しぶかわっ

渋くてカワイイをコンセプトに有閑主腐えみぃチカがひねもす日々の妄想を綴ります

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ご無沙汰しております

昨年春にTwitterにハマって以来、放置していてすみません。ちょっと今Twitterとの連携を暗中模索中。さてどうなりますことやら。

梅エキスを作ったよ!

昨日は、梅エキスを作りました。
たまに、見かけるいにしえからの民間治療薬なんだけど、えみぃちかも結婚するまで知りませんでした。
 
朝摘んだばかりの梅の実を10㎏買ってきて、皮ごと実をすりおろすと緑のリンゴのすり下ろしみたいな状態になります。これをガーゼでぎゅうぎゅうに搾って、陶器のお鍋で300㏄位ずつゆっくりゆっくり煮詰めて、10分の1くらいの焦げ茶色のドローリとした液体にするのです。胃腸に効くとされているのですが、強烈に酸っぱいので、ふだんは小さじ4分の1くらいのをカップ一杯のお湯で薄めて、ハチミツを加えて飲んでいます。殺菌作用もあるらしいので、胃腸の他にも風邪予防とか。
私は酸っぱいモノ嫌いなので、あまりふだんは飲んでいないのですが、主人はよく胃が弱るので週一くらいで飲んでました。去年えみぃちかはノロらしいウィルスにやられたことがあり、トイレの便器にかがむのが間に合わず、トイレのドア開けたトコから便器に向かって、巨神兵のように吐いたことがあるのですが、吐いて吐いてもう吐くモノがなくなっても、吐き気のげぶげぶが止まらなかった時、亭主が「飲んでみ」とかなり濃い梅みつを作って飲ませてくれて、そうしたら、すごいすっきりして快方に向かいだしたという経験があるのです。
亭主の実家では、家族全員の1年分を、この季節にまとめて作るという行事があり、今日は人を呼んですりおろしてもらい、すったそばから私がぎゅうぎゅうとモッタイナイので渾身の力で搾り、姑が煮詰めるという運びになったのですが、梅の実10㎏から、一升瓶三本くらいの菓汁を搾り出し、それを煮詰めても小さな瓶に10本くらいしかできないのですね。貴重品だぁ。
梅の季節なだけに、連日テレビでは梅の健康への効用を流す流す。胃にいいとか、ガン予防とか、インフルエンザにかからなくなるとか、姑のモチベ揚がりまくり。
朝10じに梅が届き、水で洗って、おばあちゃん2人が来てくれてひたすらすり続け、お昼休憩をはさんで4時まですりおろし続け、姑と私は五時過ぎくらいまで煮詰め続け、なんとかかんとか。
 
体力的にはそんな大変でもなかったんだけど、やっぱり酸が強いのか、最中から荒れた手がヒリヒリして、途中からそうか!中和すればいいのだ!と重曹振りかけると嘘のようにヒリヒリが消える。また絞りだすと痛いんだけど。ガマンできなくなったら、また重曹で中和してと言うのを繰り返しました。
   終わった後、クリーム塗って手袋して寝たんだけど、朝起きたら皮膚赤く突っ張って、指曲げられねぇ(-"-;)梅の酸、恐るべし!! でも、スリおろしたての梅はキレイなウグイス色で、搾ってると爽やかな良い香りがして、スゴく美味しそう。搾りカスを口に含だら、ビックリするくらいまずいかった 亭主に言ったら「都会育ちは怖いモノ知らずだなぁ」だって!怖いモノだらけなんだけどね!!

『太陽を曳く馬』読了

高村薫著『太陽を曳く馬』読了しました。難解だ難解だと言われる『晴子情歌』以降の三部作の最終作をフライングして読んでしまいました。これだけ合田雄一郎警部が出ていると仄聞したのでね。仏教論もテンコ盛りだと聞いてましたし。
昨年、発売直後に購入してツン読していたのですが、出会うべくしてこのタイミングで読み始めたな、自分の無意識が心の準備ができるのを待っていたのだな。と感じました。結論から言うと面白かった。
常々高村薫は、登場人物達の心の中に次々と浮かんでは消える泡のような思考を微少な細部まで構築して描写する作風ですが、それがもう本作は秒単位でさえなくてナノセカンド単位なんですわ。そんな風に絵画を前にした人間の視神経の理解の過程まで描き尽くそうとする前半はちょっと冗長に感じましたが、
後半の仏僧達がオウム真理教について議論している場面を合田に回想している場面は食らいつくようにして読みました。まるで仏教哲学の宝石箱に首を突っ込んだかのような、目も眩むような煌めき。
さあ、ではそれを自分が理解したかと言えば全く心許ないのですが、常々仏教に対して抱いていた言葉にできない疑問を、メガネをかけさせられてはっきりと見せつけられたような切り込み方と、それに対する果たして専門家でもここまで広汎な仏教の思想を語れるだろうかと思わせる弁舌を、現代の宗教のあり方を含め元オウム真理教の僧侶について議論する禅家たちの口から語らせているのです。どんだけアタマいいんだこの人、感嘆するばかりです。
 
『レディ・ジョーカー』を読み終わってもまだ興奮冷めやらず、その勢いを借りて去年の発売後すぐに買ったのにつん読になってしまっていた『太陽を曳く馬』を読み始めました。
ちょうど、仏教への興味がわさわさしている時期だったこともあり、前回中途挫折した小難しい宗教論にも投げ出さずに読めています。
しかし、常々高村薫女史の文章を読む度、うっすらと感じていた「なんか離人症ぽい」印象がすごく強くなっていて、合田しゃんのぼんやりっぷりがなんだかヤバげになってしまってます。(ネタバレになっちゃうので読む人は反転してくだされ)→レディ・ジョーカーの最後でくっついたとおぼしき合田と加納があれから6年を経て、別れて3年になっちゃってるんですよね・・・・・・!!←なんでっ?どうしてえ〜ぇぇぇっっっ?!加納も合田もお互いに未練ありまくりっぽいのに別れていて、加納が合田のことを嫌いになるってことはたぶん無いと思うので、恋愛モードにスイッチ入んなくてぐーるぐるする合田の手を加納が離してあげたってカンジなのでしょうか。
離人症のことを知っているわけではなくて仄聞するのみなんですが「レディ・ジョ」までの合田の脳にインプットされる経験や情報と涌き起こる自分の感情がうまく繋がらず、日々の生活に現実感を無くしている感じ。隣で親友が自分に対する片思いをだだ漏れさせているのにも気づけずに、その親友を待ちわびる自分の気持ちにもフタをして、で、挙げ句の果てに犯人と心中ですから・・・!オソロしく高い脳スペックでなにやっとるんじゃ、この男。
合田しゃんに欠けている物、それはトーマがユーリにあげようとしたもの、なくしてしまった翼。それは人生を駆け出す翼、自分を肯定する心と人を愛する強さでしょう。思えば『はみだしっこ』ならグレアム、『トーマの心臓』ならユーリが好きでした(今は違うキャラの方が好きになってきた)合田しゃんに惹かれちゃうのはしょうがないねぇ〜。加納とくっついて失った翼を手に入れているのかと思ったのに。
それにしても、いつもいつも控えめに、最低限の描写しかファンに漏らしてくださらないミステリーの女王さまなんですが、女王さまの精緻な大脳皮質には、加納とくっついて、3年後に別れるまでのストーリーができておられるのですね。読ませて〜〜。J×NEあたりに、別ペンネームでいいから、刑事の小生と元判事の元義兄でいいからなんか書いてくださらんものか。切に希望いたしまする。

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