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「包丁や果物ナイフがうまく使えないんだよー」
と人知れず悩んでいる主婦は、思いのほか多いと思う。
若い年代ばかりではない。私と年齢が近い熟年主婦の中にも、実は少なくないはず。

少なくないから、私が20代だった頃から、ボタン1つでみじん切りが出来るチョッパーやら刃を変えるだけでいろいろな切り方が可能なフード・カッターやらが「キッチン便利グッズ」として女性向けカタログなどで紹介されたり、デパートやスーパーで催される「アイディア市」などで人気を呼んだりしていたのだ。

個人差はあるにせよ、「高度成長と共に成長した」私たち昭和30年代生まれ組を皮切りに、人は全般に不器用にはなっていっているだろうね。
その一因に、鉛筆削り機の普及があるのでは?

手動であれ電動であれ、鉛筆削り機がなかった時代には、子どもたちは授業や宿題に使う鉛筆をナイフを使って自らの手で削らねばならなかった。
あれ、きれいに削るのは、なかなか難しいのよ。
削り過ぎると鉛筆の芯が折れたり、また削った先もピッと尖っていないと書き心地が悪くなったりするが、これまた尖らせ過ぎてもダメ。字を書くや芯が潰れたりするからだ。

もっとも、そうやって、毎日毎日、自分たちなりに頭も手も使って鉛筆を削り続けた結果、それ相応のものは得られたはず。
その一つが器用さだ。

私たち昭和30年代生まれ組は、小学校に上がった時にはすでに鉛筆削り機を持っていた人がほとんどだったと推察する(大半は手動式)。

自らの手でナイフを使って鉛筆を削る。
手動にしろ電動にしろ、機械のチカラを借りて鉛筆を削る。

毎日のことだけに、この違いは大きいのではないかしら。

写真は、昨日の現場付近でとったもの。
今日は、大阪府北部のスーパーで、キウイフルーツのデモ。
猛暑の影響で、果物なら喉ごしがさっぱりした水気の多いものが好まれることもあり、よく試食が出てよく売れた。

それにしても、キウイフルーツも、すっかり日本人にお馴染みの果物となったね。大ベテランの同業者によると、20年くらい前は、デモをする地域によってはキウイフルーツをご存じないお客様(主に高齢者だが)もけっこういたそうな。

ふうむ。ここいら、アボカドが日本に受け入れられる過程と似ているかな。アボカドは、私が二十代前半だった頃に「森のバター」なる宣伝句と共に日本に入ってきて、口中での触感がマグロの刺身に似ていたので、たちまちトリコになる人はなったのだが、そうでない人にはねえ、、、。

ところで、何年前か、フルーツ界ではある現象が起こっていると語った、某店の果物担当者がいる。

「包丁や果物ナイフを使って皮を剥かないと食べられない果物、例えば梨や柿が敬遠されるようになってきているんですよ」

彼女はさらに続けた。

「(包丁や果物ナイフで皮を剥くのは)面倒なのかも。りんごは皮ごと丸かじり出来るし、桃やバナナやみかんなら手で皮が剥ける。アボカドも両はしこそ刃物を使って落とさないといけないけれどそこから先はやはり手でも剥けますよね。メロンやキウイフルーツやスイカは切った後はスプーンですくって食べることが出来る」

ううむ???
つまり、刃物使いの未熟さと、梨や柿が売れなくなっていること、関連している?

またもや、ううむ?

手先が不器用で、還暦を過ぎても包丁がうまく使えずスライサーやチョッパーに頼っている私は、面倒云々ではなくうまくカット出来ないからキカイに頼っているのだが、ううむ、、、。

このテーマ。同じようなことで悩んでいる人は多いと思う。
次回につなげたい。

野菜そのものの味。

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農産関連デモの話を続ける。

農産関連デモの試食メニューは、惣菜のもとや調味酢を使うものを除けばシンプルなものが多いと書いた。
先にあげた白菜の塩昆布和えをはじめ、キャベツの千切りにドレッシングを、カイワレにポン酢を、それぞれかけるだけだったり。

理由は、単純にして明解。
様々な調味料が必要な凝ったメニューなら、素材、すなわち白菜なりキャベツなりの本来の味がわからなくなるからである。

昨日のヒラタケのデモも、デモ依頼先は、秋冬のイメージが強いヒラタケそのものの味を知っていただきたい(よってシーズンオフの夏でも食べてもらいたい)のが最大目標だからか、そこからの細かい指示はない。
さっと湯がいたヒラタケを酢の物のもとに漬け込んだらいいだけだ。

