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《2017年 桜隊原爆忌》
桜隊の悲劇から72年目の8月6日がやってきます。広島・長崎の被爆者が長年にわたって世界に訴えてきた「核兵器禁止条約」を、国連本部での交渉会議で日本政府は不参加を表明。日本政府に交渉会議をリードしてもらいたいという被爆者の願いは踏みにじられました。しかし第2回交渉会議を前に、ホワイト議長は前文に「ヒバクシャ」という言葉を盛り込み、核兵器の使用や開発などを広く禁じる条約が採択されました。日本政府が交渉会議への参加を拒否しても、歴史の歯車は核なき世界への新しい扉を開いていくのです。いま大切なことは過去の歴史に学び、平和な未来を次の世代に手渡す努力を惜しまないことだと思います。
本年は、7月に刊行される『戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇』(堀川惠子著・講談社)を基調として、当時の桜隊とそれを取り囲む俳優、劇作家ら演劇人たちが戦禍の中をどのように生き抜いたのか、現在の社会と重ねて考えます。本書は、戦争が与える生活や文化の破壊について、現代の演劇人に考えていただきたいという思いでまとめあげられたものです。
今回も追悼会を通して、すべてを焼き尽くされた広島、長崎の町、そして演劇の先達たちである移動演劇桜隊の9名の悲劇を広く一般の方々に知らせ、過ちを二度と繰り返すことのないように、後世に伝えていくことができればと考えております。
本年の「桜隊原爆忌」にもぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。
《チラシダウンロード用PDF》 ←<Google driveの右上太矢印でダウンロードできます>
被爆72年 桜隊原爆忌 原爆殉難者追悼会
●日 時●
2017年 8月6日(日)
10:00〜14:30
《本年度の内容》
◎講演◎
戦争と演劇 そのとき俳優たちは ─桜隊をめぐって
堀川惠子(ジャーナリスト)
戦争の足音が聞こえてくる頃、演劇界や映画界では何が起こったのか。若き俳優の生き方をたどり、戦争と演劇について考えます。桜隊の俳優たちと、それをとりまく劇作家、八田元夫、三好十郎らの戦禍の中での葛藤、その中から生まれた「無法松の一生」「獅子」の舞台。治安維持法、検閲などから、今を探ります。7月に刊行される『戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇』(講談社)を基調とした講演です。(当日会場にて販売します)
移動演劇の野外舞台(伊藤熹朔『移動演劇の研究』1943年より)
◎お話◎
『残花 ─1945 さくら隊 園井恵子』を上演して
詩森ろば(作家・演出家 劇団「風琴工房」主催)
『残花』は、夢半ばにして原爆の犠牲となった若き演劇人たちを描いた群像劇として、昨2016年、岩手町を皮切りに、秋田、東京と巡演されました。その取り組みと、桜隊についての思いは…。
「残花 〜1945 さくら隊 園井恵子〜」(2016年)
提供:いわてアートサポートセンター 撮影:松本伸 ◎お話◎
私は長崎の爆心地で死体処理にあたった
瓜生正美(劇作家・演出家 青年劇場)
8月9日、広島に続いて長崎に原爆が投下されたとき、島原半島の橘湾(千々石湾)に配属されていた瓜生さんは、救援隊の一員として爆心地での死体処理などにあたり、入市被爆者となりました。
◎発言◎
もし戦禍の中にわたしたちがいたら…
劉 毅(劇団俳優座)/庄崎真知子(劇団銅鑼 『残花』出演)
梅屋サム(劇作家・演出家)/辻村美奈(映像作家)
『戦禍に生きた演劇人たち』をどのように読んだか、戦争をどう捉えるか、現代の若手の演劇・映像関係者に発言していただきます。
◎ゲスト演奏◎ 津軽三味線 山本竹勇(竹山流津軽三味線師範)
昔、津軽地方で坊様(ぼさま)と蔑まれた盲目の門付け芸人達が弾いていた津軽三味線ですが、戦争と無縁ではありませんでした。
《スケジュール》
10:00〜 碑前祭 (9:30〜受付開始)
10:40〜 追悼会 (12:00〜昼食、歓談 12:50〜懇親会)
■講演 戦争と演劇 そのとき俳優たちは─桜隊をめぐって 堀川惠子
■お話 『残花 ─1945 さくら隊 園井恵子』を上演して 詩森ろば
■お話 私は長崎の爆心地で死体処理にあたった 瓜生正美
■発言 もし戦禍の中にわたしたちがいたら…
劉 毅/床崎真知子/富永雅美/辻村美奈
■ゲスト演奏 津軽三味線 山本竹勇
14:30 閉会予定
●参加費● 3,000円(法要料・献花料・昼食代含) 高校生以下1,000円
●会 場● 桜隊菩提寺 目黒 五百羅漢寺
東京都目黒区下目黒 3−20−11 ・03−3792−6751
●主 催● 桜隊原爆忌の会 会長:神山 寛
《追記》午前8時00分から五百羅漢寺主催「平和祈念桜隊殉難法要」が始まります。
ご都合のつく方はぜひご参加ください。
※お問い合わせ・お申し込みは、桜隊原爆忌の会世話人事務局
TEL 03-3667-1890 FAX03-3667-1891
E-mail:sakuratai01☆yahoo.co.jp (☆→@に変えてください)
◆上記ホームページから、あるいはメールアドレス宛にお申し込みいただけます。
◆会場準備のため、必ずお申し込みのうえご参加ください。当日ですと入場できない場合があります。
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2017年07月13日
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