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「積み木遊び」椎名林檎



和と洋。静と動。テクノハウスと生バンド。無垢と狂気。シリアスの中に潜むユーモア。。。

ここには”ロック”の優れた瞬間のすべてがあると言っても過言ではない。そしてその瞬間は永遠に確実に失われてしまった。

そう・・・このステージ上で彼女が自ら葬り去ってしまったのだ。

バックに自分を模したマネキンを磔にして自身の激しいピアノの弾き語りで怒涛のヴォーカル・パフォーマンスを見せるラストナンバー「日本に生まれて」

。。。そこで誰もが期待するカリスマロックシンガー椎名林檎を彼女はステージで殺してしまった。



2作続けてアルバムをミリオンにし、平成12年人気の絶頂にあった21歳の彼女が福岡の嘉穂劇場で行った一夜限りのスペシャルライブはインターネットで生中継された。

私もPCの前に座り込んでその時を待ったが結局当時その回線は繋がることがなかった。

このライブ中継は当事のインターネットアクセスNO1を記録。プレミアチケットは当事30万円でオークションにかけられたとも言われてる。

その後、その瞬間に立ち合ったモノからも、ありつけなかったものからもDVDの発売が熱望されながら実現することなくデビュー10周年を迎えた今年遂に”伝説のライブ”は本日めでたく多くのファンの目に触れることとなった。。。

”伝説”の名に恥じない圧倒的な1時間余りの濃密なパフォーマンス。椎名林檎史上最高のステージ。最高の瞬間だったかもしれない。

彼女はこの年このステージでもバックバンドで競演したギタリスト弥吉淳二氏と結婚。作風を大きく転換させることになる。。。



私は今の彼女を否定しない。リラックスして音楽を楽しむ彼女の歌もまた悪くはないから。

しかしこの映像で観られる圧倒的な高みに達した椎名林檎はもう存在しない。トレードマークのホクロと同じように。。。

そしてこの瞬間の彼女のような女性シンガーもどこにも存在しない。

そして私が心から愛した椎名林檎は白目をむきながらギターをかき鳴らし、折れそうな心を目の前で何度もステージに叩き付け続けたこの日の椎名林檎だったのだと確信する。



これから3回目の観賞をします。。。みなさんお休みなさいzzz



『実演キューシュー座禅エクスタシー』椎名林檎DVD本日発売!!!

追伸・・・wikiを見てたら昨年話題になったイギリスのシンガーソングライターMIKAが椎名林檎のファンらしいです(笑)JPOPが好きみたいですね(^^

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オリンピックも終わって1週間?。。。始まる前に想像したよりも楽しかったね、いろんな感動がそれぞれあったと思うけど・・・

みんなサッカーのことなんて忘れてしまっただろうな?そう男子サッカー(笑)”男子サッカー”って言い方がもう現状を物語ってるっていうか。。。

なでしこジャパンは確かに頑張ったけど。男子も言われるほどには酷くなかったと思うけどね、曲がりなりにも23歳以下の選手がオランダをほぼ抑え込んで押し込んでたわけだから

昔の日本サッカーを考えたら隔世の感すらあるわけだけど。。。結果全敗だし褒めるほど良くもなかったけどね(笑)


これは持論であって一般論として受けとって欲しくないんだけど・・・オレはサッカーは点が入らないから面白いと思うんだ

サッカーが好きになれない人の中に”点が入らないから”っていう意見も多いようだからあえて言うんだけど。。。

点が入らないからこそ、入った瞬間の奇跡のような喜びがあるわけでね、天啓を待つようにゴールの瞬間を待ちわびるその時間が幸せなんだ。。。



ところで話は変わるけど。今オレは毎日けっこうハッピー♪ふた月前ぐらいは最悪だったけどね。そうだな、今はイイ感じ、なんかイイ感じ。。。

なにが楽しいかって・・・楽しむことに夢中になれてるから。ゴールを決めることが目的でもないし、するつもりもないから楽しいんだと思うんだよね。これは試合じゃないから、先の結果を考えないで今を楽しむことに決めたんだ。

