犬のあしおと

ゆっくりと書いてゆくことにしました。

STAGE

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観劇の感想です。
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文学座本科生卒業公演

2月18日(土)に文学座の本科生卒業公演があった。
その日は主役を大学の友人がつとめるということで、1ヶ月前に観劇に行く予定を入れた。

題は「わたしの夢は舞うー会津八一博士の恋ー」。
<STORY>
舞台は。昭和7(1932)年五月、東京下落合にある秋艸堂(しゅううそうどう)。
近所では化け物屋敷だと呼ばれるほどボロボロの家である。
そこには早稲田大学の教授、会津八一の住居で、彼の門下生の若い学生たちが年中出入りしている
にぎやかな家であった。
そこへ八一の親戚にあたる若い娘、高橋きい子が手伝いとして働くためにふるさと新潟から上京して
くる。さて学生たちは、新しい住人を迎え入れるために、片づけだ、大掃除だとてんやわんやの
大騒ぎ。
時局は太平洋戦争へ向かい刻々と傾斜する中、多感に生きる学生たちの恋と青春の日々があった。
そして、気性の激しい老教授八一と、彼に献身的につくすきい子。
ふたりの間に流れる想いは、はたして恋なのか。




芝居はすばらしいものでした。
贔屓目になるかもしれませんが、やはり友人はすばらしい演技をしていました。
脚本とか演出でおかしな所がいくつかあったのですが、お芝居を見ていくうちにだんだんその世界に入っていって、途中友人の演技にほろりと涙を誘われました。

うちの大学の特に私の代の演劇部はすごく力のある人達が集っていました。
この人達をわざわざ見に来る演劇関係者がいるくらいです。
時にはスカウトなんてこともあったそうです。
で、友人も大学時代は演劇部に属していたわけですが、贔屓目なしでもやはり力のある人だなと
思いました。



お芝居を見ていくつか思ったことがあります。
脚色の仕方、演出の仕方etc.。
偉そうなこと言うようで申し訳ないけれど、やはり日本文学やっているせいか思うことは多々
ありました。なにせ会津八一だからね。
会津八一の生きた時代やらその時あたりまえだったことやら、そういったものをもっと考えて緻密に
作って欲しかったなぁと感じました。
いくら卒業公演だからって手抜きはいけませんぜ。
最近特に思うことは脚本家も演出家ももっとその時代やら当時の本を読んで勉強するべきなんじゃ
ないかってこと。というか、しなきゃいけない。
歴史の中で近代と私達が括っている範囲の時代はもうすでに古いことであるのだから、
今とは違うわけです。ともすると現代と括っている時代すら過去のものになりかねない。
平成に生まれた人達が昭和について分かるのか?って言ったらもう分からない。
だから、脚本家も演出家も気をつけて作らなきゃならない。
近代はすでに時代物であり、また現代すら過去になりつつあるということ。
今のあたりまえは昔のあたりまえではないということ。その逆も然り。
そういったことをちゃんと勉強して作って欲しいと思った。


あと、個人的には会津八一の短歌をもっと聞きたかったなぁと思った。
私は会津八一の短歌が結構好きな方なので。

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