpi/home.htm
 輸入物価指数 http://www.bls.gov/mxp/



ここで、
名目実効為替レートというのは、貿易量に応じて加重平均した為替レート指数ですが、


上記のグラフでは、

逆数(マイナス1乗)

を示しています。


というのは、

通貨安と物価高を同じ向きにしたかったからです。


なお、

Broad は アメリカの主要な貿易相手国全体

Major は Broadに含まれる通貨のうち、発行国外で広く流通している通貨セット

計算されたものです。


なお、

今回は実質実効レートではなく、あくまでも名目実効レートを見ています。

なぜなら、実質で見てしまうと物価指数と比較する意味が無くなるからです。



で、私としては実は、このグラフ、目論見が外れています。

というのは、

「米ドルは長期的に安くなっているが、その米ドル安と米国内の物価はどんな関係にあるのか」

ということを見たかったのですが、

Broadの名目実効為替レートは、むしろ過去30年ほどで大幅に高くなってしまっているのです。


Majorは安くなっているのですが…


Majorに含まれる通貨は、明記されていないのですが、定義からすると主に

ユーロ、日本円、英ポンド、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドル

といった通貨だと思われます。


これらに対して、ドルは長期的に安くなっているものの、

Broadのより広い範囲で見てみると、むしろ高くなっている。


ということになってしまいます。むむむ…



まあ、それは、さておきです。


上のグラフの ↓と書いてある部分に注目してみて下さい。


,魯廛薀狭膂嫩掌の期間を指しています。

・Majorの実効レートは急激なドル安です(一応、Broadもそれなりにドル安)

・輸入物価もそこそこ急激に上昇しています。

しかし、

・消費者物価の上昇は為替レートや輸入物価と比べて非常に緩やかです。



△2000年代半ばについても

・Majorの実効レートは急激なドル安です(一応、Broadも緩やかにドル安)

・輸入物価はMajorの実効レートとほぼ同じくらい急激に上昇

しかし、,汎韻厳晃

・消費者物価の上昇は為替レートや輸入物価と比べればかなり緩やかです。



輸入物価の上昇に比べて、消費者物価の上昇が緩やか。


これは、なぜでしょう?


売上(=消費者物価)のうち、輸入原価が占める割合が例えば、20%とします。

そして、

輸入原価が倍になったとして、その輸入原価の上昇分をそのまま売上高に加算すると仮定します。




イメージ 2





すると、上の図のように、

輸入原価が+100%

になっても、

売上(=消費者物価)は+20%

済むことになります。

現実には輸入物価の上昇分をそっくりそのまま売価を上昇させることは難しいでしょう。

ということは、
消費者物価の上昇はさらに緩やかになることになります。


為替レートが安くなるだけでは、意外と強烈な物価上昇は起こり難いということになりますね。

(ただ、これも程度問題であり、先進国だから言えることです。メキシコはまた状況が異なっています)



以上は国内売上ですが、ついでに輸出はどうなるかも考えて見ましょう。


為替安だけが原因で輸入物価が上昇したのであれば、輸出物価も同じように上昇します。


ということで、下の図のようになりますね。



イメージ 3





輸入物価が倍なら、売上高も、粗利も倍になるという寸法です。


もちろん、こういう場合、競争に勝ち抜くために、値下げすることが多いでしょうから、

1個の商品あたりの売上や粗利が倍

ということにはならないかも知れません。


しかし、
いずれにせよ、為替安では上記のような構造で輸出産業が有利になるという構図になるわけです。

ただ、
繰り返しますが、
私は別に単純化して為替は安くなった方がいいとか、高くなった方がいいとか言うつもりは全くありません



どちらであっても有利、不利、利と害の両方があります。

禍福はあざなえる縄の如し

です。


また、

どちらであっても、急激な変化は利よりもむしろ害が多くなることは間違いありません。


何事であっても、急激な変化があった場合、ついていけなくなってしまう個人や企業が続出してしまうからです。


それゆえに政府の役割として期待されるべきは、安定化装置(スタビライザー)としての機能を果たすことにあると言えます。




さて、今回のまとめです。

・急激な為替安、輸入物価だからといって、急激な消費者物価の上昇になるとは限らない


でも、
今回は↓こっちのオマケの方が面白かったかも知れないですね…

「・安くなり続けているというイメージの米ドル。Majorでは確かに安くなっているけれど、Broadで見るとむしろドル高?とは、驚き桃の木山椒の木」 と思われた方は、↓下のリンクのクリックをお願いいたしますm(_ _)m

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「『さらば、デフレ不況』、何度も読み返しています」というコメントを複数頂きました。著者として感無量です。