ゴールがなんなのか?どこにあるのか?見えてないってこともあるんだけど。オレはゴールしないよ多分。。。それは望みじゃないんだ。奇跡の瞬間を待ってるわけじゃないし。

ただ楽しいんだ、陽光の中で芝生を走り回ったり、波打ち際を走ったり(笑)それで十分幸せなんだよ




1999年という年は先の無い終末観や不安に覆われていて、それはいろんなものに目に見えずともいろんな影響を与えてたと思う。

オレ自身世界はそこで終わっていて次のページは無いんだと、どこかで本気で信じていたからね。それは生き方にも少なからず影響を与えていたんだ。いつもどこかに諦めたような楽しめない気分があったような。。。

今にして思えば馬鹿げてるように思うけど、そんな気分に囚われてた人って多分オレだけじゃないと思う。それがもう日常だったんだよね。世界の終わりがすぐそばに待ってる・・・そんな気分の夏だったんだ。




世界が滅びた後のラジオ・ステーション。。。横風が吹くたびにノイズが激しくなって、えらく音が聞き取り辛い。。。でもイイや、どうせ誰も聴いてやしないんだから。

でも音楽は終わることがない。。。廃墟の街に軽やかな足取りで散歩にでも出かけるように。少しこもったピアノの連弾が聞こえてくる。。。「ユートピア・パークウェイ」この歌から受ける印象はこんな風だ。

力の抜けた独り言みたいな素敵なポップソング。1999年の青空に溶けるように響くメロディでアルバムは始まる。。。

公園通りのユートピアをオレは進むんだ!俺は今夜王様だ!オレだけの世界の王様だ。。。

夢想の果ての崖の上に作ったハリボテの城に旗をなびかせてコブシを強く握り締めた、たったひとりのユートピア宣言

誰の指図も聞かないよ、だって世界は僕のものだから。。。モラトリアムな勝利宣言。でもそこには勝利なんてないんだ。でもそれが美しいんだなきっと。

気が抜けた炭酸飲料みたいな甘いポップソング。ご他聞にもれずビートルズやビーチボーイズの影響を色濃く受けていてビートとメロディのバランスがオアシスやチープトリックを思わせたり

コーラスワークにトッド・ラングレンやジェフ・リンの面影を見たり。。。ポップの王道の如くそれはキラキラ輝いてる。。。

ここで「レッド・ドラゴン・タトゥー」を聴いてもらおうかな?女の子の気を惹くためにビビリながら赤い龍のイレズミを彫ったぜ!見て見ていかしてるだろ?これはシールじゃないぜBABYって感じのアップなポップソング

「レッド・ドラゴン・タトゥー」

ブリンズレイ・シュワルツに興味を持ち始めたエルヴィス・コステロの大ファン。マシュー・スウィートの友達でエリオット・スミスのまた従兄弟。ブレンダン・ベンソンは腹違いの弟。

TFCやジェリーフィッシュは隣のクラスの仲良しで、全体的にはブリティッシュな香りを漂わせグランジとロウファイを通過したアメリカ産のバブルガムポップ。

舗道には壊れた夢が敷き詰められていて海へ向かうと倦怠と退屈が蜃気楼みたいに浮かんで見える夏の白い砂浜

白紙の絵日記に書き連ねた妄想にオチが付けられずに迷子になった言葉たちが不安げに音符の上を転がって行く。。。

登場人物はどこかでなにかを諦めていて、でもなにかにすがり信じずにはいられない。。。描かれてるのはそんな普通の人たちの日常だ


ファウンテンズ・オブ・ウェイン。彼らもまたスターにはほど遠い普通の人たちだ。アダム・シュレシンジャーとクリス・コリングウッドの二人のソングライターコンビを中心としたユニット。

