第195回国会「公益財団法人日本相撲協会への政府の評価に関する質問主意書」という、提出者 衆議院議員逢坂誠二氏の質問に対して、安倍総理は以下のように回答している。
「政府としては、まずは、協会が自ら、事実を解明し社会に対して当該事実を説明する責任を果たすこと、暴力の再発防止のために指導を徹底し継続的な取組をすること、協会の運営について検証すること等が必要であると考えており、既に、スポーツ庁から協会に対して、その旨を伝えるとともに同庁へ報告するよう求めているところであり…」
「その上で、政府としては、協会からの今後の報告等を踏まえ、必要に応じて、公益財団法人である協会の事業の適正な運営の確保等の観点から、本件について適切に検討し、対応してまいりたい。」と回答している。
この質疑のやりとりから既に1年以上経過しているが、実態はその通りに実施されたとは到底思えない。むしろ「安倍総理の指示に対して全く逆の方向へ動き出した」としか思えない。しかも、総理に対する報告も全く行われていないのではないのか?
何故なら、日馬富士暴行事件によって大変な迷惑を被った貴乃花部屋は、その後、大した理由もなく相撲協会から部屋を取り潰され、肝心の被害者は本年2月2日の断髪式終了後に相撲協会を出て行く予定になっている。
到底、相撲ファンとしては納得できない。
そこで、安倍総理に伺いたいことは、「議会で指示した通りの言葉を文書にして、スポーツ庁鈴木長官に通達したのか」
鈴木長官は、安倍総理の文書による指示を、そのまま文書として相撲協会八角理事長に渡したのか?
第195回の国会で、安倍総理が発言した通リの指示が文書でスポーツ庁長官が受け取って、その内容がそのまま相撲協会の理事長が受け取ったのであれば、
日馬富士暴行事件とは、何が原因で、いつ、どこで、どのように起こった犯罪なのかが、まずは昨年中に明らかにされていなければならない。
そして、その事件に対する反省と共に、二度とこのような犯罪が発生しないために、日本相撲協会は各部屋一丸となってどのような対策をとったのか?そして、その後全く犯罪は発生していないのか?
少なくとも政府からの具体的な指示に対する相撲協会の回答書を、文書でスポーツ庁鈴木長官宛に提出し、鈴木長官は安倍総理にその文書を昨年中に回答されていなければならない。
残念ながら、そのような毅然とした取組みは全く報道されず、相撲協会はただ関取以上の力士を一堂に集めて、「暴力は絶対駄目!」というだけの同じパフォーマンスを繰り返しただけであり、安倍総理の指示した、日馬富士事件に対する、
社会に対して当該事実を説明する責任を果たし、
暴力の再発防止のために指導を徹底し継続的な取組をすること、
協会の運営について検証すること
このような取り組みが成された形跡は全く見えない。
また、スポーツ庁鈴木大地長官も、こういう類似する問題が頻繁に発生している事は承知しているにも関わらず、スポーツ庁として特別に取り組んだ事例など全く報道されていない。
こういう無いないづくしの無責任な監督官庁の対応によって著しい被害を被るのは、紛れもなく、土俵上で懸命に闘い、相撲ファンに迫力ある取組で魅了している力士たちなのだ。一人ひとりの親方及び力士たちにも人格が備わり、人権が存在する。相撲の取組を単なる見世物意識で適当にごまかすのは止めてもらいたい。
第195回国会の場で提示した安倍総理の答弁が、果たして日本相撲協会にどのような影響を与えたのか、全く影響は与えなかったのか?とすればそれは何故か?
――実態は、安倍総理からの指示など全く影響はなかったばかりか、相撲協会の理事らの神経にはかすりもしなかったのではないか?
なぜなら、その後、相撲協会の理事らがやった事は、無謀にも被害者側の力士が存在する『貴乃花部屋』は7月1日に取り潰され、肝心の被害者は本年2月2日の断髪式を終えてのち、日本相撲協会から出て行く予定になっている。
なぜ、どうして、こういう結果になるのか?安倍総理と鈴木長官は全国の相撲ファンに対し、納得のいく説明をすべきである!!!
――日馬富士暴行事件発生に対する相撲協会側の解せない対応!
2018・1・4(木)「日本相撲協会・評議委員 池坊保子議長」
「相撲道は礼に始まって礼に終わる」と言われている。「貴乃花理事の本件に関する多くの行為・言動は、明らかに礼を失しているのではないか。」「特に上司かつ先輩でもある八角理事長が何度携帯に、電話に全く応答なく折り返しない。著しく礼を欠いたのではないか。」
「貴乃花理事を解任しましたのでお知らせいたします。」
「解任理由は【日馬富士暴行事件】に関して報告義務を怠り、また、危機管理委員会による調査への協力を拒否したことです。全会一致でございました。」
危機管理委員会 高野利雄委員長「(貴乃花親方は)自分の弟子の事だから調べようと思い、直ぐには報告しなかった。」「事態を把握しなければ、協会には報告しようもなかった」
高野利雄委員長「怪我した人が自分の相撲部屋に所属するかどうかは理由にならない」
高野利雄委員長「危機管理委員会が貴ノ岩に聴取は、警察捜査に支障をきたす」「これは、極めて不可解な弁解だと思う」
池坊保子議長「貴乃花親方の弁明は、ちょっとおかしいと思った」「多少事実関係が違った」
「5人の評議委員がきっちりと読みまして、その上で、やはり、これは、理事解任に賛成した」「この上で、貴乃花親方を同じ役員待遇委員に降格した」
――「加害者側の伊勢ケ浜親方サイドと、被害者側の貴乃花親方サイドが同じ降格!意見を聞きたい!(記者団)
それに対して、池坊議長は「今回、貴乃花親方は、被害者・加害者という立場を離れて、協会としての三番目の巡業部長という重い地位に就いている。降格処分に対してーー
――「事務局の方に貴乃花親方から、いま、連絡があり、「分かりました」ということでした。
「解任理由は【日馬富士暴行事件】に関して報告義務を怠り、また、危機管理委員会による調査への協力を拒否したことです。全会一致でございました。」
――という、評議員議長は、事件の内容には全く触れずに、ただ貴乃花親方の礼儀作法のみを取り上げ、上司に対して失礼な態度だと批判した!
