夢のつづき〜SEASAR'S GARDEN

夢グループ2012のスローガン「行動!討って出る!!」

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昨日の話で秩父事件勃発の原因はだいたい分かったよ。
つまりは松方デフレが町村民の恨みを買ったわけだな。
 
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待てよまだもう一人、それに拍車を掛けた人物がいるんだよ。
 
 
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誰だよそれは
 
 
 
 
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山梨勝沼の柏尾古戦場
板垣退助はここで近藤勇率いる幕軍と闘い勝利を収めた
2009年5月22日撮影
 
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板垣退助って、あの、明治に入っていきなり
「我こそは武田信玄家臣板垣信形の子孫板垣退助!」
って名乗りを上げたあれか?
 
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うんうんさすがは武田通。よく知ってるじゃないか。
けど子孫ってのは眉唾だぜ。
 
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その板垣退助がどう拍車を掛けたんだよ。
 
 
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彼は土佐藩の出身なんだが、明治初期は政権に加わっていた。
だが明治8年に辞職し自由民権運動を推し
    同14年には日本で最初となる政党自由党を結成し、その総理(党首)になった。
 
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JR品川駅から徒歩15分
京浜急行新馬場駅から徒歩1分のところにある品川神社
 
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それはオレも聞いたことがある。
 
 
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だけどな、問題はここからなんだよ。
 
 
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自由党って民主主義派で、当時の政権を批判してたんだろ。
「国会を作れ!」とか。
 
イメージ 8民主主義じゃなくて自由主義なんだが、
それが大ヒットしちまったんだよ。
 
イメージ 9大ヒット!?
 
 
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歴史は古く 関ヶ原合戦に出向く徳川家康が
ここで戦勝祈願をしたと伝えられている
 
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そう。明治も15年くらいになると薩長独裁政権に疑問や不満を持つ者大多数
板垣は自由党を通して「国会を作れ」ということを強く提唱していた。
    だがそれは松方デフレに苦しむ地方の人たちにとって
    一筋の光明に見えたんだろう。
 
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もちっと詳しく話してくれねえか?
 
 
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この境内の裏手に板垣退助の墓がある
 
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つまり板垣は、ある思想、そう、自由民権主義という思想を持って
自由党を開設したんだけど、地方の人たちは板垣と自由党に過剰な期待を寄せすぎた。
    つまり自由党は正義の味方で、
    板垣退助は独裁中央政権を倒してくれるありがたいヒーローに
    置き換えられてしまったんだよ。
    その結果、自由党は板垣の範囲を大きく逸脱し暴走し始めてしまった。
 
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暴走した?
 
 
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右が板垣退助 左が奥方の墓
その他板垣一族の墓がここにある
 
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板垣やその側近の目の届く範囲にいる人物はともかく、
末端の自由党員は次々と自由党の偉大さ・・・
    というか、それは末端党員の妄想に変化してきていたのだが、
    それを全国各地でいい広め、自由党入党を勧め、
    自由党は短期間で板垣の手に負えぬほどに膨れ上がっていったんだ。
 
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もはや党として収集がつかなくなってきたってこと?
 
 
イメージ 8つかないもなにも、もはや末端党員は勝手に暴走し始めたんだ。
「板垣総理の名の元に!」なんて勝手に板垣を祭り上げてな。
 
イメージ 9で、板垣は?
 
 
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彼自身が明治15年に暴漢に襲われたり岐阜事件
若い自由党員が、自由党弾圧を実行しようとした
    政府首脳を暗殺しようと企てたり加波山事件
    もはや手に負えないどころか、このままでは自分を含めた幹部の身が危ないと判断した板垣は     明治17年(1884)10月28日に自由党を解散した。
 
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おい、ちょっと待て。
10月28日って・・・秩父事件蜂起はその2日後の11月1日じゃないか!
 
イメージ 8そうなんだよ。
秩父事件だってこの自由党員が大きく関わって、板垣の名を後ろ盾に決起した経緯がある。
    だけど秩父事件実行者たちは蜂起した時、自由党の解散を知らない。
 
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退助墓のすぐ右手にある石に掘った
元総理大臣 佐藤栄作直筆「板垣死すとも自由は死せず」の文字
 
 
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これじゃあ秩父事件参加者はただの暴徒になってしまう
 
 
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事実なっただろ、というか、されてしまっただろ、暴徒に。
しかも板垣は自由党解散後、土佐に帰ってるんだ
    もはや秩父困民党の後ろ盾は、何もない・・
 