先にも書いたように90年代のビートルズフォロワーのひとつでブリット・ポップに反応したアメリカの普通のあんちゃんが演奏するなにかが損なわれたような気分で奏でられる王道ポップス。

どことなくダイナソーやペイブメント、REMの潜在的な影響も感じる

いわゆるパワーポップ、ギターポップなんてジャンルに無粋にカテゴライズされてるけど。このアルバムのなんともいえない緩さ、ヌルさ、余白・・・完成されてない、創りこんでない甘さに”パワー”って言葉は似合わない

創り込み過ぎて神経質になってしまった。。。みたいな完成度を求めてない感じが好きだな。完成度で行くと次作である3rdが圧倒的かもしれない。素晴らしい曲がたくさん収められ力強いアルバムだ。

勿論それも良いんだけど余白を残した地図のようなこのアルバムが自分は大好きだ。天井が嵐で吹っ飛んじゃって吹き抜けがイイ家みたいな。。。風通しが気持ちよい。

無機質でグランジーなギターポップにビーチボーイズ風なコーラスを重ねたポップチューン「愛しのデニス」

アコギとキーボードの脱力したマッチングも絶妙でクールなブルーアイドソウル「ハット・アンド・フィート」郷愁を誘うメロディにハードで生々しいディストーションが絡む「ヴァレー・オブ・モールズ」

個の実存への不安や焦燥、疎外感が歌われている。なにかが微妙にずれてる違和感と説明の出来ない喪失感を皮肉を交えたユーモアでやり過ごそうとする等身大の姿と曖昧な態度に共感を覚える

Aに含まれるBの話がBを含むCの話になりCにはAの要素が含まれてる。。。はっきりしたコンセプトを持たない中で、それぞれの曲が呼応しあってコンセプチュアルな印象を受ける

どこかで繋がってるような控えめな世界観のフォルムが美しい。。。

もやのかかった朝のようなコーラスに包まれたバラード「トラブルド・タイムス」のどこにも行けないような曖昧な美しさは秀逸だ

「トラブルド・タイムス」

メロディラインがちょっとオアシスを思わせる「ゴー・ヒッピー」やオールドスタイルのブギーに乗せてスタジアムバンドを皮肉る「レイザー・ショー」

チープトリックみたいなポップンロール「ロスト・イン・スペース」など難しい理屈を抜きにしてドライブ感を前面に押し出したバラエティに富んだタイプの違ったロックンロールは文句ナシに格好良いし

人生への諦めや人間への諦めを声高に叫ぶこともなくパレードにもってこいの素晴らしい日だと嘆く悲しい老女のバラード「ファインデイ・フォー・ア・パレード」

コステロっぽい皮肉な雰囲気を湛えたアルバム中もっとも好きな曲。ロンセクスミスがコーラスで参加している。

続く「アミティ・ガーデンズ」も同じような世界観の中で自分の行き場所を探すナンバーだ。いずれも過去の亡霊に囚われて先の物語の見えない人たちだ。

十代のイノセンスへのありがちな別れを歌った「プロム・テーマ」の淡々とした描写、泣けなかった卒業式みたいな微妙な空気感も誰もみな共感を覚えるはずだ。。。


「イット・マスト・ビー・サマー」では賑やかなギターのディストーションに包まれて喪失感の中の恋が爽やかに歌われ、ラストの「セネターズ・ドーター」では辿り着かない恋のさすらいを肩の力を抜いて描いてる。

スローなテンポのせつないエピローグのような余韻を残すアコースティックなこのバラードも出色の出来だ。



彼らはゴールの無いポップの王道を歩いている。ここで言うゴールとは多分チャートのNO1やスタジアムでのライブに代表されるようなスピードライフだ。それが似合うバンドはその場所を楽しめる。

