☆愛ある世界(ラブ・ワールド)☆

愛なき世界を嘆くより 愛ある世界を夢みていたい…

生ける詩人の会

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遠い空から


僕が幼い小さな足跡を あの砂浜に残して走り回っていた時

ピンク色の小さな貝殻を拾って 耳にあてていた時

君は どの街に住んでいただろう

何を見ていたんだろう 悲しかった? 楽しかった?



僕が学生街の煉瓦塀を 惨めな気持ちで眺めていた時

空回りする青い心を 強い酒で満たしていた時

君は 何を見て 何を食べて 何を聴いていたんだろう?

そして どんな恋をしていたんだろう



こんなふうにして

僕たちが交わることのなかった 過去の遠い長い 道 道 道…

それらも かけがえのない大切なものかもしれないけれど

僕の知らない君の道を 愛おしくさえ思うけれど

それでもやっぱり 僕は 悔しいと思ってしまうんだ

今まで どうして 二人の道が交じることがなかったのか…

それは とても 長くて 長くて 長い道だったよ

君と一緒じゃなかっただなんて

とても とっても もったいないと感じてしまう



そして



これからも まだ少し 君と交わらない時間があるのが

とても とても長く感じられる

そんな僕がいる



もしも 今 遠い空で この詩を眺めているのなら

感じてほしい

心が そばに あることを


夏の雨は 優しい

子どもたちの歓声と きらきら木漏れ日の中

永遠の思い出のように シャワーを浴びせるから



夏の雨は 優しい

喫茶店のガラス越しに パントマイムの人々

しあわせな親子 しあわせな恋人たち



夏の雨は 優しい

野外劇場のような 誰もいない砂浜で

静かな波の上に そっと降り注ぐから



夏の雨は とても優しく見えるから

だから 哀しい

だから 愛しい

イメージ 1


静かで 優しい 夏の雨

傘もささず

ただ 今まで ぼんやりと歩いてきた この道

僕だけの道

「孤独な奴だ」と 横目で見られて

世の人は「変わり者」と呼んだかもしれない

そんな道ばたで 時には ちいさな命を見つけて 立ち止まったり

ふと見上げて 虹の彼方 雲の流れてゆく先を空想したり…

いつしか僕は 軽さを身にまとって 静かに微笑むことにした



そんな こんな道

実は 君へと続いていた道…

君は僕を 「遊び人」「いい加減な人」と思ってる?

だけど僕が

「こんな気持ちは初めてなんだ」と言ったら…

君はどう思うだろう



少年の頃の ある日

僕は 独りで 旅に出ました

あれからずっと 僕の心は 独り旅を続けていました



あの頃の足下の石畳は 今日のアスファルトに続いていたんだね

深い緑の森の中から 僕の道へ伸びてきた まっすぐな君の道

このまま何百年も 二人で歩いていたい

指先に 君の頬を感じながら

いつか昔聴いた 古い教会の鐘が鳴る あの街へたどり着く日まで…


そっと…ふれる

やさしさを うしなわないように

そーっと…しずかに…つつみこむ

乳白色の香りの絹のケープを君の髪に

無口と能弁の間で はにかむように

ただ ただ 今は君を 今は君を

こんなとき

時間さえ 君のもの

宇宙さえ 君の手のひらの中

「好き」より好き


君がオレンジ色を好きと言うから

僕はオレンジ色が好きになった


君が推理小説を好きだと言うから

僕の書棚は推理小説でいっぱいになった


君が南の島へ行きたいと言うから

僕は南の島へ生まれて初めて行こうと思う


君がスキーをしたいと言うから

僕は苦手なスキーをしようと思う


僕の冷蔵庫の中は 君の好きな銘柄のビールでいっぱい

僕のCDラックの中は 君の好きな音楽のCDでいっぱい


でも 1つだけ 君と違うかもしれない…

君が僕を 好きじゃなくなっても

僕は君を ずっと好きでいるから

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