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自由党の掲げる自由主義ってのはこの時代の人たちにとって
夢のような憧れの世界だったんだろうな。
    だから自由党の思想を聞いたとき、
    秩父の人をはじめ、地方の町村民は、それが実現するんだ!と、
    そこに一筋の光を見出し大きな希望を抱いた。
    だからこそ板垣退助と自由党に大きな夢と勇気を持ち、
    自分たちで改革するんだという野望とも言える願望を抱いたんだ。
 
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西大井駅から徒歩3分の所にある伊藤家廊所 伊藤博文の墓がある
一年に数日 特定された日だけ公開されるという
 
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この秩父事件の参考資料として有名な、佐久自由党員、早川権弥という人の日記がある。
その日記の一文を引用しよう。
    当路(当時、のことか?)の官吏羽翼ヲ張リ嘴(くちばし)ヲ伸バシ
身ハ肥馬軽装ヲ放ルルナク珍肴美酒ヲ常トナシ
朝ニハ天下ノ大政ヲ議シ 夕ニハ美人ノ膝ヲ枕トス
    
 
 
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朝には議を成し夜は美女の膝枕だとよ。
まるで民主党や自民党と一緒だな。
 
 
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今も昔もたいして進歩がないってことはさみしいことだけど、
だから歴史を学んでみる価値もあるんじゃないか。
 
    さてっ、と。中途半端で悪いが、オレの話はここまでだ。
 
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なんだよずいぶん生殺しじゃねえか(笑)
 
 
イメージ 8ここから先はオレもよく知らないんだ。
あとはお前自身が足使って調べてくれ。
    オレもお前の調査を期待して楽しみにしてるぜ。

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こんばんは

秩父事件ってこんなに奥深い政治に絡んだ事件だったんだ〜
秩父事件って名前は良く聞くけれど詳しい事は
何も知らなかったわ〜
今、さらっと読んだだけだからもう一度しっかり読まないと
ボケた頭に入らないわ〜(^^ゞ

ぽち☆

2012/2/15(水) 午前 0:25 KEI

けいちゃん
ホントにかいつまんであらすじだけ書いたんだけど、
要するに当時の政権も国民のことより自分のことしか
考えてないお偉いさんばかりだったみたいだよ(笑)

いつの時代も似たようなことやってるんだなって、
そう感じました(>_<)

時間があったら読んでみて(^^ゞ

2012/2/15(水) 午前 4:40 しぃさぁ

こんばんは★
秩父事件の経緯、詳しくかかれていて、とてもわかりやすくて、勉強になりました!
私は、大政奉還後の日本については無知に等しいので、興味深く拝読させていただきました。
秩父事件については残念ながら、私が小学生の頃、暴挙に出た農民たちの騒動、として習いました。
しかし、今考えれば、明治の時代の膿といいますか、それが化膿した結果の一大事件だったわけですよね。これからも、記事楽しみに待ってます(^O^)/

2012/2/17(金) 午前 0:24 [ - ]

山吹姫
お付き合いくださって光栄です(^^ゞ

そう、姫の言うとおり、幕末は人気があるけど、
それ以降はあまり知られてないんですよ。

今年から数年十数年かけて
明治という時代を調べ楽しみたいと思ってます。

こんなふざけたような内容の記事ですが、
史書資料集は文章が難しく、理解しかねる部分も多いので
せめてここではできるだけ噛み砕いてお伝えしようと思います。

ちょっとづつ時間をかけて頑張ります。
またお付き合いくださいね(^^ゞ

2012/2/17(金) 午後 9:22 しぃさぁ

喜多さん、実に詳しく写真と共にリポート有難う御座いました。そしてお疲れ様!ポチ☆
もしもこの時代にインターネットや携帯電話、せめてテレビやラジオでも良いや!情報の伝達が早くなる手段が有れば秩父事件も未然に起こらなかったかもね。でも自由党の暴走って、西郷隆盛が下野した時の薩摩の青年団たちの暴徒似てますな。あれで西南戦争が起こったんだから…歴史は繰り返すってか^^

2012/2/18(土) 午後 11:19 お茶犬

野次さんコメントありがとう!
いつか野次さんとゆっくり秩父路を歩きたいね。
明治と言えばまだ新しい時代なんだけど、
知らないことが多過ぎる(>_<)

西南戦争は正直よく知らないけど、
これから勉強することになると思います。
なんか、明治にハマってしまった(笑)

2012/2/19(日) 午後 7:10 [ しぃさぁ ]

喜多さん、トラバったぜぃ(*^o^*)!!

2012/8/19(日) 午前 6:27 お茶犬

野次さん
さんきゅ(^^ゞ

2012/8/19(日) 午前 7:01 しぃさぁ

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