そんな場所が用意されてなくても、語りたいことがあって歌いたいメロディがあるならそれで十分に歩いて行ける。。。

彼らの歌が生まれる瞬間を想像してみる。ラズベリーズやフーのレコードが足場の踏みようも無いほど雑然と床に散らばった部屋。

ビッグスターのサードのジャケットを手に取って眺めながらターンテーブルで回ってるのはバッドフィンガーの『マジッククリスチャンミュージック』だ。

思いついたようにギターを手に取り、メロディを逃がさないように思いついた言葉をノートにペンを走らせる。出来るものなら幸せな歌を書こうと思う。それが目的に辿り着かなかったとしても最初はそのつもりだったのだ。。。


歌を創るのも人生と同じように必ずしも思った方向に進んではくれない。。。ユートピアにはまだ遠い。。。永遠のモラトリアムな夏のかげろうの中から僕は抜け出すことが出来ない。。。




*ここでなぜか殆どの曲がフルに聴けてしまいます(^^;。。。まずはタイトル曲を是非聴いて欲しいなぁ。。。で気に入ったらどの曲もきっと気に入るハズ。。。
 ↓
http://www.ilike.com/artist/Fountains+of+Wayne/album/Utopia+Parkway


Utopia Parkway
/Fountains of Wayne


01. Utopia Parkway
02. Red Dragon Tattoo
03. Denise
04. Hat and Feet
05. Valley of Malls
06. Troubled Times
07. Go, Hippie
08. Fine Day for a Parade
09. Amity Gardens
10. Laser Show
11. Lost in Space
12. Prom Theme
13. It Must Be Summer
14. Senator's Daughter
   /1999年発表
Modern Guilt/BECK
イメージ 1BECKが天才だ!って捲くし立てたところで別にオレの手柄でもなんでもありゃしないけどね、ありゃあ天才だ。たいした奴だぜまったく。。。髪の毛くしゃくしゃにして「おまえすげぇよマジで」って肩でも叩いてやりたいね(笑)


BECKの新作、ここんとこずっと聴いてるけど・・・あん?あぁぁジブリは寝るときだけ(笑)柔らかい眠りに落ちるからね(^^

BECKなんか聴きながら寝ちまったら・・・火山の中に堕ちてく夢でも見そうだぜ(笑)



実際レイディオヘッドの『イン・レインボウズ』級のインパクトがあったね。レディヘは端整に繊細なアンサンブルを重ねて、悲しみを漆みたいに幾重にも塗り重ねることで希望という輝きを生み出したわけだけど

BECKはデッサンみたいな殴り書きで絶望を描きつつ、上機嫌で奇声をあげながら共振できる”相棒”のデザインしたビートに合わせて奇妙でクールなダンスを決めてみせたって感じかな?

骨組みだけの納屋みたいな掘立小屋で”現代の罪”について大声でわめき散らしてる。。。そんな感じ?アタマの中でね。

俺たちの耳に実際に届くのは藁葺きの納屋越しに聴こえるため息みたいにクールでタフなブルーズってわけだ。

以前このブログでも紹介したナールズバークレイのフィジカルな頭脳デンジャー・マウスを共同プロデューサーに迎えBECKは”最高の理解者”を得て激しくカラダをよじらせながらもアタマの芯を常にクールにキープしている。。。


過去の音楽への愛情とリスペクト、憧憬を偲ばせながらモダンな”2008年のブルーズ”をクールにヒップにかき鳴らした30分あまりの刺激的で幸せなロックな体験。。。

なんとかリバイバルなんてのもそろそろ飽きたかな?。。。勿論このアルバムにも60年代や70年代のロックやブルーズが息付いているし、90年代の刹那な衝動も込められている。

でも俺たちの耳に届いてくるのはあくまでも”今”。今感じる不安であり、不満であり、不条理であり、ブルーズだ。

ボリュームたっぷりの情報量を本能とロジックで演算しながら華麗な音のパッチワークを創り上げた前作ではレイディオヘッドの相棒ナイジェル・ゴッドリッジとの共同作業だった。

