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長丁場の3200m戦のためラップは省略。京都外回り定番のロングスパート戦。
菊花賞とは違い上3Fで速い脚を使う必要があり、菊花賞で馬券になる鈍足のステイヤータイプは厳しい傾向。
特殊な展開にならない限り、2000〜2400mの中長距離重賞で活躍している馬が上位を占める傾向。
ただし血統的な長距離適性は必要。上がりの決め手がある長距離向き配合の中長距離重賞活躍馬。
欲しいのは上5Fで速いラップを刻み続けられるスタミナとスピード適性。
トーセンジョーダン
ウインバリアシオン
ヒルノダムール
エイシンフラッシュ
ナムラクレセント
ジャガーメイル
アルナスライン
ドリームジャーニー
などがこのタイプ。もう1パターンはスピードで劣る先行型の長距離馬のスタミナを生かした先行粘りこみ。
昨年のビートブラックや10年マイネルキッツ、メイショウドンタクのパターン。このタイプは大穴になりやすい。
今年はロングスパートで前を掃除するゴールドシップが出走。
動き出しが早くなり、よりロングスパートのスタミナを問われる展開になる。
▼トーセンラー
中距離重賞で発揮される上がりの決め手があり、京都[3,0,2,1]で全て4着以内と得意な舞台。
菊花賞の3着歴もありスタミナの裏付けもある。最も有利な1番ゲートで武豊騎乗と好走材料は揃っている。
問題点は斤量58kgを一度も背負った経験がない点。特に今回は前走から+2kgでの出走となる。
サンプルは少ないが、ディープ産駒は斤量57.5kg以上の重賞で[0,0,0,4]と斤量負けしやすい可能性がある。
▼サトノシュレン
脚の遅いステイヤータイプ。先行脚質のため展開が嵌れば残る可能性はあるが、
ゴールドシップの存在で後続の動き出しが早くなるので昨年のビートブラックの再現は厳しいか。
▼デスペラード
芝に転向してから4戦連続圏内の安定振り。父ネオユニヴァースは長距離向きではない種牡馬だが、
母父トニービン&母母父ブライアンズタイムの母系で強烈なスタミナ補完を感じさせる。
前走のゴールドシップの後ろをついていく戦法は最も展開利を得られる。
しかし斤量58kgはダート時代に2度背負ってともに大敗。どちらも1番人気だった。
▼ジャガーメイル
春天5,1,4着。昨年の特殊展開を上3F2位で4着まで詰め寄り、ウインバリアシオンとは0.1秒差。
昨年の展開は相当長くいい脚を使えないと上位に食い込めず対ゴールドシップ向きの脚質。
9歳の高齢が気になるが斤量克服やコース適性などは申し分ない。
▼マイネルキッツ
こちらも過去1,2着のある高齢馬だが、今回50走目でジャガーメイルの1.5倍以上のキャリア。
最近は得意の京都コースでも崩れることが多くなっており衰えた感が強い。
▼フェノーメノ
今回斤量58kgでの出走は初めてとなるが、重斤量に強いステイゴールド産駒だけに心配はないだろう。
好位につける脚質は後ろの動き出しが早いゴールドシップの出走レースでは不利。
母父デインヒルで長距離よりも中距離のスピードを強調する配合ではある。
関西輸送初でコース経験もなく、期待も大きいが不安要素も多い。
▼アドマイヤラクティ
父ハーツクライ×母父エリシオ。ハーツクライは長距離やロングスパートに強く成長力もあるので春天向き。
斤量58kgで京都2400mコースで1着歴あり。京都2200&2400mで好走実績のある格下の差し馬は穴パターン。
▼ゴールドシップ
ロングスパートが身上のこの馬にとって京都外回りはベストの舞台。
ペース判断のミスがない限り、連軸鉄板と言えるだろう。
斤量未経験だが重斤量に強いステイゴールド産の大型馬。問題ないだろう。
▼ユニバーサルバンク
速い上がりを使えない先行タイプで血統的にスタミナに若干不安あり。
このタイプはゴールドシップのロングスパートの負担を最も受けやすいタイプ。
展開的に厳しい。
▼メイショウカンパク
父ロベルト系グラスワンダー、母父ダンスインザダークとスタミナ十分。
京都大賞典も勝っておりこのコースの適性も高そうだが好走は秋競馬に集中。
年明け冬競馬や春競馬はパフォーマンスを落とすタイプ。
▼トウカイトリック
加齢とともにスピードが衰え、完全な鈍足ステイヤーとなった。
相当の消耗戦にならない限り厳しい。
▼フォゲッタブル
前走はスタミナを生かした先行粘りこみ。斤量負けしやすいダンス産駒。
自身の斤量58kgの成績は[0,0,0,7]となっている。前走から2kg増では厳しいだろう。
▼レッドカドー
JC8着だがフェノーメノとは0.2秒差に収まっており海外馬では最先着。
香港ヴァーズはジャャガーメイルの例をみても京都コースとの関連性は深い。
ステイゴールドやシックスセンスなど過去の好走馬は京都記念や春天の連対馬ばかり。
シャティン競馬場の直線は平坦で、3角4角は緩い下り坂と京都コースに似ている。
斤量や距離は問題なし。JC出走馬の中で最も日本の馬場に適性があったと考えれば2戦目の今回は侮れない。
▼コパノジングー
早熟のアグネスタキオン産駒で8歳の高齢。近走目立ったレースもなく厳しい。
▼カポーティスター
ロングスパート向きのハーツクライ産駒で京都重賞勝利がある先行馬。
鞍上・斤量経験ともに不安だが4歳春で急成長しており粘りこむ可能性も。
▼トウカイパラダイス
父ゴールドアリュールでスタミナに不安が残るパワー型の先行馬。
このタイプはゴールドシップの餌食になると予想する。
▼レッドデイヴィス
前走2400mで復活。しかしアグネスタキオン産駒に3200mは長い見解。
スタミナ比べになる今回はなお厳しいだろう。
▼ムスカテール
京都外回りは得意のロングスパート適性型。父は京都長丁場の申し子マヤノトップガン。
軽い馬場のロングスパート戦こそ真骨頂で今回の展開は合うと予想。
斤量は57.5kgまでは経験あり。
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