八角理事長は「貴乃花親方は、1月4日の評議委員会で理事解任となった場合でも、1月場所の後に行われる年寄界の理事(候補)選挙に立候補可能。」と発表した。
――このような傷害事件が発生した場合は、「まず、何があったのか、事実の確認」、「どういう事件なのか?事件の概要」「相撲協会としては即何をすべきか?」最低限、この位の事はすぐに話し合われるべきではなかったのか?
ところが、当初、貴乃花親方が報道陣に語った言葉の中に、重大かつ、問題のある発言が含まれている。それは、理事会側に報告しようとした矢先、「警察には出すな!」「警察への訴えは取り下げろ!」と理事者側から要求されたというのだ!
最も頼りにすべき理事者側から事件の隠蔽を要求されたのでは、親方としは迂闊に事件の内容について刻々と報告することなど出来るわけがない。場合によっては自身を窮地に追い込む結果となりかねない。
多分、そうしないと理事会に出席して事件の真相など語られては困るので、理事会は手っ取り早く被害者側の師匠と縁を切ったという事なのではないのか?
このように類推すると、この事件の内容は幾らでも推し量ることが可能であり、底の深い、陰湿で計算高い役員らの思惑が透けて見える!
――日馬富士暴行事件発生に対する相撲協会側の解せない対応!
2018・1・4(木)「日本相撲協会・評議委員 池坊保子議長」
「相撲道は礼に始まって礼に終わる」と言われている。「貴乃花理事の本件に関する多くの行為・言動は、明らかに礼を失しているのではないか。」「特に上司かつ先輩でもある八角理事長が何度携帯に、電話に全く応答なく折り返しない。著しく礼を欠いたのではないか。」
「貴乃花理事を解任しましたのでお知らせいたします。」
「解任理由は【日馬富士暴行事件】に関して報告義務を怠り、また、危機管理委員会による調査への協力を拒否したことです。全会一致でございました。」
危機管理委員会 高野利雄委員長「(貴乃花親方は)自分の弟子の事だから調べようと思い、直ぐには報告しなかった。」「事態を把握しなければ、協会には報告しようもなかった」
高野利雄委員長「怪我した人が自分の相撲部屋に所属するかどうかは理由にならない」
高野利雄委員長「危機管理委員会が貴ノ岩に聴取は、警察捜査に支障をきたす」「これは、極めて不可解な弁解だと思う」
池坊保子議長「貴乃花親方の弁明は、ちょっとおかしいと思った」「多少事実関係が違った」
「5人の評議委員がきっちりと読みまして、その上で、やはり、これは、理事解任に賛成した」「この上で、貴乃花親方を同じ役員待遇委員に降格した」
――「加害者側の伊勢ケ浜親方サイドと、被害者側の貴乃花親方サイドが同じ降格!意見を聞きたい!(記者団)
それに対して、池坊議長は「今回、貴乃花親方は、被害者・加害者という立場を離れて、協会としての三番目の巡業部長という重い地位に就いている。降格処分に対してーー
――「事務局の方に貴乃花親方から、いま、連絡があり、「分かりました」ということでした。
「解任理由は【日馬富士暴行事件】に関して報告義務を怠り、また、危機管理委員会による調査への協力を拒否したことです。全会一致でございました。」
――という、評議員議長は、事件の内容には全く触れずに、ただ貴乃花親方の礼儀作法のみを取り上げ、上司に対して失礼な態度だと批判した!
八角理事長は「貴乃花親方は、1月4日の評議委員会で理事解任となった場合でも、1月場所の後に行われる年寄界の理事(候補)選挙に立候補可能。」と発表した。
――このような傷害事件が発生した場合は、「まず、何があったのか、事実の確認」、「どういう事件なのか?事件の概要」「相撲協会としては即何をすべきか?」最低限、この位の事はすぐに話し合われるべきではなかったのか?
ところが、当初、貴乃花親方が報道陣に語った言葉の中に、重大かつ、問題のある発言が含まれている。それは、理事会側に報告しようとした矢先、「警察には出すな!」「警察への訴えは取り下げろ!」と理事者側から要求されたというのだ!
最も頼りにすべき理事者側から事件の隠蔽を要求されたのでは、親方としは迂闊に事件の内容について刻々と報告することなど出来るわけがない。場合によっては自身を窮地に追い込む結果となりかねない。
多分、そうしないと理事会に出席して事件の真相など語られては困るので、理事会は手っ取り早く被害者側の師匠と縁を切ったという事なのではないのか?