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南です。日本で唯一のストーンズ、オフィシャル・フォトグラファー
有賀さんの貴重な裏話、本日は後編っす!
ストーンズと有賀さんの深い関係をつくるきっかけとなった
思い出のNY記者会見前での有賀幹夫さんの心配ごととは・・・?
番外編2 『灼熱のNEW YORK!ラジカセを持ってついにミックが登場!』
それは7月になったら約1週間以上に渡り、
日本のレピッシュという素晴らしいバンドの
WOODSTOCKレコーディング取材に関わる
仕事が入っていたからです。
この時までにストーンズにはなんとかアクセスできるだろう
と思って旅にでたのですが、考えがあまかった(あたりまえですが)!
これはバッティングしそうだなー、、、
と。
僕のようにフリーで仕事をしている者にとっては
どんな理由であっても仕事のバッティングは、
あってはならないことです。
それでレピッシュと合流したときに僕は彼らにこうきりだしました。
ストーンズが近日中にNEW YORKで記者会見をするのらしいのですが、
レピッシュの仕事の期間中の場合その時だけ
抜けだして記者会見に行かせてもらえませんか?
と、、レピッシュ側の答えは本当にありがたいものでした。
ストーンズみたいなバンドをどんなかたちにせよ撮影するチャンスがあるのなら、
それを止めることなんて誰にも出来ませんよ。
日にちが重なったとしてもぜひストーンズを撮影してください。
幸いレピッシュの仕事もWOODSTOCKでのメインの撮影を終了し、
記者会見当日はNEW YORKのイースト・リバーでのプロモーション・ビデオ撮影の現場に移り、
そこから僕の長いようで短い1日が始まりました。
とても暑い日でした。
記者会見場までの移動ではレピッシュ・ロケ地の
イーストリバーのあたりからはタクシーまったくつかまらず、随分歩きました。
時間に余裕があるはずなのにあせりまくりで、
カメラ・バッグが本当に重かった!
やっとたどり着いた記者会見場のグランド・セントラル・ステーションで
池田さんたちと再合流。
会場はすごいことになっていました。
ポリスの設置した柵の向こうでは、
KEEF!、KEEF!
とファンの大合唱。
(これはKEITHが当時NEW YORKに住んでいたからでしょう。
後にNEW YORKで知り合った友人はKEITHが犬の散歩をさせているのに
遭遇したことがあるそうです。)
世界中からの取材陣(多分、、、)。
そしてストーンズ登場、
MICKの
ハーイ!エブリボデー
のお得意のあいさつ。
MICKのかかえるラジカセからは新曲(にして大名曲の)MIXED EMOTIONが、、、
遂に73年からファンだったあこがれの人たちをまじかで見ることができ、
カメラマンしても貴重な写真を撮れたのです。(添付写真)
BILL WYMANは残念なことに90年のツアー終了後しばらくして
ストーンズから脱退してしまいましたが、
今日まで変わらないストーンズの順調な活動は、
この89年の仕切りなおしから再スタートしたわけです。
僕もこの記者会見をきっかけにはずみがつき、
自分なりのストーンズ初来日公演を迎えることができました。
この時の体験(というよりBIG BANG級の衝撃)が、
未だにストーンズに尊敬と感謝の気持ちをもって向かう
モチベーションになっているのです。
有賀
*photo by MIKIO ARIGA
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