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私は昔、いわゆる”お水”をしていた。もう10年以上前の話だ。お酒はほとんど飲めない私だが、天職ではないか...と思うくらいはまり、約2年も働いたのだ。一緒に入店した友達は「ここはおさわりクラブか!!」といつも客に悩まされていたが、私は運よく、その様な目に合うことはそうそうなかった。そんなある日、お店を終えて帰宅途中の電車の中、少しほろ酔い気分でつり革を持って立っていた。ふと、周りを見渡すと何人かの男性が私を見ているでわないか...中にはちょっとテレながら見ている人もいる。”え〜、ちょっと今日イケてる〜?でも今日はだめだめ帰らせて。疲れてるし、明日早いから〜” ”でも、相手によってはお茶するぐらいはいいか。ウフッ”と頭の中はあんなことや、こんなことでいっぱいであった。しかしいつまでたっても誰一人声をかけてこないのだ。それに、妙に目線がおかしい...あきらかに顔ではなく、少し下の方を見ているではないか。”ん?”私はゆっくり自分の胸元に目をやった...貧血で倒れそうになった。
”12番 ありさ”と書いた店の名札を付けたままだった...アホだ...死にたい...私の店はわんさか女の子がいたため、全員名札を付けていたのである。そりゃあ見るわな...私はその場に耐えきれず、次の駅で降り、何を考えるでもなく、その名札をつけたまま、途方に暮れていたのであった...。 |

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