この数ヶ月、本当に苦心して作業してきた甲斐がありました(私のみならず、関係者一同)。


本当にありがとうございます。m(_ _)m



アマゾンでも、
本書の内容を網羅的にかつ簡潔にまとめたレビューを書いてくださった方(じゃがー様)がいらっしゃいます。


タイトル:「財政赤字は国民が幸せになるためにある」


少しだけ引用させて頂きますと、

需要不足によるデフレ対策は政府支出の拡大であり、将来の少子化に際に予想される供給不足に対応すべきとの国家論にも胸打たれる


まさに
私が本書で最も強調したかった部分であり、
このように書いて頂き、私も心が打たれます(T T)


それに続けてこんなことも書いていらっしゃいます:

極端な話、財政赤字は国家の存在理由だ!


これは、端的で実にうまい表現ですね!


リンクは↓こちらです(短縮していますが、ちゃんとアマゾンに行きます^^)
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前回の

【「失われた12年」大正〜昭和初期編】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/24544679.html

で、大正〜昭和初期の驚異的なデフレのグラフを示しまし、

分析は後回しにしていましたが、

皆様から

「原因はこういうことでは?」というようなコメントを多数頂きました。


・緊縮財政(軍事支出含む)

・金融引締め(金本位制で金融緩和にしばりがあった)

といったことで要約できそうですが、


結果だけお示しして、皆さんに原因は何かというコメントを頂くスタイルも面白いかも知れません。


私にとっても、かなり勉強になりましたので、今後、このスタイルに味をしめてしまうかも、です(笑)。



とりあえず、財政とか金融のデータをまたお示ししたいと思いますが、

紙ベースの数値表を打ち込む必要があるため、

残念ながら、気力と時間が有り余っていないとできないのであります。

来週は三橋貴明後援会パーティーもあったり、色々アレですので、しばしお待ちの程をm(_ _)m





今回は、


【超円安:1ドル=1000円シミュレーション】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/24482017.html

補足です。


まあ、この記事の趣旨は、

・極端な通貨安になっても、悪いことばかりではなく、良い面もあるんですよ

ということを確認したかっただけです。

別に私が近い将来1ドル=1000円になると予想している訳ではありません
また、
それを望んでいるわけでもありません

念のため…


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東洋経済新報社「長期経済統計」のデータを元に、

大正から昭和初期にかけてのGNPや物価のグラフを作ってみたのですが、

非常に興味深いことに気付きました。





イメージ 1





・第1次世界大戦戦中終戦後2年ほどまでは、

  名目GNP、物価指数がうなぎのぼり


・その後は、

  物価がほぼ一貫して継続的に下落
  
  名目GNPも横ばい


・関東大震災、昭和金融恐慌と立て続けに経済に打撃を与える出来事が起こった後、
 追い討ちをかけるように世界大恐慌が…


そんなこんなで、

  物価の下落傾向が11年名目GNPが横ばいまたは下落の傾向が12年も継続




ということで、

名目GNPが横ばいまたは下落という状態が12年も継続

という状況を

「失われた12年」

勝手に命名してみました。



さて、上記のグラフ

・対前年比の成長率/増加率

にしてみたものを下に掲示します。





イメージ 2





・第1次大戦中、1917年

  名目GNP +39.8%
  消費者物価 +33.7%
  投資財物価 +22.6%

 という凄まじい状態になっています。かなりのインフレですが、

  実質GNP +9.0%
 
 なので、なかなかの高度成長です。


・その後の実質GNP成長率はというと、

 1920年        -0.5%
 1923年(関東大震災) -4.2%
 1925年        -2.9%

 を除いて不思議なことにマイナスになっていません。
 (関東大震災の年はさすがにかなりのマイナスですが)

 ここで、
 特に興味深いのは、
 世界大恐慌の時ですら実質GNP成長率がマイナスになっていないということです。


しかし、

この上記命名の「失われた12年」

 実質GNP成長率があまりマイナスになっていなかったから、問題が無かったのか?

 というとそんなことはもちろん無いのですが、

 これは、に作った、

 1990年前後との比較で分かるように思われます。




イメージ 3





90年代の「失われた10年」、現在の長期継続的デフレの状況
長期的に消費者物価指数がほぼ横ばい

と比べて

1920年代の「失われた12年」のデフレ

なんと、11年間で消費者物価が【マイナス36%】

という、実に凄まじいデフレであったことが分かります。



【この話、また機会を改めて続けます】


それにしましても、

大正から昭和初期にかけてのインフレ、デフレはほとんどジェットコースターみたいですね…


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