まぁまぁではあったが最高のBECKではなかった。そう以前昨年のベストアルバム記事の中で書いたと思う。

今回は一転して徹底的に無駄を削ぎ落としてシェイプしたブルーズを、モダンなビートにシンクロさせてシンプルな音をシンプルに組み合わせることで、より効果的な化学反応を生み出すことに成功してる

デンジャー・マウスとの相性はまるで双子みたいにバッチリだ。ナールズ的な解釈がそこかしこに垣間見えるとも言えるし、ナールズにこそBECK的な要素があったとも言える。

いずれにしろ両者のコラボレーションがこの傑作を生み出す大きな要因になったのは間違いない。渋くてタフでハードボイルドな男の世界だ。ここでアクロバット的な軽やかさは不要な世界。。。

このアルバムはあえてすべてのロックファンに奨めたい。その上で彼の才能に感嘆したり、拒否したりして欲しい。。。そうあるべきマスターピースじゃないか?と思う。

アルバムを買わずともyoutubeで楽しんでもらっても構わないと思う(これってファンにあるまじき営業妨害だな苦笑)

10曲で30分余り。。。物足りない?とんでもない!凝縮された濃密な時間に大満足。間違いなく傑作!最高のBECKだ。
「VOLCANO」BECK

ここのリンクからアルバムの他の曲も見れるはずです。

http://jp.youtube.com/watch?v=feNrapFCPzg&feature=related




Beautiful Future/Primal Scream
イメージ 2
BECKが”現代の罪”を歌うならボビー・ギレスピーは”美しい未来”を歌う。。。目に映り歌われてる光景はきっと同じような光景で。二人の視線は両者ともシニカルで冷徹だ。

まぁボビーにBECKのような詩人の才能の煌めきは残念ながら無いけれど彼のトンじまった目ん玉の中にも、醜悪な現実はお花畑には映っちゃいないようだ。

愛すべきロックンロールジャンキー。ボビー・ギレスピー率いるプライマル・スクリームの新作『ビューティフル・フューチャー』これも素晴らしい作品だ。

いつになく軽やかな足取りでポップなアンセムのように響くタイトルトラックは先にも述べたように別に薔薇色の未来を歌ってるわけではない。

肩の力が抜け、音の隙間が増えた分、シンプルなビートはある意味、希求力を強めたように聴くものを妙に惹きつける。

BECKと同じように表面の温度を低く抑えながら芯でロックへの恭順を誓うような熱さを携えつつ、クールでスカシタ脱力感が彼らのグルーブでありロールするヴァイブだ。

そして彼らもまたBECKと同じように極力情報を抑え、最小の表現で最高の効果をあげる柔術のごとくおぼつかないふらついた足取りでカンフーキックを決めるような。。。そんなアルバム。(どんなアルバムやねん笑)

そしてこれもまたBECKにおけるブルーズと同じように”2008年のロックンロール”なのだ。ふたつのアルバムが似てるとは言わないが・・・よく似た温度と感触を持ってるような気がしている。

よくよく考えると両者ともまったく別な道を歩んでるようにみえながら、何度も交錯していたのかもしれない。音楽の世界を自由に闊歩する”カメレオン”として。。。


ロックンロール。。。狭義な意味でのこの言葉がしっくりくるバンドもめっきり少なくなった。そしてその言葉が最もよく似合う、数少ないバンドのひとつが間違いなくプライマルスクリームと言えるだろう。

このアルバムも想像してたよりずっと良かった。ゴキゲンだ♪
CAN'T GO BACK/PRIMAL SCREAM






そしてもう一人紹介しよう。。。お次は”2008年のポップス”を。。。

Santogold/Santogold
イメージ 3
サントゴールド。なんだが目薬と栄養剤を混ぜたような名前だがネクストMIAなんて評判もあるらしい女性アーティストだけど。。。

