しぶかわっ

渋くてカワイイをコンセプトに有閑主腐えみぃチカがひねもす日々の妄想を綴ります

全体表示

[ リスト ]

だ!だ!だ!大ショック!!佐藤史生先生逝去!!
えみりんは佐藤史生先生の20年来の大ファンで、今年初頭の石の森章太郎記念館での個展も日帰りで見て来たばかりでした。その時記念館の方に入院中と聞いて、心配していたのですが、不吉な噂が最悪の結果になってしまいました。
 
初めて読んだのは高校生の時。友達から借りた『夢みる惑星』でした。ちょうどその頃プチフラワーを購読していて載っていた『ワンゼロ』にリアルタイムにはまりました。
 
今の少女まんが家さんに比べると、決して絵の巧い方ではなかったと思いますが、それでも画面は計算され抑えられた美しさで、キャラクター達は研ぎ澄まされた侵しがたい気品を備えていたように思います。 科白がまた文語的でカッコ良く、権威あるキャラクター達が語ると、思わずははぁと叩頭してしまいそうな厳かさ。

佐藤史生の真骨頂は、よく錬られた密度が濃くて深いネーム(コマ割りを含む科白廻し)にあったように思うのですが、夢みる惑星の冒頭のモデスコ王が登場して世界設定や作中の地理、キャラクター紹介までしてしまうくだりなどお手本にしたい鮮やかさですし、『ワンゼロ』の鬼神の衆の生まれ変わりのアシュバ達が過去世を思い出すくだりは、何度読んでも肌が粟立つような怪しさでした。
 
広汎な知識に裏打ちされた慧眼は1980年代に描かれた近未来SFと言うよりは今日のネット社会を予見していて、今読むとリアルタイムのサイエンスファンタジーのようで驚かされます。
 
多くの後続の作家さんたちに影響を与えて来ましたが(『12国記』と『獣の奏者』は絶対佐藤史生の影響下にあるとえみぃチカは勝手に思っているのですが)近年は作品を発表されず、寂しく思っておりました。

とにかく、残念で残念でならないのですが、ご冥福をお祈りいたしております。合掌(;人;)

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事