御洒落名匠狂言会
7月10日(土)に名古屋能楽堂に狂言を観に行ってきました!
この日の天気は「くもり」。でも、すごく暑かったぁ(>_<;
地下鉄の駅から名古屋城のお堀跡の横を
ひたすら てくてく歩くと 名古屋能楽堂が見えてきます。
時間として約10分・・・。
すでにワタシの体力は限界・・・早く萬斎さんにお会いしてエネルギー補給をぉぉ(笑)
冗談はおいといて。。。
先日も投稿しましたが、今日は襲名披露記念の狂言会です。
萬斎さんはお祝いの小舞・鮒で出演されました。
さてはて いつ萬斎さんは出てくるのか・・・
パンフレットをチェック
・・・結構先だぁ。ま、お楽しみは最後っていうしね!
13時30分はじまり はじまり〜
ワタシの席は中正面席(正面と脇正面の間・舞台を斜めから見れる席)のい列(2列目)でした。
少し目の前の目付柱(舞台にある4本の柱の正面から見て手前右の柱)が邪魔だなぁって感じたけど、舞台は手が届くほど前!
許容範囲〜(って思ったけど・・・)
まずは
==== 素囃子 獅子 ====
でした。これ聞いたことあるかも・・・。たぶんきっとあの「獅子」って言えばわかるかなぁ・・・。
二人袴(ふたりばかま)
野村萬さん(人間国宝)が親、萬蔵さんが舅役で出演されました。
萬さんは弟の万作さんに、萬蔵さんは萬斎さんによくにていらっしゃってビックリしました。
一枚しかない正装の長袴を聟(むこ)入りする息子と父親が代わる代わる穿いて、舅に挨拶をします。
しかし最後には一緒にと言われ、一枚の長袴を本当に前後ろに裂いて、エプロンのように着けて舅の前に出ます。
しまいには舞を所望され、後ろを見せないように舞を舞う二人がなんとも滑稽!
笑いのうちに幕を閉じました(幕はないんだけどね)
清水座頭(きよみずざとう)
今回のメイン井上菊次郎さんが座頭(ざとう:盲人)でした。
この演目は笑いの要素は一切ありません。シリアス?な感じ。
和泉流だけに伝えられる名曲なのですが、ごめんなさい・・・ちょっと睡魔が。。。
〜休憩15分〜
急に訪れた睡魔さんと戦うために、廊下で ひと休みひと休みっと
那須与一語(なすのよいちのかたり)
狂言師のならいものとなっている「語り」です。
有名な那須与一の扇の的を射る件を、与一・義経・後藤兵衛実基、そして語り手を演じ分けながら語るのですが
あちゃ〜・・・まったくわからない
ただ、語り手さんの気迫にはすさまじいものを感じました。
息遣いまで聞こえていて、内容を理解できていたらもっと感動したんだろうなって、ちょっと反省しました。
小舞・鮒(こまい・ふな)
野村萬斎さんです!!よっ!待ってました!!
「鮒」は能「白髭」の間狂言で特殊な替間の時に、鮒の精が舞うものを小舞に仕立てたもので、祝言の曲
舞なので、お声は聞けないのかなぁって思っていましたが
最初に少しだけ地謡を謡われたのでお声は聞けました。よかった♥
もうドキドキして瞬きをするのがもったいなくて、目を見開いて観てました。
す〜って飛んで?バンって着地して?もうホレボレ♥ ♥
目付柱ぁぁぁぁ あなた邪魔!!
対角線上に萬斎さんがいることが多く、お姿が全く見えないこともしばしば・・・(>□<;うきゃぁ
でも一つイイことが!
舞の途中に笛柱(目付柱の対角線上にある柱)から目付柱へ
つつ〜って萬斎さんが向かって?きたんです!!
ってことはワタシに向かってきたようなもの!!
倒れそうになりました。
そのドキドキが静まる間もないうちに・・・
えっ???
もう終わり???
えみち時計では5分くらいだと思うんだけど
萬斎さんとのステキな時間はあっという間に終わってしまいました。
でもステキな舞を観ることができて幸せだったし、嬉しかったです。
なんて言葉で表現したらいいのかわかんないんです。
萬斎さんの存在感とかすべてに毎回驚きます。
萬斎さんの舞われたあとの拍手が一番大きかった気がします。
(しかも、ざわざわしてたの。たぶん、おじちゃま・おばちゃまが「あれが野村萬斎だよ」って言っていたに違いないと思う。ワタシは浸りたかったのに〜!)
小舞・海道下り(こまい・かいどうくだり)
京都から東への下向を、途中の宿場、地名を折り込みながら不破の関まで謡ったもの
悪太郎(あくたろう)
酒飲みの悪太郎が伯父の家を訪れ、酒を強要し挙句の果てには岐路で酔いつぶれてしまいます。
その様子を見た伯父は悪太郎を改心させようと、長刀と小刀を取り上げ、僧体に改めて夢のお告げのように「汝が名を南無阿弥陀仏とつくるぞ」と言い残して立ち去ります。
眠りから覚めて自分の姿に驚いているところに、告げられた名を呼ぶ僧がやってきます・・・。
その僧が「南無阿弥陀仏〜」と言うと返事を「あい」ってする悪太郎。
リズムまでとってやり取りをして面白かった!
悪太郎の大酒飲みで乱暴者だけど、実は正直者で単純な男なんだって思いました。
〜休憩15分〜
この頃になるとかなり疲れてきてます。。。
千切木(ちぎりき)
嫌われ者の太郎が連歌の席に呼んでもらえず、腹いせに悪態をつきます。
しかし、皆からボコボコにされて目を廻していると
駆けつけた太郎の妻は、尻込みする夫を叱咤激励!棒を持たせて一軒一軒仕返しに・・・。
仕返しに行って、留守だとわかると強気になる太郎が面白い!
わわしい妻(演者さんはなんだかその役にぴったりだったから笑えた)の夫想いな姿がイイなって思いました☆
こんなに演目盛りだくさんで3,500円は安い!
萬斎さん目当てってのも最初はあったけど
充実した内容だったし、観に行ってよかったと思います。
でも、終了時刻17時30分・・・長かったぁ。
お疲れさまでした!
その後・・・
最後の力を振り絞って、駅まで歩き、栄のカフェでくつろぎました。
そしてバーゲンへ・・・疲れはいずこに!(笑)
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