しぶかわっ

渋くてカワイイをコンセプトに有閑主腐えみぃチカがひねもす日々の妄想を綴ります

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『レディ・ジョーカー』を読み終わってもまだ興奮冷めやらず、その勢いを借りて去年の発売後すぐに買ったのにつん読になってしまっていた『太陽を曳く馬』を読み始めました。
ちょうど、仏教への興味がわさわさしている時期だったこともあり、前回中途挫折した小難しい宗教論にも投げ出さずに読めています。
しかし、常々高村薫女史の文章を読む度、うっすらと感じていた「なんか離人症ぽい」印象がすごく強くなっていて、合田しゃんのぼんやりっぷりがなんだかヤバげになってしまってます。(ネタバレになっちゃうので読む人は反転してくだされ)→レディ・ジョーカーの最後でくっついたとおぼしき合田と加納があれから6年を経て、別れて3年になっちゃってるんですよね・・・・・・!!←なんでっ?どうしてえ〜ぇぇぇっっっ?!加納も合田もお互いに未練ありまくりっぽいのに別れていて、加納が合田のことを嫌いになるってことはたぶん無いと思うので、恋愛モードにスイッチ入んなくてぐーるぐるする合田の手を加納が離してあげたってカンジなのでしょうか。
離人症のことを知っているわけではなくて仄聞するのみなんですが「レディ・ジョ」までの合田の脳にインプットされる経験や情報と涌き起こる自分の感情がうまく繋がらず、日々の生活に現実感を無くしている感じ。隣で親友が自分に対する片思いをだだ漏れさせているのにも気づけずに、その親友を待ちわびる自分の気持ちにもフタをして、で、挙げ句の果てに犯人と心中ですから・・・!オソロしく高い脳スペックでなにやっとるんじゃ、この男。
合田しゃんに欠けている物、それはトーマがユーリにあげようとしたもの、なくしてしまった翼。それは人生を駆け出す翼、自分を肯定する心と人を愛する強さでしょう。思えば『はみだしっこ』ならグレアム、『トーマの心臓』ならユーリが好きでした(今は違うキャラの方が好きになってきた)合田しゃんに惹かれちゃうのはしょうがないねぇ〜。加納とくっついて失った翼を手に入れているのかと思ったのに。
それにしても、いつもいつも控えめに、最低限の描写しかファンに漏らしてくださらないミステリーの女王さまなんですが、女王さまの精緻な大脳皮質には、加納とくっついて、3年後に別れるまでのストーリーができておられるのですね。読ませて〜〜。J×NEあたりに、別ペンネームでいいから、刑事の小生と元判事の元義兄でいいからなんか書いてくださらんものか。切に希望いたしまする。

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