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ネット上の某サイトに、中堅作家A氏(仮名)のマイルド貧困ぶりが紹介されていた。
マイルド貧困とは、「生活そのものは何とか出来るが、ゆとりがない」状態を指すのだそうな。

記事によれば、A氏の年収は150万。長引く書籍不況の影響で、1年かけて原稿用紙300枚の小説を書いても印税は30万。さらに、サブ感覚でこなしていた週刊誌などへの雑文書きもネット媒体に奪われてジリ貧状態の上、単価は下がる一方。派遣で働く妻の収入も合わせてやっと年収300万になり、夫婦ふたり、切り詰めた生活を強いられていると語る。

彼の苦境はじゅうぶん理解しつつ、、、年収200万代の子持ち共働き家庭を何軒も知っている私としては、ぶちまけてしまえば、キョトンとしてしまう。

確かに作家は誰でもなれる職業ではない。特別の才能を要する。
とは言え、好きな仕事でしょ? 書くことが大好きで、その書いたものを人に認めて欲しくて就いたのであって、お金もうけが目的で作家になったんじゃないでしょ?
だったら、年に150万も稼げたらいいんじゃないの? その150万分の仕事は必ずしも本意ではないかも知れないけれど、それでも「書く」ことには間違いないでしょ?

世の中には、嫌でたまらない業務を過酷な労働環境と低賃金のもとにこなしている、「マイルド」どころか「リアル」貧困者も、たくさんいるのだよ。

子どもがいないことも、ある意味で身軽だよね。大人だけで、どうにか食べていけばよいのだもの。
子どもがいればそんなわけにはいかないよ。一応は成人して自立するまで、親としての責任があるからねえ。

A氏。現在の作家業の凋落ぶりを嘆くばかりでなく、こんな時代なればこその、新しい作家業スタイルを生み出してみてはどうか。
若干20代で権威ある文学賞の新人部門を受賞したほどのA氏なら、ご存知だろう。
かつて、この国には、農民作家とか主婦作家とか、そう呼ばれていた作家がいたことを。
あの路線を今風にアレンジするのだ。
つまり、作家と他の仕事を並行する、ダブルワーク、あるいはトリプルワークね。

まだ50代のA氏。アルバイトや自営として出来る仕事は幾らでもあろう。
週に何日か運送業をしながら書くドライバー作家。
菜園で野菜作りや花作りをしながら書くガーデナー作家。
ビルの床や壁の掃除をしながら書くクリーナー作家。
カフェで接客したり簡単な飲み物を作りながら書くウェイター作家。
あと、幾らでもパターンは考えられるね。

ついでに!
作家以外の仕事を持って、ダブルやトリプルで働くことは、ネタ探しや作品の幅を広げることにも役立つと思うよ。

府立植物園で見たサギ

京都府立植物園にいたサギ。

ぶちまければ
「あんた、何でこんな所にいるわけ?」
と、問いただしかったが、、、。
なぜって、ご存知の通り、サギは水鳥の一種。
川辺や水田の中など、水気があるところで見かけることが多いからだ。

もっとも、これは、人間の、ある意味での思い込みかしらん?
サギにしてみれば、
「水気があろうがなかろうが、俺は自分がいたい所ににいるんだ!」
となるだろうからねえ。

まあ、近くに池とは言えないほどの小さな水溜りがあったので、そこで遊んでいるうちに退屈して陸へ上がってきたのだろう。

思い込み。
我々も、時おり、この罠にはまってしまう。

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