金井日出夫写真集『路傍のひとりごと』1991年10月30日発行
(アップした写真は、表紙と、扉ページです。)
<章区分> ●萌 春のみちばた
●陽 初夏のみちばた
●炎 夏のみちばた
●愁 秋のみちばた
●越 冬のみちばた
【矢島稔さんの推薦の言葉】(写真集の帯)
やわらかくて暖かい光に包まれた写真からは昆虫たちの息づかいが聴こえてくるように思う。それは、シャッターを切った金井さんの花や虫への愛が込められているからに違いない。これ程身近な虫や花を美しくシャープにとらえながら、自然の面白さをも伝えてくれる写真集は少ないと思う。
《金井日出夫》 1945年生まれ。
1969年 出版社入社。
児童向け科学雑誌編集のかたわら、昆虫を中心に写真を撮り続ける。
(財)東京動物園協会・高碕賞の写真賞を1976年度から1987年度まで5回にわたり受賞。
1989年 病没。44歳。
没後、昆虫写真による『インセクタリウム』への貢献に対して高碕賞特別賞が贈られる。
●金井日出夫さんは、東京都三鷹市に住み、近くの住宅街から、深大寺付近までを拠点として、都市部で見られる自然を撮り続けた写真家でした。神代照路というペンネームを使った時代もあります。
●彼の残した1万点近い写真は、内容は今も決して古くなっていません。かなり雑誌などにも使われてきましたが、貴重な生態資料も多く、今後の劣化・退色が心配されていました。デジタル化しなければと考えるばかりでここに至り、ようやく友人の力を借りて動き始めました。
●まだまだ時間がかかると思いますが、とりあえずその一部だけでも、近々試験的にスタートさせるつもりでおります。生物写真資料室のような形の『路傍のひとりごと』が立ち上げられたときにはぜひ思い出してほしいと思い、連載の形をとって写真を紹介してきました。このシリーズは、ここで終わります。ありがとうございました。
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