表現的にはMIAのような先鋭的で混沌としたイメージは殆どなく、本人が言うようにポップスにアーティスト性を取り戻すべく

比較的とっつき易いサウンドデザインとプロダクションで十分、一般の音楽層に受け入れられる要素を持った新時代のスター候補かな?とも思う。

そして彼女もまた上にあげた2組同様にどこかクールだ。時代の空気感を感じさせるその温度は私好みでスマートでスタイリッシュな部分と下世話なポップス感覚のバランス感も悪くない。

ただなんとなくまだまだロジックが勝っているような感も否めない。感情に訴えるなにかが足りないような気もする。いずれにしろ1stアルバムとしては上々だろう。

アデルやDUFFYを含め。。。ユニークで個性の立ったSSWが多く生まれた年。2008年はもしかしたらそんな風に振り返られるかもしれない。

L.E.S. ARTISTES /Santogold

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ロックって何なんだ?・・・なんて問いかけて。

オレはロックから離れられないのさ。。。なんてニヒルに言ってみたりして。

真摯なコメントも多数頂いて。。。



次の記事がこれかよ・・・ってホントすみません(^^;いつもすかしてばかりで(笑)
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theジブリset/DAISHI DANCE

まぁ過去にルパン三世を紹介したり、今年一番最初の記事もディズニー絡みで『星に願いを』を紹介したりとそれなりにファニーな変化球を織り交ぜながら進行する当ブログではございますが。。。

これはある意味直球?っていやぁ、直球っしょ?(笑)好きなんすよジブリ(開き直り笑)ジブリっつーより宮崎?駿?最高っすよ、ちょークールなオヤジっすよね〜なんてチョイ悪ぶっても無理?(笑)


ささくれだった心が少し洗われますよ〜まじで。


宮崎駿といえば久石譲の音楽は切り離して考えられません。ヒッチコックとバーナード・ハーマン、セルジオ・レオーネとモリコーネ、フェデリコ・フェリーニにはニーノ・ロータ。。。

フェリーニなんてロータを失って作風まで変わってしまうほどの名コンビだったわけでフェリーニもニーノ・ロータも大好きなんですけど久石譲抜きの宮崎アニメもありえないです。

最近では『ハウルの動く城』のテーマになった「人生のメリーゴーランド」。これは迷走する映画を手助けしてると言っても良いぐらい音楽が印象的でした。哀感漂うメロディがニーノ・ロータを思わせます。。。

「人生のメリーゴーランド」daishi dance



このアルバムは国民的アニメ、ジブリミュージックをDAISHI DANCEという札幌出身のDJがハウスアレンジでリアレンジしてRECしてます。

DAISHI DANCE。。。本名大志とか見せかけて石田?ダーイシ?(笑)どうでもいっか(^^;実際彼のプロフィールについて詳しくなく申し訳ないのですが。。。

このジャンルではそれなりに名の通ったDJのようですよ。おそらく(汗)


北海道出身てなこともあってか?店頭で派手にプッシュされてました。原曲の良さを殺すような冒険をしてないのが私にはありがたいです。ひじょうにマッタリと心地よいベタなハウスに仕上げられてるのが嬉しいですね。



あぁ・・・ひとつここでお断りしておきたいのはあたしゃぁ”アニヲタ”でも”ナウシカ萌え〜”ってわけでも無いってことで(笑)

基本ロックンロ〜ルですからね(声が裏返ってますけど笑)Sex&Drugs&Rock’nrollですから(^^;

いやアニメ文化自体を否定するワケでは無いです、幼い頃から親しみましたし、人それぞれ嗜好がありますから。。。あたしゃあ違いますよ、ってことです。ま、ま、マジで。。。(^^;必死に否定するところが怪しい?(笑)