農村育ちの私がようくようく振り返ったなら、畑から採ったばかりのトマトやキュウリには、そのままかぶりついてもうならせるほどの美味しさがあったね。
ここいら、掘りたてのタケノコが生でじゅうぶんおいしいのと同じ。

野菜本来の旨味を知るには、加工し過ぎないこと。
これに限る。

写真は、かつて住んでいた京都市山科区での無人野菜販売所。

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さて、試食魔についての記事はここいらでひとまずお休みし、話題を変えよう。

ここ2ヶ月あまりは、農産関連のデモが多い。キウイフルーツとかメロンとかキャベツとかきゅうりとか。
海の日であった7月第3月曜日には、白菜を担当した。

以前にも書いたが、農産関連のデモは比較的に楽。果物なら切るだけだし、野菜も調理自体はシンプルなものか惣菜のもとや味付きソース、またはこれまた味付きの調味酢
を使うケースが多いからだ。
それに、よほどのことがない限り、「そこそこは」売れる。これが嬉しい。

海の日の我がデモもしかり。
試食メニューの白菜の塩昆布和えは大人気で、季節を考慮したら、売上も上々。
恐らく、デモ依頼元のJAは秋冬物のイメージが強い白菜を何とか夏にも食べてもらいたくてデモを企画したのだろうけれど、不安は杞憂だったわけだ。

写真は、バックヤードで写した我が試食品。
作り方は、ざく切りした白菜4分の1に塩昆布60g(くらこん1袋)とごま油大さじ2杯を加えてビニール内で和え、約10分置く。10分経つとかなり水気が出てくるのでそれを捨て、皿に盛る。
簡単でしょ?

もっとも、これは、JAから送られてきたレシピがスカスカだったため(白菜も塩昆布もごま油も、すべて量は「適当」と書かれていた)、クックパッドその他のウェブ上レシピサイトを参考にしながら「実験」を2回おこなった結果つかんだ、私のレシピ。
とは言え、お客様はもちろん、バックヤードで試食したもらった店のパートさんにも大好評だったから、これでいいのだと思う。

興味がある方は作ってみて下さい。
なお、好みで和える時間はもっと短くてもいいし、白菜をキャベツに変えても美味しい。
アッケラカンとした試食魔について、もう少し。

このおっさん。すでに書いたように、試食魔の「古参」であり、したがって私たちデモンストレーターや店舗関係者の間では知らぬ者はないほどの存在。さしづめ、試食魔大王と言えようか。

それだけに、何年前だったか、数ヶ月間その姿を見なかった時は、誰からともなく
「あのおっさん、どうしたんやろ?」
との声が出てきたものだ。

そうこうしているうちに、日は経ち、季節も移ろい、木枯らしはまだ吹いていないけれど冷んやりとしてきたなあと感じる晩秋の、ある店でのあるセール日。現れた現れた、馴染みのある、かのカオ。
間違いない。試食魔大王のお出ましだ。

「おじさん、お久しぶりね」
パスタを担当している私のデモ場所にきたおっさん。どうせいつものように食べ捨てるだけとわかっているのに、なぜかしら、おっさんは生きていたんだとの、ある種ホッとした感情も抱いた私は、自分でも意識しないうちにこのコトバを口にしていた。
「しばらく見かけなかったので、どこか具合でも悪いのかと、気を揉んでいましたわ」

とたんに、おっさんの顔がくしゃくしゃに崩れた。
「いやー、入り口でパン売っている子も、あそこでジュースを売っているオバハンも、同じこと、言うとったワ」。

「すまんのぉ、心配かけて。実は、この夏は仕事が猛烈に忙しくての。店をまわる時間がなかったんや。ワハハハハ」。
おっさんは、喉仏が見えるほど頭をのけぞらし、笑った。

はぁ、、、???
仕事が忙しい?

そうか、そうか、思い出した。このおっさんはれっきとしたワーキングマン。それも、相応のスキルを要する職種で、誰にでも出来るものではない。
なのに、どうして試食魔に?

とあらためて疑問を呈する前に、ここまでアッケラカンとされたら、こちら側は、もう返すすべがない。

ちなみに。
これはあくまで私の想像だが、おっさんの試食巡りは、もしかして、趣味ではないかと推察している、、、家電巡りが大好きな、知人の息子さんと同じ心理構造ね。

知人の息子さんの場合は、新しい家電が発売されるといち早くそれを確かめずにはおれず家電量販店やホームセンターなどをまわるのだけれど、試食魔大王のおっさんもそれに似た心境で、あちらこちらの店の試食コーナーを徘徊しているのかも。

おっさんが試食巡りにアッケラカンとしている理由がわかった気がする。

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