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「バーバー吉野」「かもめ食堂」「めがね」の
荻上直子監督のアマチュア時代の一風変わったロードムービーです。
昨夜、台風が近づきつつある中、仕事帰りに寄った本屋さん
のワゴンセールで980円で売ってたもんで即買い。
修学旅行で地球にやって来た「星ノくん」と「夢ノくん」は
帰りの汽車に乗り遅れます。(なぜ汽車?999的な何か?)
お金もなければ、二人の生命線である「酸素2倍ガム」も
残りわずか。すぐに怒る夢ノくんはすべての責任を気弱でピントの
ずれた星ノくんに押し付けます。でも星ノくんはなんだかんだで頼りに
なります。案の定故郷の星へ帰る方法を「修学旅行のしおり」から
見つけます。で、目的地へ向かう途中でしりあった支離滅裂な
わがまま女にふりまわされつつ短いようで少し長い旅が始まるのでした。
以上、簡単な粗筋です。
所詮アマチュア時代の作品ですので、突っ込み所は盛り沢山ですが
後の「かもめ食堂」や「めがね」で見られる独特でドキっとさせられる台詞回し
はすでに光ってます。
『それはたぶん変身する時期なんだと思います。
(中略)
仮面ライダーやウルトラマンは
変身したら強くなるでしょう?
でも・・・人間は子供から大人になるとき
背とか声とか大事なところに毛が生えるとしかなく
でっかい変身がないからココロでいっぱい変身しないと
大人になれないんですよ。
ココロでいっぱい変身しないような感情の薄い大人は
ウルトラマンみたいに強くなれないんです。』
ってところです。どうです?なんか沁みません?今度どこかで
使ってみようかな?
素人っぽさ丸出しの作品だけど(アマチュアだから当然だが)
「かもめ食堂」や「めがね」が好きな方なら一度観ておいて損は
ないと思いますよ。ちなみに僕は「恋は五・七・五」は観てませんが
それ以外の三作品はどれもどストライクな作品でした。
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