でも宮崎駿はホントに大好きなんですね。変わり者の天才が好きなんですね、頑固ジジイ兼天才作家みたいな。表現者としての業の深さを感じさせる人ですよね。

インタビューとかするとゼンゼン良い人じゃないんだけど(^^;そこがまたいいんですよね、左翼思想なんかを批判する人もいますが。。。結果的に誰もが安心して子供に見せられる国民的な映画監督です。

お子様向けのもっとも”間違いのない”アニメーターだというのも紛れも無い事実ですけど。

一方で千と千尋は日本映画の興行収入成績ダントツのNO1であり続け、ベルリン映画祭では実写映画も含めたコンペ参加作品の中で金熊賞グランプリを獲ったわけです。アカデミーの最優秀アニメも獲りましたね。

ヨーロッパでの知名度も高いようですし、『もののけ姫』の曖昧な善悪の描き方やどっちつかずのエンディングは難解とされました。(日本ではまた別な見方があると思いますが)

いわゆる宮崎の子供向けアニメの代表作でもある『となりのトトロ』はその一方でキネマ旬報の評論家が選ぶ実写も含めたその発表年度の最優秀作品、第1位に選ばれてるんですね。

今みたいに宮崎ブランドがまだ確立してない時代の話です。映画好きの私としてはキネ旬で1位に選ばれたアニメってどんなものなのか?って興味でナウシカより先にトトロを見たと思います。

その後彼の劇場公開作品はみんなビデオなりDVDなりで観てますし、全作品DVDも持ってます。『もののけ姫』以降は映画館で観てます。姪っ子や甥っ子と一緒にですが。

『ポニョ』も観たいのですがおっさん一人じゃ行きにくいですね(^^;とりあえず『ダーク・ナイト』を優先して観ようかなぁと考えておりますが。。。

というぐらいの大ファンなわけで、同時に久石氏の大ファンでもあるわけです。

早速姪っ子にも送ってあげました。ジブリファンなら楽しめると思います。寝苦しい夜も少しは爽やかに安らかに眠れるかもしれません。

「もののけ姫」daishi dance

さてここでひとつ夏らしく『となりのトトロ』に関する都市伝説について書きたいと思います。もしかしたら読んで不愉快になる方がいるかもしれないのでそういう方は回避を。記事を灰色にしときますね。











・・・うちの姪っ子から最近テレビ放送があった後聞いた話なんですが・・・早い話トトロは死神でさつきとメイは死んでいる。という話。

ネット上ではけっこう有名な話らしくwikiにもジブリがそのことについて公式に否定してるなんて話まで載ってます。

自分なりにネットでも調べて更にDVDを見直して検証してみました。


さつきとメイは途中で本当は死んでいて、父親が生きていたらこうなっていて欲しかったという願望を
書いたのがとなりのトトロであり、作中でずっと書いていたのはその原稿だという話。

トトロというのは死神、冥界への使者であり、トトロに会った人は死が近い、もしくは既に死んでいるというのが裏設定としてあるとのこと。

トトロはトロールのもじりでトロールは北欧では邪悪でけむくじゃらな巨大な妖精らしい

母親が入院してた七国山病院のモデルが実際にあってそれは八国山病院と病院だそうで末期患者や精神疾患患者を収容する場所だったとのことで母親が退院するエピソードも父親の願望とのこと。

物語中メイが行方不明になって池でサンダルが見つかる下り、あの時メイは池で死んでいてメイのサンダルを見たさつきが「メイのじゃない・・・」と嘘をついているとの話。


そしてさつきはトトロに会いに行き、トトロにメイが迷子になったから探してくれと頼む

さつきは自ら冥界への扉を開け、冥界へ魂を運ぶ乗り物猫バスに乗って自分もメイの元へ向かったと。。。(つまり死の世界へと)

病院のシーンで母親が「今、あの木のところで、さつきとメイが笑ったような気がした」

と言うシーンについても死期の近い母親だけには二人の姿が見えていて、二人は近くまできているのにも関わらず両親に会わずにメッセージ付きのトウモロコシを置いて立ち去るのも二人が既に死んでいるからだという。

