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先ほどの記事で、元歌手だった仕事仲間の話をした。
実は、我々の世界では、そう珍しいことではないのね。歌手やミュージシャン、女優も含めた「元芸人」。 反対にこれからそれを目指す「芸人の卵」。 共にけっこういる。 基本的に日雇いであるデモンストレーターの労働形態ゆえんだろう。 食品デモンストレーターとクラブのDJと、二つの仕事を掛け持ちしながら、自らのバンド活動にも精を出すA君もそうだ。 彼から、その世界では知る人ぞ知る海外のベテランミュージシャンが来日した時にクラブで共演した話を聞かされた時は、 「すごい!」 と、単純に驚くと同時に、マイナーなジャンルでは音楽の実力だけでは生活が成り立たないという厳しい現実を、あらためて認識させられた思いだった。 インディーズバンドのドラマー、Bちゃんも同じだ。 今はギタリストのカルロス・サンタナ夫人となっているシンディ・ブラックマンの素晴らしいドラミングを、たまたまYouTubeで観て以来、 「私もあんなふうになりたい」 と、一念発起。 中学高校、社会人(フリーター)と、いずれも幾つかのバンドでドラムを叩き続け、まだメジャーデビューは出来ていないものの、自主制作盤を出し、機会を狙っている。 実現するか否かは別として、これだけは、我が狭い人生体験から言える。 人間は夢を捨てた瞬間、老いていく。 写真は、再び我が孫たち。 |

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