その他にも

・メイが行方不明になった後から、メイの影がなくなっている。
・最後のシーンでは全員が若返っており、実はあれは後の話ではなく、生前の昔のシーンをくっつけハッピーエンド風に仕立てただけ。
・物語の舞台は埼玉の所沢。この所沢で昭和60年代に姉妹が残虐された狭山事件をモデルにしている。
サツキ=五月(皐月かな?)
メイ=May=五月
狭山事件発生日が5月1日

DVDを観て再検証した私なりの結論。。。

結論から言うと物語全体としてトトロが死神を思わせるような描写はどこにもないし善良で愛らしいキャラクターであり死を司どる死神が生の象徴である森の精であるのもおかしいし

どんぐりの実を芽吹かせるシーンなんかもありますし。。。あんな死神はいないでしょう。

雨の日のバス待ちの下りなんかは少し不気味だったりはしますけどね。日本の湿っぽい怪談っぽい雰囲気は無いでもありません。森という場所も畏怖を抱かせる場所でもありますしね。

それからメイのサンダルはデザインがはっきり違いますし、サンダルを見てメイが死んでることを察知したさつきがトトロにメイを探してというのもおかしな話です

二人の影が無いってのはどこを指してるのか良く判りませんでしたがネコバスの中だとしたらあの中では影のつきようもないだろうし。。。

病院のトウモロコシのエピソードはあの映画の肝でもあるわけで、あそこで両親と会って抱き合って終わりだとサザエさんになってしまうわけで(^^;物語はどこに落ちるんだろう?と。。。

一見ひじょうにもっともらしくて食いつきやすい話なんですけど矛盾しまくってますし、ドラマツルギーを理解できてないんじゃないかな?なんて思ったりもするわけです。

怪談を書きたかった?あるいは象徴としてストレートに表現できないなにかを裏設定として表現してるとかならわかるけど。。。(まぁそれが狭山事件ということなんでしょうけど)

千尋は冥界からの帰還を思わせる表現が確かにあったりしますけどネコバスは地上に二人を戻して二人はカンタのおばあちゃんと抱き合うカットも普通にエンディング前に入ってますし。。。

話のタネとしては面白いですし、私もこの話を数人にしちゃいましたけど(苦笑)基本的にはまったくナシだなと思いました。

想像力を別な方向に使ったらよいんじゃないですかね?ある意味感心してしまいました。サザエさんの最終回の話とか。。。どうも不吉な方に日常を歪めたがるのは病んでるなぁと思ってしまいますが。

私もこんなところで遅まきながら話に乗っかってるって意味じゃ同罪かもしれませんが。。。

童心に返って自分で見返してみるのも一興かと。。。そんな噂抜きにして楽しい物語ですしね♪

では気を取り直して心地よい眠りを誘うdaishi danceのジブリサウンドでお別れしたいと思います。

ランランララランランラン♪でお馴染みの可愛らしいレクイエムから荘厳なメインテーマへのメドレーです。
「ナウシカレクイエム〜ナウシカ風の伝説」daishi dance


theジブリset
/DAISHI DANCE

01. 天空の城ラピュタ:君をのせて feat. 麻衣 *
02. 千と千尋の神隠し: あの夏へ
03. となりのトトロ: 風のとおり道
04. おもひでぽろぽろ:The Rose feat. Lori Fine (COLDFEET)
05. 魔女の宅急便: 海の見える街
06. ハウルの動く城:人生のメリーゴーランド
07. 風の谷のナウシカ:ナウシカ・レクイエム
08. 風の谷のナウシカ: 風の伝説
09. もののけ姫: もののけ姫
10. 千と千尋の神隠し:いつも何度でも feat. Chieko Kinbara
11. 耳をすませば:Take Me Home Country Roads feat. arvin homa aya
12. となりのトトロ: となりのトトロ

2008年発表

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